【新日本】棚橋弘至が米・ロサンゼルスでランス・アーチャーを破りIWGP USヘビー級王座を戴冠

日本時間15日、「カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents RESURGENCE」が新日本プロレスWORLDで配信され、メインイベントでランス・アーチャー vs 棚橋弘至のIWGP USヘビー級選手権が行われた。

試合は棚橋弘至が勝利。第10代王者として棚橋がIWGP USヘビーを初戴冠した。

『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents RESURGENCE』
アメリカ・The Torch at LA Coliseum(カリフォルニア州・ロサンゼルス)
日本時間・8月15日(日) 12:00配信

序盤、棚橋はアーチャーのひざを中心に攻める

一方のアーチャーは手荒な攻撃を展開。コーナーマットに棚橋を叩きつける

2mを超える長身ながらロープ渡りからのムーンサルトアタックを敢行するアーチャー

トップロープから担ぎ上げブラックアウトを狙うアーチャー

棚橋はスリングブレイドで逆転を図る

コーナーパッドを外し激しく棚橋を殴打するアーチャー

棚橋は決死のハイフライアタックからハイフライフローの両面焼きを決行。圧倒的なパワーを誇るランス・アーチャーをハイフライ3連打のラッシュでスリーカウントを奪った。

IWGP USヘビー級選手権

【王者】✖ランス・アーチャー vs 棚橋弘至 〇【挑戦者】

19分26秒 ハイフライフロー→片エビ固め
※棚橋弘至がUSヘビー級王座を初戴冠

ランス・アーチャー「クソ、タナハシ!俺たちはニュージャパンのリングで何度も何度も闘ってきた。こうしてアメリカまでやってきてベルトを取り戻した。つまりこれであなたも(新日本のシングルの)ベルト全制覇だ。(マイクのエラーが起きてしまい)マイクまで俺が怖くて調子が出ないようだ! あなたはやっぱりニュージャパンのエースだ。あなたと当たるたびに、(日本語で)イツモ イタイ。
 初めて日本で闘った2011年の『G1 CLIMAX』、当時は誰も俺の名前なんて知らなかったけど、あの試合の日から今日までずっとあなたを尊敬している。(棚橋との試合で)一番記憶に残ってるのは2019年のコーラクエンホールの一戦。観客は“タナハシ”コールに合わせて“レッツゴー、アーチャー!”と応援してくれた。ロサンゼルスまで来てくれたことを嬉しく思う。でも、次はAEWのリングに上がってくれよ。もし他に闘いたい相手がいたとしても、最初は俺ともう一度シングルでやってほしい。AEWのリングでリマッチさせてくれ! 言いたいことは以上だ。(日本語で)アリガトウゴザイマス、タナハシさん」

棚橋「(以下、すべて英語で)ランス、約束する。やっと新日本がアメリカに戻ってきた! 今日は長い大会だったけど、最初から最後まで全部見てくれてありがとう。もう一度ありがとう! たったいま、USヘビーのベルトを獲った。だからまた王者として戻ってこないと! 約束します! みんなありがとう!」

喋り終わった棚橋はエアギターを披露。

棚橋「(英語で)最後にもう一つ、みんな“愛してまーす” 知ってるかな?一緒にお願いします。(ここから日本語で)じゃあ、最後に会場の皆さん、愛してまーす!」

最後は会場をリングの周囲を一周し、ファンの声援に応えた棚橋。新日本がライジングしてきた風景には必ず棚橋弘至のベルト姿と共にファンと共に喜びを分かち合う、この光景が展開されてきた。今後はアメリカを舞台に棚橋弘至の活躍が続くのか…注目である。

(写真提供:新日本プロレス)

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