【新日本】疑惑の右足を手にしたデスペラードがファンタズモをKOしIWGPジュニアタッグ奪還!9.5『WGS in MetLife Dome』

<バックステージ>

※金丸が先にバックステージに現れ、デスペラードを待ち


デスペラード「(※左手の指を冷やしながら)あーー、痛てぇーーーー!(※と、氷のうを外すと指の付け根がすりむけて血がにじんでいる)」


金丸「(※デスペラードの指を差して)赤くなってんじゃん、手! やっぱりアイツのシューズ、おかしいだろ! この手見りゃ分かるだろオイ! えぇ!? 確信だよ、これで。板、入ってんだろ!」

デスペラード「普通のソールでこんなんなるかボケ!」

金丸「さすがだね、さすがデスペラード。今日は9対1ぐらいで、9割(試合に)出てたから。最強だよ」

デスペラード「いや、最強も何も、ただ捕まってただけですよ。キツかった……」

金丸「さすがだね! 最後、あのシューズを掴んでたところが」

デスペラード「いやぁ~、もともとアイツが持ってたからね! 持ってたから何とかなっただけで、いやぁ~、足殺しといてよかったっすね!」

金丸「いや、ホントだよ」

デスペラード「助かった~!」

金丸「(※再びデスペラードの手を見て)赤くなってるよ」

デスペラード「アマレスのソールはこんな固くねぇんだよ、バカヤロー! 痛ってぇ~~! ここから腫れるでしょうけど……」

金丸「冷やしてよぉ、酒飲んで冷やして、」

デスペラード「パンパンに腫れそうですけどね(笑)」

金丸「粗塩塗って」

デスペラード「ただ痛いだけじゃん、それ(笑)。……さてさてさてさて。もういいだろう、アイツらとやんのも! 何か、新しい相手探します?」

金丸「誰かいねぇのかよオイ。何かどっかのチャラチャラした2人もよぉ、何か別れちゃったらしいからよ」

デスペラード「何かやってたけど、何か、思ったより『ふーん』って感じだったし」

金丸「タッグのベルト関係なしに、楽しみだな、アイツらがどうなるか」

デスペラード「へへへ。さて、この後は、えーと、誰だっけ。そうだ、ザック&タイチも今日やるんでしょ?」

金丸「あぁ、そうだよ! アイツら勝つだろ!」

デスペラード「3WAYでしょ? 誰が一番頭いいかってことだよ。強いだ何だじゃねぇ、頭が回る、その上で強いヤツが勝つんだよ。負けないと思う」

金丸「よし、ZIMAで乾杯だ(※と、置かれていたZIMAを一本手に持って歩き出す)」

デスペラード「ファンタズモ。オマエは口が悪いだけで、あとは頭も身体能力もすげぇのはよーく分かった。だけどこんな小細工いらなくね? ま、オマエがそれでいいならいいけど」

金丸「オイ石森! (※角瓶を突き出し)いい薬あるからよぉ、覚えとけよ」

デスペラード「へッへへへ」

金丸「フフフフ(※と、笑いながら控室へ)」

 


石森「(※ファンタズモのシューズを片方持ってインタビュースペースに現れると、イスを蹴散らかし、机をバン!と叩いて)アーッ! まんまとやられたよ。あぁ!? (※ため息をついて)俺たちの計画、狂ったな……。まぁ、この先のデスペ、金丸の、新ジュニアタッグ・チャンピオンというのを、ま、見てみようじゃないか。

俺たちがベルトを持って、ベルトの価値が落ちたって言ってるからよぉ、なぁ、見ものじゃねぇか。フハハハ。タッグの完成度と経験値の高ーい、アイツらのチャンピオン像というのを、見てみようじゃねぇか。フハハハハ。あ、ファンタズモはちょっと、今日のダメージで来れねぇからよぉ。だが、コレ(シューズ)はこっちにあるぜ」

※ファンタズモはノーコメント。

(写真提供:新日本プロレス)

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