【東京女子】乃蒼ヒカリが同期の渡辺未詩を破りIP王座V4「デスマッチができるベルトがほしいです」
東京女子プロレスが11月25日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’21」を開催。インターナショナル・プリンセス(IP)王者の乃蒼ヒカリが、同期であり、同じ「アップアップガールズ(プロレス)」のメンバーである渡辺未詩を破り4度目の防衛に成功した。
二人の意地が交錯するなか、乃蒼がコブラツイスト、ドロップキックなどで攻め立てれば、渡辺は開花式ジャイアントスイング、カナディアン・バックブリーカーなどで応戦。
乃蒼は雪崩式ブリザード・スープレックスを繰り出すもカウントは2。
渡辺はレーザービームで反撃し、もう一発狙うも、これをかわした乃蒼はブリザード・スープレックス・ホールドを決めてピンフォールを奪った。
乃蒼は「今までで一番しんどい防衛戦。アプガ(プロレス)、同期二人倒して、もっと責任が重くなる。今日で(IP王座の)最多防衛になりました。ベルトと一緒にいればいるほど、手放したくなくなる。このまま東京女子全員倒して、このベルトと、デスマッチができるベルトがほしいです。そういうのも認めてもらえるようにもっと防衛していきたい」とコメント。
王座奪取がならなかった渡辺は「とても悔しいです。お互い悔しい思いをしてるんだなっていうのが、試合を通して思った。この悔しい思いはプロレスを続けていくかぎり、ずっと続くものだなって思う。また初心を思い出して、努力するのみだなって思った。また努力して頑張って結果を出していけたらなと思います」と話した。
ALL RISE ’21
【日時】2021年11月25日(木)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】437人
▼オープニングマッチ 20分一本勝負
○小橋マリカ&宮本もか vs 鈴芽&遠藤有栖●
10分42秒 片エビ固め
※駆け上がり式ブルドッキング・ヘッドロック
▼第二試合 20分一本勝負
愛野ユキ&らく&●原宿ぽむ vs 角田奈穂&猫はるな○&桐生真弥
10分38秒 片エビ固め
※ネコードブレーカー
▼第三試合 ハッピーラッキークイズ・ルール 15分一本勝負
●ハイパーミサヲ vs 上福ゆき○
10分8秒 十字架固め
※通常のプロレスルールに加え、ハッピーラッキークイズを3問正解しても勝利となる特別ルール。
▼第四試合 15分一本勝負
○中島翔子 vs 天満のどか●
16分4秒 片エビ固め
※ダイビング・セントーン
▼第五試合 15分一本勝負
○辰巳リカ vs 荒井優希●
13分54秒 足4の字固め
▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○乃蒼ヒカリ vs 渡辺未詩●<挑戦者>
11分43秒 ブリザード・スープレックス・ホールド
※第6代王者が4度目の防衛に成功。
▼メインイベント プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
<王者組>坂崎ユカ&○瑞希 vs 山下実優●&伊藤麻希<挑戦者組>
24分17秒 キューティースペシャル
※第9代王者組が初防衛に成功。