【新日本】鷹木がザックを退け世界ヘビー防衛!オカダとの1.4ドーム決戦へ!KENTAが棚橋を撃破しUSヘビー奪取!デスペはJr王座奪還!<11.6大阪大会・全試合結果>

新日本プロレスは11月6日(土)、大阪府立体育会館で『POWER STRUGGLE』を開催。

秋のビックマッチとして豪華タイトルマッチが並んだ。

メインではIWGP世界ヘビー級選手権が行われ王者・鷹木がザックとの激闘を制し、1.4東京ドームでのオカダ戦に進んだ。

セミでは東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦が行われ、G1覇者のオカダがタマを下し、権利証の防衛に成功した。

第7試合ではIWGP USヘビー級選手権試合が行われ棚橋が2度目の防衛に失敗、KENTAが新チャンピオンとなった。

第6試合ではIWGPジュニアヘビー級選手権試合が行われロビーが2度目の防衛に失敗、デスペラードが新チャンピオンとなった。

第5試合では『KOPW 2021』争奪戦として今回はアマチュアレスリングマッチとして行われ、矢野が『KOPW2021』の防衛に成功したが、試合後敗戦に納得がいかないオーカーンが矢野へエリミネーターを決めリングを後にした。

第4試合 60分1本勝負ではNEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、後藤&石井&YOSHI-HASHIが10度目の防衛に失敗、EVIL&裕二郎&SHOが新チャンピオンチームとなった。試合後にも続くBULLET CLUBの暴挙にYOHが乱入する一幕も。

 

『POWER STRUGGLE』
■日時:2021年11月6日(土) 15:30開場 17:00開始
■会場:大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
■観衆:2,367人

<試合結果>

▼第1試合 20分1本勝負
藤田 晃生 ×
大岩 陵平 
vs
DOUKI
金丸 義信 〇
4分33秒  逆エビ固め

■試合後バックステージコメント

金丸「いいね、今日も。タッグパートナーも。オイオイオイ、今日よ、デスペラードが(IWGPジュニアヘビー級の)ベルト獲るだろ。そしたらよ、俺らがよ、次、狙っちゃってもいいんじゃねぇの?」

DOUKI「いいんだね、いっちゃって?」

金丸「いくぞ」

DOUKI「いいんだね?」

金丸「何にいくとは言ってねぇけどな。いっちゃうぞ(※と言って先に控室へ)」

DOUKI「(※1人残って)まぁ、今シリーズ、いやぁ楽しかったわ。ザックとのタッグ、何試合あった? 全部楽しかったわ。さぁて、楽しい時間も終わって『(BEST OF THE)SUPER Jr.』始まるな。どういうカード、今日発表されんのか? 誰が出る? どういうカード? なんもわかんねぇけど、まぁ、もちろん俺は出るつもりでいるし。なぁ、去年、1番に俺が参戦発表したんだから、表明したんだから、まぁ俺は出るだろう。誰と当たんだ? どうせなら去年とまったく同じメンバー……まぁまったく同じだと叔父貴(金丸)とか出ないからそれはつまんねぇけど、まったく同じようなメンバーがいいな。わかるだろ? 去年、俺2勝か? 2勝か3勝しかしてねぇから、その負けたヤツ全員に仕返しするいい機会だと思ってる。だから、できれば同じメンバーで出てほしいな。10人、11人、12人、13人かわかんねぇけど、楽しみ楽しみ、楽しみで仕方ねぇなぁ」
 
 

藤田「あぁ! あぁクソーッ! 足りないです。なんにも足りないです! 何回も言ってますが、入門して何ヶ月とか、使える技とか体重とか、そんなん関係ないです。

自分の、自分たちの気持ちをもっと見せていかないと。……1からまた、やり直します。ありがとうございました」


 
大岩「あぁダメだ! 同期とのタッグ、同時の藤田とタッグ組んで勝ちにいったんですけど、最後まであきらめずに頑張ろうと思ったんですけど、金丸さんとDOUKIさんの、自分たちよりももっともっと強くて、タッグワークもうまくて、見習う部分もあると思いました。

藤田ともっと、タッグも勉強して強くなります。ありがとうございました」

 

▼第2試合 20分1本勝負
タイガーマスク
本間 朋晃 ×
真壁 刀義 
vs
邪道
外道
タンガ・ロア 〇
5分07秒  エイプシット→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

※タンガ&外道&邪道はノーコメント

  

本間「(※コメントスペースへ倒れ込み苦しそうに)クソ~ッ…! クソ…! 負けてる場合じゃねぇんだよ。俺は、真壁と一緒に、『WORLD TAG(LEAGUE 2021)』、絶対、優勝するから。負けてる場合じゃねぇ!

タンガ・ロア、公式戦でお前から獲ってやるよ。覚悟しとけ。このままじゃ終わんねぇ。絶対、終わんねぇ!」

真壁「オイ、タンガ・ロアよ。宣戦布告!? オイ、上等じゃねぇか、この野郎! オイ!? いま“こけし”も言ったとおりよ、次、なんだ、オイ!? 『TAG LEAGUE』だろ? わかってんだよ。テメェらよ、さんざん悔しいのはわかってんだよ。

いいか、だがな、今日この試合の悔しさだよ。全部(恨みを)晴らしてやるぜ。テメェら覚悟しとけよ、この野郎! 勝ち負けなんかじゃねぇ。それ以外だ、この野郎。覚悟して来い」

 

タイガー「今日、最終戦ということでね。(IWGP Jr.タッグ)チャンピオンとして、このシリーズをうまい具合に乗り切ったけどね。やはり勝敗に関してはちょっと分が悪かったなというのがひとつ。あともうひとつは、永田さんから答えを求められてた“次のシリーズの『(WORLD)TAG LEAGUE』に(一緒に)出てくれないか?”という答えを、まあ(10.31)郡山からずっと考えて、今日まで考えてました。そして今日、自分の中で答えが出ました。今年、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』には出場しません。永田さんと組んで、『WORLD TAG』ぜひ一緒に闘わせてほしいと決意しました。

今シリーズ、ヘビー級とも当たることも多く、永田さんからは個別にLINEとかでね、『タイガーならヘビー級相手でも十分通用する』と。『もちろんジュニアだから狙われることがあるけもしれないけど、俺といい形で試合をしてくれないか?』と、何度もLINEをいただいたんでね。まあ、『SUPER Jr.』、去年、僕は残念ながら出場することができなくて。連続出場というのが途切れてしまったんですね。で、今年出てれば19年連続19回(目の出場)だったんですけど、それも去年、途切れてしまったという部分で。まあ、ひとつまた僕の中では新たなチャレンジをしたいというのも芽生えてきたのでね。ファンの方は“『SUPER Jr.』に出てぜひ(活躍してほしい)”というのがあったと思うんですけど、今回は永田さんのラブコールに応えて、『WORLD TAG』、永田さんと組んで出場したいと思います」

 

▼第3試合 20分1本勝負
マスター・ワト
田口 隆祐 ×
永田 裕志 
vs
BUSHI
高橋 ヒロム
SANADA 〇
7分05秒  オコーナーブリッジ

■試合後バックステージコメント

ヒロム「天山が1匹、天山が2匹、天山が3匹、天山が4匹、天山が5匹、天山が6匹……目に入るすべてが、天山広吉に見える。な~んて、なるわけねぇだろ。どうでもいいんだ。モンゴリアンチョップ? そんなものどうだっていい。天山広吉? そんなものどうだっていい! でも、このシリーズ、俺にとってものすごくためになった。すごく楽しかった。プロレスの面白さ、プロレスの楽しみ方、そういうもの、学んだ気がする。

これを学んだ俺は、またひとつ、(※右手を頭上高く掲げて)上のランクにいってしまった。そして、このランクにいってしまったらもう俺はもう、手に負えない、誰にも手に負えない、誰も手につけられない大変なことが待ってるでしょう。そう『(BEST OF THE)SUPER Jr.』…………新日ジュニアのドロドロとした感情がうごめき合うんだ、ぶつかり合うんだ。それはそれは面白い、『SUPER Jr.』になることでしょう。

俺に勝ったロビー・イーグルス、お前はこの期間、チャンピオンとして何をやった? チャンピオンとして何をアピールした? どうやって目立った? チャンピオンになりました。それで終わりか、ロビー・イーグルス? 俺のところには、何も届かなかったぞ。ロビー・イーグルス、お前がチャンピオンとして何をやった、どういうことをやったのか、俺のところには何も届いてない。

いや、俺が注目してなかったのかもしれない。いやでも、届いてないな。な? チャンピオンになったら終わりじゃないぞ。強ければいい、強ければいいチャンピオンなんて、何も面白くないんだ。さぁ、俺が『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝して、IWGPジュニアヘビー級ベルトをもらいにいく。優勝するぞ。楽しみで仕方ない。楽しみで仕方がない! ハハハハハ!」
 
※SANADA&BUSHIはノーコメント
 
 

永田「久しぶりの大阪府立体育会館だからガッチリ勝ちたかったんですけど、残念。このあり余るエネルギー、どこに叩きつけて……」

タイガー「永田さん、(※と永田がコメントしているところに割って入ってきて)永田さんから声かけられてた『(WORLD)TAG LEAGUE』(参戦)、考えました。(10.31)郡山からずっと考えて、ぜひお願いします!」

永田「やる?」

タイガー「やります!」

永田「ありがとう」

タイガー「ぜひ!」

永田「2年ぶりの『TAG LEAGUE』(出場)、ジュニア(『BEST OF THE SUPER Jr.』)もあるだろうけど、ヘビー級のパートナーになってくれてありがとう」

タイガー「よろしくお願いします」

永田「(※握手を交わして)うれしいよ」

タイガー「僕はもう、永田さんからこないだ言われて、俺ならできるというのをもう信じて。僕はもう、永田さんを尊敬してますんで。ぜひ組んでやらせてもらいます」

永田「ありがとう。うれしいよ。ホントにありがとう」

タイガー「頑張りましょう」

永田「次のシリーズ、優勝狙いましょう」

タイガー「ありがとうございます!」

永田「頑張ろう!」


 
田口「(※どこからかZIMAを手に入ってきて)勝って、祝杯といきたかったですけどね、残念会になってしまいましたね(※と言ってZIMAを一口飲む)。残念だけど(※その後も時折ZIMAを飲みながら)、いま、ZIMAがうまいから……。

オイ、ヒロム、天山さん、バカにすんじゃないぞ。何が天山だよ。天山じゃねぇよ。天山じゃねぇよ……。天山じゃねぇよ……。田口……覚えとけ。

(※思い出したように)ZIMAだよ。ZIMAだよ! 覚えとけ」


 
ワト「あぁ、ホントに『(BEST OF THE)SUPER Jr.』が楽しみで仕方ないよ。オイ、BUSHI、高橋ヒロム、俺はよ、去年のこと忘れてないよ。

悔しかったあの思いを『BEST OF THE SUPER Jr.』にすべてぶつけてやる。そして、この、俺の心に溜まったイラ立ち、フラストレーション、そして全身ですべてをぶつけて。敢えて誰とは言いませんが……」

 

▼第4試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第21代チャンピオンチーム>
YOSHI-HASHI ×
石井 智宏
後藤 洋央紀 
vs
<チャレンジャーチーム>
SHO
高橋 裕二郎
“キング・オブ・ダークネス”EVIL 〇
13分46秒  EVIL→片エビ固め
※後藤&石井&YOSHI-HASHIが10度目の防衛に失敗。
 EVIL&裕二郎&SHOが新チャンピオンチームとなる。

■試合後バックステージコメント

EVIL「(※裕二郎&SHOと共に勝利者インタビューのテーブルへ座り)ふざけんな…いいか、オイ!? 勝ったのは、この俺らだ。わかったか!? HOUSE OF TORTUREだ。あの野郎(YOH)、俺らの時間を潰しやがってよ、オイ。テメェはよ、引退したんじゃねぇのかよ、この野郎!! まあ、それでもオメェが潰されてぇって言うんだったら、この男(SHO)が、もう1回オメェを叩き潰してやるよ。よく覚えとけ」


 
裕二郎「いいか、オイ!? 俺たちがよ、今日からNEVERの(6人)タッグチャンピオンだよ。チャンピオンならよ、何をやっても許されちまうんだよ。あぁっ!? いいか、オイ? 俺たちHOUSE OF TORTUREがよ、いま1番ホットなチームだ。よく覚えとけ!」


 
SHO「オイ、それからYOH。お前、なんでここにいんだよ!? 引退したんじゃなかったのかよ!? オイ、だったらよ、オメェの口から『引退させて下さい』って言いたくなるように、体も、(※胸を指さし)ここも、グッチャグッチャに潰してやる」


 
EVIL「(※立ち上がり)そういうことだ、この野郎。(※メンバーに対し)Too Sweet? (※と聞いて裕二郎&SHO&東郷とウルフサインでToo Sweet kiss)」 
 
※後藤&石井&YOSHI-HASHIはノーコメント

 

YOH「(※手を叩きつつビデオカメラとすれ違い)ありがとう。時間、返しに来ました」

➡次ページ(後半戦)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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