【CMLL】藤本つかさ、春輝つくし、向後桃のメキシコ6日目リポート

メキシコ遠征中の藤本つかさ、春輝つくし、向後桃の6日目のリポートが届いた。

メキシコ滞在6日め、3選手はメキシコ・ヌエボ・レオン州モンテレイでのERLLの大会に出場。今回のメキシコツアーのなかで唯一の他団体出場となった。

まずはメキシコシティから早朝に出発し、モンテレイへの飛行機移動。

そして飛行機を降りたところでハプニングが。向後の荷物が出てこず、立ち往生することに。

向後は「あのなかにはコスチュームとシューズが入ってるんです。どうしよう…」と不安が募るばかり。空港の職員に確認を取ると、、別のエアポートに着いている可能性があるということでモンテレイの暑い日差しの中、歩いて広大な空港の敷地を歩いて移動。途中、プロモーターのミゲル・セローン氏と遭遇しようやく車移動をすることができた。そしてついに荷物を発見。車で待機していた藤本、つくしの前には笑顔があふれんばかりの向後が戻ってきた。

「もし荷物なければどうやって試合をしよう、そればかりを考えていました。もし見つからなかったらアクトレスTシャツを切り抜いて試合しようかとか、いろいろ考えました」という向後だったが、何はともあれ、出てきてよかった!

ちなみにホテルではシャワーのお湯が夜11時から朝6時まで使用できないというお達しも出たりと、この日はハプニング続き。翌朝5時半には出発が控えていたため、交渉の結果、2部屋お湯の出る部屋でシャワーだけ使用させてもらうことはできたが、もう少しで試合後、シャワーも浴びれないまま、翌朝空港へ行くという状況も免れないところだった。

やはりメキシコは実に展開が読めないことが続く。

さて、向後の荷物が戻ってきた後は、ビュッフェレストランに足を運ぶ。たくさんあるメキシコ料理のなかで、特に藤本がハマったのは食べ物ではなく「フーゴ・ベルデ」という健康ドリンクのような飲み物。

いっぽう、向後はどの食べ物も見たことがないだけに興味津々で、何皿もお代わりするほどの食欲旺盛ぶり。やはり、緊張が解けたことでおなかが空いたようだった。

食事を終えるとホテルまで送り届けてもらったが、ここでミゲル氏は所属するソフトボールの試合が行われているとあり、そこに3選手を招待。なぜかソフトボールの大会へ飛び入り参加することとなった。

グラウンドへ到着すると、試合中は選手たちの使用するベンチで待機。

試合を見ながら、「三振ってわかる?」という話題となり、つくしは「あれでしょ?塁に出てホームラン打って…」と自信満々のドヤ顔回答。

向後も「3つ塁を進むことです。あの塁とあの塁とあの塁と…」と大真面目に語る。
どうやら、“三進”と勘違いしてる模様。二人の回答に爆笑せずにはいられない藤本だった。

ソフトボールは白熱の攻防となってしまったため、試合では3人の出番はなし。ならばと試合後、グラウンドをお借りして、3人で即興のソフト対決。まったく野球が初体験という向後はキャッチャーでボールが飛んでくるだけでキャーキャー言って逃げる。

いっぽう、藤本はさすが球技万能だけあり、ピッチャーつくしの球を打ち返し、見事に一塁セーフとなった。

この対決にはスタンドで次の試合用に待機していた両チームの関係者たちが大声援。藤本が塁に出た瞬間、歓喜の声に包まれた。

終了後、スタンドから声援を送ってくれた観客に対し、お礼に3人がホームベース上に立ってご挨拶。藤本はアレナメヒコの第1戦でのマイクでも披露した「メジャモ(私の名前は)ツカサフジモト」とあいさつしたが観客は先ほどとは変わってまったくの無反応(笑)。

ならばとつくしも「ハポーン」と言ってみたものの、また反応はなし。ここで向後が「ハポン・デ・ルチャドーラ(日本の女子プロレスラー)」と言うと、ようやく観客にも挨拶しているということが伝わったようで、一転大歓声へ。

最後は「アリーバ・モンテレイ!」と藤本が音頭を取り、3人で即興のかけ声を決めて大声援に包まれて球場を後にした。藤本は「メジャモツカサフジモト…シ~ン」と自らのアピールが無反応だったことにバカ受け。

貴重な経験をしたということでまあ、良しとしよう!

ここまで来て、ようやく試合へ。藤本、つくし、向後のCMLL遠征のなか、唯一の他団体参戦になったのがERLLのアレナハウアール大会。

モンテレイには昨年、つくしも参戦しているが、今回はよりローカル色を感じられるアレナハウアールでの開催となった。同地での日本人選手参戦はこれが初。

選手たちはマスク着用での試合というのも3人にとっては初めてのこと。相手は地元のローカル選手である。

1本目、藤本が卍固め、向後も足四の字に決めてまずは1本を先取。

2本目は取り返されてイーブンとなった3本目、フィニッシュとなったのは藤本&向後によるマヒストラルだった。

まずはマスクを着用しての試合ということには、「もしマスクがぴったりのサイズだったら、忍者っぽく見えるのかなって思ったりもしたので、この先何か取り入れてもいいかもしれないですね」(藤本)

「二重マスクにしたら蹴られたりしたらずれてくるし、汗も入ってくるのでそっちにも意識が行きました」(つくし)

「最初マスクして歩いただけで苦しくてこれはやばいなって思ったんですけど、試合やったらそういうことに全然気が付か中くて普通に試合できました。なんでかな…(笑)」(向後)

とそれぞれ、初めての経験を振り返った。

また試合に関しては、「なんなんでしょう、サーカスの会場というか、外での開かれた空間でしたね。言葉では表現できないドキドキとハラハラがあって、メキシコの洗礼を浴びた感じでした。試合後にわかったんですけど、私たちの対戦相手が15歳、17歳、18歳だったらしくて、それも衝撃的でした」(藤本)

(藤本)「お客さんのノリもよくてテンションよくできました。自分外で試合するのも大好きなのでまたこういう雰囲気のところで試合したいです」

(つくし)「私、外の試合を一回しかしたことなくて、それも昼だったので、夜はまた違った景色でした」

(向後)とCMLLとは何から何まで違う、メキシコの団体のもう一つの姿を経験したことも、3人の大きなプラスとなったようだ。

■10月3日 アレナハウアール(ERLL)
▽6人タッグマッチ
藤本つかさ&つくし&向後桃(2-1)クイーンパンサー&ケイシャ&ミスパンサー

〈記事・写真提供:泉井弘之介〉

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