【新日本】オカダがタイチを下し6連勝!棚橋がEVILに敗退し優勝戦線脱落!コブが豪快にSANADAから勝利!後藤がオーエンズに激勝!YOSHI-HASHIがタマから2勝目を獲得!<G1 CLIMAX31>10.8高知大会

▼第4試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
SANADA ×(2勝4敗=4点)
vs
ジェフ・コブ 〇(6勝0敗=12点)
14分17秒  ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

コブ「よし! これで6勝! 今年の『G1』で6勝してるのは、今のところオレだけだ! SANADA、(※耳に手を当て、声援を聞く仕草をして)大勢のファンがおまえに拍手を送ってたな。凄まじい勝負だった。

顔に蹴りを食らったことだけはちょっとムカついたが、最終的に勝ったのはオレだ。最後にレフェリーに勝ち名乗りを受けて終われればそれで良しだ。6試合終わって、残り3つ。

次は? タナハシ! そう、ニュージャパンの“エース”! あいつは“決してあきらめない”んだっけ? でも、オレには勝てない! “TANAHASHI CAN NEVER BEAT JEFF COBB”って新作Tシャツのデザインの一つに使ってもいいぞ! まあさすがにタナハシはニュージャパンの“エース”と呼ばれるだけの実績がある。

でもオレもUNITED EMPIREに入って“ザ・ハチェット”と“THE IMPERIAL UNIT”という新しいニックネームを得たぞ。センダイ(10.12)でおまえを倒して、その次はEVIL、そしてオカダか。また一つニックネームが増えそうだな。“B BLOCK WINNER”ってな! タナハシ、楽しみにしてる。(※棚橋のポーズをしながら)“GO JEFF!”(※と言って去っていく)」

SANADA「(※若手に肩を支えられて引き揚げてきて、そのままの状態で)ジェフ・コブ、マジで強いよ……。ああ……ああ……(※続けて何か言おうとするも言葉が出てこない)」

 

▼第5試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
棚橋 弘至 ×(3勝3敗=6点)
vs
“キング・オブ・ダークネス”EVIL 〇(5勝1敗=10点)
17分22秒  EVIL→体固め

■試合後バックステージコメント

EVIL「オイ棚橋、悔しいか? これが現実だ、バカヤロー。いいかオイ、これが新日本の“エース”と、“KING OF DARKNESS”の実力差だ。テメエはもう顔じゃねえんだよ、よくわかったか。覚えとけ」

棚橋「(※若手の肩を借りて引き揚げてくる。コメントスペースまで運ばれると、フロアにうつぶせに横たわり、顔を突っ伏す。言葉が出てこなくて何度もため息を漏らす)はあ……はあ……(※体を返して仰向けになり)ああ……(※約1分半、言葉が出てこないまま)。はぁ……はぁ……あぁ……(※寝返りを打つように体を横向きにして)この『G1 CLIMAX』、体力的にっていうよりも……勝てない自分への不甲斐なさの方が……すげぇ強烈に感じて……

(※再び仰向けになり)ああ……これが、世代交代かぁ……。時代の先頭を走ってたつもりが、いつの間にか、抜かされて、抜かされて、中盤どころか、最後方の、一番後ろの一団にいるような……。あぁ……3敗目、きついなぁ……。ああ……。でも、よし、(※ゆっくり立ち上がりながら)仙台(10.12)までに気持ちを切り替える。これがベテランの妙……。オレのCLIMAXは、まだ終わってないです……」

 

▼第6試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
オカダ・カズチカ 〇(6勝0敗=12点)
vs
タイチ ×(2勝4敗=4点)
23分10秒  レインメーカー→片エビ固め

■オカダ「高知ー!今日も熱い熱い声援、本当にありがとうございました!最後のほうさ、ほとんどタイチを応援してたって、俺は知ってるよ。でもさ、その状態で勝つのが、レインメーカー、オカダ・カズチカだから!今日で6戦終えて、オカダ・カズチカもだいぶ、ボロボロになってるように、みなさん見えるんじゃないでしょうか?ボロボロに、なってきたと思っても、誰もオカダ・カズチカを止めることができないと、そうも思ってるんじゃないでしょうか?まだまだ、残り公式戦三つありますんで、しっかり勝って、『G1』獲って、その先のベルトも獲って。次はさ、密じゃない高知大会で会えると、それはすごいいいことだと思いますので、みなさんいろいろと一緒にがんばっていきましょう。今日は本当にありがとうございました!というわけで『G1 CLIMAX』にカネの雨が降るぞ!」

■試合後バックステージコメント

--10.4後楽園の試合後のコメントでは、タイチ選手のこと相手にしてないようでしたが、実際に闘ってみての印象は?

オカダ「まあ、強くなければ『G1』に出てるっていうことないと思いますし、タッグチャンピオンですから。まあ……強かった。“強かった”っていうぐらいですね。まあ『G1』にふさわしいレベルなんじゃないかと思いますし、まあ……僕が勝っていけばどんどん脱落者も増えてくると思うんで、まあ、結局はね、脱落してしまうことになるんだけど、どんどん、みんなあがいてくれればいいんじゃないかと思います」

--声が出せない状況の中ですが、本当に熱気が伝わってくるようすごい応援でした。ファンの皆さんが期待している表れだと思いますが、そのへんはどう感じられてますか?

オカダ「オレの応援じゃないでしょ(笑顔)。最後の方はもう、タイチ選手の応援だったんじゃないかと思いますし。でもね、『G1』としてはウン、凄い熱い闘いを選手がして。それはなぜできるかっていうと、こうやって声が出せない中でもしっかり応援が届いてるからこそ、できる闘いだと思うんでね。今日も、この汗、どんだけ熱いかってことをね、お客さんにも、『(新日本プロレス)ワールド』を見てる人にも伝わるんじゃないかと思いますんで。

ホントに、どこもそうですね、やっぱりしっかりと応援してくれてる、それに選手がこたえて、熱い闘いをして、お客さんにもね、こうやって声が出せない中でも満足して帰ってもらうっていうのが。それがやっぱプロレスラーとしてうれしいことだなと思いますんで。でもまあ、プロレスラーとしてはうれしいとは思いますけど、やっぱりね、勝たなきゃダメですし、結果も残さないとダメだと思うんで。まだ6つ終わっただけですから。まだ3つ、決勝戦も入れれば4つありますんで、しっかりと、そこに目指してやっていきたいと思います。(※控室に戻りながら)ああ、きつい……(※と小声で漏らす)」

タイチ「(※フロアに座り込んで、しばらく言葉が出てこない。あべみほも少し離れたところに座り込み、黙ってタイチに視線を投げかけている)…………(※ポツリと)かっこ悪いな……かっこ悪いな……(※と漏らすたびに、あべみほは小さく首を横に振る)。

何が……何が……何が、新横綱だ、コノヤロー……。何が不惜身命だ……。むしろ、むしろ、カド番……。むしろ、気力体力の限界、それが近づきつつあるのかもしれない。もう……腰とワキ腹がいうこときかねぇ……。(決勝進出の目は)もうなくなったんだろ、オレ? 脱落だろ? 結局、脱落なんだろ? 笑えば? 笑えば? 笑えば? 笑えば? 何が新横綱だ……。幕内陥落。十両陥落。幕下だ。笑えば? 気力体力の限界。(※ゆっくり控室に歩を進めながら)休場だ。休場やむなし……」

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<写真提供:新日本プロレス>

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