【新日本】石井がオーカーンに激勝!鷹木が矢野から勝利!ザックが裕二郎を関節葬!飯伏がロアに大苦戦!ヒロムとKENTAが注目一騎打ち!<G1 CLIMAX31>10.7広島

▼第4試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
ザック・セイバーJr. 〇(5勝1敗=10点)
vs
高橋 裕二郎 ×(2勝4敗=4点)
14分15秒  テスコ・ミール・ディール

■試合後バックステージコメント

ザック「(※左の頬に冷えたペットボトルを押し当てながらコメントスペースに入ってきて)アイツに顔を殴られた。あのポン引き杖で顔を殴られたぞ!アイツの持ってるあの“PIMP STECK”でな。今は2021年だっていうのに、よくもアイツは自らを“PIMP”なんて呼べるよな!?ヤバくないか?あんな低俗なヤツの話して時間をムダにしてる暇はない。もう少しちゃんとできないのか!?(※気を取り直して)ダイジョーブ、ダイジョーブ。これで巻き返しただろ?トモちゃんに敗れて1敗を喫してしまったが、これで元通りだ。モンダイナイ!またゲンキになってきた。

でも、ポン引き杖でアイツに俺の顔の80%を占める大きいアゴを殴られた。だけど俺のアゴは相当頑丈で良かった。いつも野菜を食ってカルシウムを摂ってんだ。牛乳じゃ大したカルシウムは作られないぞ。そもそも牛のミルクは牛の赤ちゃんのものだろ? 人間は野菜を食っとけばいいんだ!また本題から話が逸れてしまった。(※スタッフに向かって)お前がいるから気が散るんだよ。それから俺は『G1』を優勝しても権利証の入ったブリーフケースは欲しくない!あんなもの持っててもバカみたいに見えるだけだ。『G1』はプロレス界で最も過酷なトーナメントなのに、優勝した褒美がブリーフケースだなんてふざけてる。しかもそれを防衛しろだって?やなこった。

それにどっちみちトーキョードームは数カ月後に迫ってるんだから、ブリーフケースなんていらない!ナシ!日本語でブリーフケースは何て言うんだ?とにかく(ブリーフケースは)意味ない。俺は優勝してそのままIWGP世界ヘビー級のベルトを獲るから。俺の言うことが気に食わないヤツは、直接立ち向かって来ればいいだけのことだ。(※カメラに向かってスペイン語で) HOLA NAITO! BIEN? (ハロー、ナイトー。元気?)ヒサシブリデスネ? 俺の試合、楽しんで見ててくれてるか、バカ野郎? バカといえば、『G1』にもまだまだ相手をしないといけないバカが残ってる。6人終わって、残り3人か。じゃあな。あぁ、アゴが痛い……」

裕二郎「(※崩れ落ちるように座り込んで、左腕をアイスパックで冷やしながら)痛ぇ、痛たたた……。やっちゃった、やっちゃった……。試合中に、何度も電気が走ってよ……。もう、左腕、折れてるよ、折れてる。折れてるな、たぶん……」

PIETER「(※裕二郎に寄り添って、左腕にアイスパックを押し当てながら)あらぁ……」

裕二郎「絶対、折れてる。痛ぇもん……。右腕もよ、意外と、痛いんだ、今……。今よ、健康なのは……3本目の、太い腕だけだな」

PIETER「やだぁ……」

裕二郎「これマジ……」

PIETER「ほんとにマジ?」

裕二郎「(※PIETERに支えられ、ゆっくり立ち上がりながら)3本目の腕はよ、いつでも、元気ビンビンだぜ……」

 

▼第5試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
矢野 通 ×(3勝3敗=6点)
vs
鷹木 信悟 〇(4勝2敗=8点)
8分17秒  ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

鷹木「(※左肩にIWGP世界ヘビー級のベルトを掛け)勝ちは!勝ちだ。貴重な1勝だ。俺は、この2敗を死守して、なんとか望みをかけたい。これっぽっちも俺は!あきらめてないからな。残り大阪(10.9)、仙台(10.13)、横浜(10.18)……俺はまだ日本武道館、あの憧れの日本武道館、メインに立ったことないんだよ。武道館のメイン!なんとか立ちたいと思ってる。

まあ、今日は矢野の相手に、矢野の土俵に乗ると!見せかけて乗らない。これも立派な戦略だ。今日、第2試合でな、ヒロムが熱い試合をしてくれた。あれを(控室の)モニターで見てて、俺自身も熱くなったね。残り3つ!全勝して、可能性がゼロじゃない限り!わが道を突き進む……」

※矢野は頭巾をかぶったまま若手に支えられて引き揚げてきて、そのまま「ワー! ワー!」と叫ぶながら控室へ消えていった

 

▼第6試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
石井 智宏 〇(4勝3敗=8点)
vs
グレート-O-カーン ×(4勝3敗=8点)
26分26秒  垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

石井「(※激闘を終えて足元がおぼつかないが、それでもコメントスペース内を歩きながら)オーカーン、こういう試合なら、いつだってやってやるよ。何度でもやってやる。結局な、リング外で何言っても、何やっても、リング上がすべてなんだよ。リングで、生きざま見してから、それからの話だ。な?

それから、今日で勝ち越し?4-3(4勝3敗)か……。いや、違うな。俺の中ではイーブンだ。3-3だ。大阪(10.7)で、公式戦じゃねーけど、きっちり勝って、気持ちよく勝ち越ししてやるよ」

※オーカーンは若手の肩を借りて引き揚げてきて、ノーコメントのまま消えていった

➡次ページ(写真ギャラリー)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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