【新日本】内藤&SANADAが36分超えの死闘を制し新タッグ王者に!7.25ドームでタイチ&ザックがリベンジ要求!!<7.11札幌大会・全試合結果>

▼第5試合 30分1本勝負
マスター・ワト ×
vs
鷹木 信悟 〇
14分50秒  ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

鷹木「ビッグマッチのセミファイナルだぜ、オイ。ワトは頑張った方じゃねーか。少しは楽しめたよ。だが、まだ差があるな。また強くなった時は、ワト遊んでやるよ。

それはそうと、今日も飯伏は休みか。残念だ、飯伏。まあでも、仕方ねーな、こんなご時世だから。だがよ、飯伏、勝手に潰れんなよ! おまえを潰すのは、誰でもない、なんでもない、この俺だ!

7.25東京ドーム、こんなご時世でこんなこと言ったら怒られるかもしれねーけど、あえて言わせてもらう。飯伏幸太! どんな状態であろうと、東京ドーム、リングに上がってこい。もう一度言う。おまえを潰すのは、この俺だ」

ワト「あぁ、悔しい……おまえのレベルまで、鷹木、這い上がってやるよ」

 

▼第6試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
<チャレンジャーチーム>
SANADA 
内藤 哲也 〇
vs
<第89代チャンピオンチーム>
ザック・セイバーJr. ×
タイチ
36分57秒  デスティーノ→片エビ固め

※タイチ&ザックが初防衛に失敗。内藤&SANADAが第90代王者組となる。

■内藤のマイクアピール
「ブエナス・ノチェース、札幌ーーーーッ!去年の9月以来、10カ月ぶりに新日本プロレス、そして我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがここ札幌に帰ってきたぜ、カブロン!コロナの影響でいろいろと大変な状況の中、昨日、今日と真駒内セキスイハイムアイスアリーナへお越しくださったたくさんのお客様、心から感謝致します。グラシアス・アン・アミーゴス。それから俺がIWGPタッグ王座を獲るのは11年ぶりということで、IWGPタッグ王座への挑戦をおすすめしてくれた人、そして今日一緒に戦ってくれた男にも感謝致します。グラシアス・SANADA。とはいえ、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは常に競い合うユニット。今現在間違いなく先頭を走っているのは鷹木信悟でしょう。この状況を俺もBUSHIもSANADAも、そして欠場中の高橋ヒロムも悔しくないわけがない。じゃあ、次の札幌大会の時はいったいこのユニットのトップは誰が走っているのか?鷹木信悟なのか?それともそれ以外のメンバーなのか?皆様、次回の札幌大会を楽しみにお待ちください。その答えはもちろん、トランキーロ!あっせんなよ!ではでは、皆様、最後はいつものあれ、今日も是非心の中で一緒に叫んでください。新日本プロレス札幌2連戦、最後の締めはもちろん、BUSHI!SANADA!ヒロム!鷹木!イ・内藤!ノスオストロス!ロス・インゴベルナブレーーーース!デ!ハッ!ポーン!」

■試合後バックステージコメント

タイチ「ハァ……、去年から6ヶ月、6ヶ月かけてやっとG.o.Dから取り戻したベルトだったんだ……。地元で1回も防衛できずに手放すなんて……。コロナになったりよ、いろいろあって、それでも取り戻したベルトなんだよ。そう簡単に終わらしてたまるか。ああ? 今ごろ、G.o.Dの連中も笑ってるか、国帰って。ええ? ザマ見ろって笑ってるのか? アイツらだってよ、生半可なヤツらじゃねーんだよ。それから取り戻したベルトを、こんな簡単にアイツらに渡すわけねーんだよ。今日の敗因は1つだけだ。ザック、内藤のこと嫌い過ぎたこと。オレも嫌いだ内藤のこと。ムカつくんだよ見てたら。それも全てアイツの手の内だったって事だな。やられたよ内藤。全部作戦だったな。でも、内藤、SANAやん。言いたいことわかるな? オレらが言いたいことわかるよな? おまえらには“貸し”があるんだ。戻って来い、戻って来い、早く戻って来い。今すぐ会いに言ってやる」

(※このまま内藤、SANADAのインタビューへザックと共に向かった)

内藤「11年ぶりにIWGPタッグ王座を奪取したわけで。まあ、リング上でも言った通りIWGP挑戦を誘ってくれたSANADAには感謝してますよ。それから、先前から言っている通り、タイチ選手、そしてザック・セーバーJr.選手は“偉大”なタッグチャンピオンチームだよ。そん……」

※ここで、タイチとザックがインタビューブースに乱入する

ザック「黙れ、この野郎! 俺は”トランキーロ”なんかじゃいられない。お前が勝ったのはまぐれだ。お前みたいなバカが相手じゃ真剣に勝負できないんだよ」

内藤「チョット・エイゴワカラナイ。ニホンゴ、ニホンゴオネガイシマス」

ザック「(日本語で)リマッチ、リマッチクダサイ、リマッチクダサイ、リーマッチ。スペイン語で”リマッチ”って何て言うんだったけな?」

内藤「(ZIMAを差し出し)オサケクダサイ?」

ザック「ZIMAはベルトを取り返した時まで取っとく。もし次もお前らが勝てたら、その時はさすがに俺も”トランキーロ”になるしかない。何ならカンパイしてやるよ」

内藤「ちょっと……英語わからないんだ」

ザック「この野郎、分かってるくせに! ”リマッチ”、スペイン語で何て言うんだ?」

内藤「ノー・ワカラナイ、ワカラナイネ。ちょっと、通訳してもらっていいですか。ワカラナ~イ。エイゴワカラナ〜イ。イングリッシュ、ワカラナイ」

ザック「(日本語で)オモシロイ。分からないフリしてればおもしろいと思ってんのか? バカ野郎。SANADA、いつまでこんな奴と組んで時間を無駄にするつもりだ?もっといい相手がいるだろ」

タイチ「バカだからしょうがない、小卒だ小卒」

内藤「中学校は卒業したから……」

タイチ「小卒だろ」

ザック「お前らじゃすぐにそのベルトは落とすだろう」

内藤「要するに何なの?」

タイチ「わかるだろ言いたいこと! オレらが来たってこと。わかるだろ? なあ。おまえらにはさ、貸しあんだよ。あんなクダらねー調印式、あれでやってやったじゃん。ええ? 付き合ってやったじゃん。貸しあんだよ」

内藤「アレは貸しはないでしょう」

タイチ「なあ、言いたいことわかるだろ?来たって事は言いたいことわかるだろ?」

内藤「なに出口? 出口あっちですよ」

タイチ「何を言ってるんだおまえは」

内藤「え? 違うの?」

タイチ「ZIMA飲み……」

※タイチとザックが机の上にあったZIMAを取って飲みだし

内藤「トイレ?」

タイチ「言いたいことわかるだろ? 貸しがあるんだよ」

内藤「なに?」

ザック「(ZIMAの栓を開けて)カンパイだ この野郎!」

内藤「ハッキリ言ってくれないとわかんないな。ほら、クチに出さなきゃ。誰にも何も伝わんないよ」

タイチ「もう1回、やらせて、いただきましょうか。貸しがあるんだ。返してもらう」

内藤「貸し?」

タイチ「1回貸しがあんだよ、返してくれ」

内藤「いやいや、じゃーじゃーじゃー、仮にもう1回やるとするよ。仮にね。どこでやりたいの? どこでやりたいの? 明後日の青森? その次の由利本荘? その次の後楽園? その次の龍ケ崎? え、どこでやりたいの?」

タイチ「やってくれんの? やってくれんだったら……」

内藤「仮の話だよ!」

タイチ「もうどこでもいいよ」

内藤「じゃあ、この後やっちゃう?」

タイチ「この後でもいいよ」

内藤「やっちゃう?」

タイチ「明後日、青森でもいいぞ何だったら。青森でもやってやってもいいぞ、オイ。なあ、青森の客、今喜んでるんじゃないか」

内藤「だろうね」

タイチ「と、言いてえとこだけどよ。そんなド田舎でやったってしょうがねーんだよ。なあ、オレら、東京ドームで防衛するプランがあったんだよ。テメー、邪魔しやがってよ。ええ? 東京ドームで、挑戦受けてもらおうじゃねーか。オレらのプランはもともと東京ドームでオレらタッグタイトルやる予定だったんだよ!邪魔しやがって」

内藤「でも勝てばね、できたけどね。残念だったね」

タイチ「そうだ、その通りだよ。でも! 貸し1回があんだよ」

内藤「貸しはないな! アレわかってて、わかってて書いたじゃん。仮にじゃあココで、OK出したら逆に貸しだよ。」

タイチ「なんでだよ!」

内藤「貸し1だよ」

タイチ「貸しを返して」

内藤「貸しを作って」

タイチ「なんで借りを借りて貸し貸して、何だよ訳わかんねーなおまえ! そういう揚げ足取りをするんじゃねーよいつもよ! おまえだから、やるんだね! やってくれるんだな、じゃあ。決まりだな」

内藤「そうだな、じゃあ……」

タイチ「東京ドームでもう1回、用意してくれ」

内藤「東京ドームでは」

タイチ「オレらの貸しを返してくれ」

内藤「オレがその舞台の準備するかしないか、そうだな〜」

タイチ「やるな!」

内藤「その答えは何かな」

タイチ「やるんだな! なあ……」

内藤「も・ち・ろ・ん」

タイチ「わかったわかった、おまえ、オイ! 1回黙れ! うるさい! おまえは聞いてないんだよ」

内藤「答えはもちろん……」

タイチ「おまえはずっと喋ってばっか、おまえばっかり」

内藤「え? オレじゃないの」

タイチ「オイ、SANAやん。聞かせてくれ、おまえの気持ち。SANAやん。(内藤)おまえはいいんだよ!」

内藤「内藤の? 内藤の?」

タイチ「だからムカつくんだよ! 今日はおまえの……」

SANADA「タイチ兄やん、タイチ兄やん」

タイチ「なんて?」

SANADA「タイチ兄やん。ちなみに! SANADA、内藤組は好きですか?」

タイチ「内藤は嫌いだけど、オレはSANAやんの事好きだよ」

内藤「……オレは?」

タイチ「嫌いに決まってんだろ! おまえ屁理屈男だからな!」

内藤「PORQUE? PORQUE?(どうして? どうして?)」

タイチ「SANADA、オレはお前のこと好きだよ。兄弟だろ。兄弟みたいなもんだろ。同じ所で育ってよ。同じ道場で育ったじゃねーか」

SANADA「いやでも、2人のこと好きになってくれないと、ちょっと、ねえ。タッグなんで」

内藤「どうなの? もう正直に言ったらいいじゃん!」

タイチ「2人とも好きだよ」

内藤「だろうね!」

タイチ「ああ、だからやらせてくれよ東京ドーム」

内藤「ザックは? ザックは?」

ザック「(日本語で)SANADA、リマッチ、オネガイ。オネガイ」

タイチ「SANAやんに決めさせる、(内藤)おまえはいいんだよ、どうせ屁理屈しか言わない! SANAやん! やってくれよオレらに! 気持ち受け取ってくれ!」

SANADA「まあ、そんな、好きだったら、やってやっても、いいよ」

タイチ「やるでいいんだな」

SANADA「うん」

タイチ「(サムズアップして)これだな」

SANADA「うん」

ザック「(日本語で)ホントウ? ありがとう、SANADA。でも内藤は本物のバカ野郎だ」

タイチ「決まったな。東京ドーム」

内藤「ウソつき! ウソつき! ウソつき!」

タイチ「東京ドームまで預けといてやるよ。SANAやん、SANAやん、また会おう。明後日からすぐ会おう。なあ。酒でも飲んで寝ろ!」

内藤「オレなんであんな嫌われてるんだろうなあ」

SANADA「まあでも……」

内藤「SANADAは? オレの事好き?」

SANADA「YES、(何度も頷き)YES。まあでも、今日、さんざん喋ったんで、あと内藤さん、宜しくお願いします」

内藤「昨日から始まった『SUMMER STRUGLE』。この長いシリーズ、まだ今日2日目ですか……。まだ1ヶ月以上、このシリーズは続くわけでね。明後日には青森、その次は秋田由利本荘。試合がずっと続くわけで。もうこれ以上喋ってる場合じゃないや。これ以上、俺たち2人の話を聞きたかったら、明後日、青森、前田アリーナに来たら? そこで嫌という程……喋ってあげようか? もし聞きたかったらね、青森前田アリーナでお会いしましょう。じゃ、アディオス! (※SANADAがZIMAを並べると、ZIMAに触るも持たずに)オレ“アルコール”苦手なんでね、いっか」

<写真提供:新日本プロレス>

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