【新日本】『WTL』オーカーンが内藤&SANADAの連勝をストップ!タイチ&ザックは棚橋&矢野からリングアウト勝ち!G.o.Dはテンコジに勝利!<11.30後楽園:全試合結果>

▼第5試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
小島 聡
天山 広吉 ×
(2勝4敗=4点)
vs
タンガ・ロア 〇
タマ・トンガ
(4勝2敗=8点)
12分56秒  OJK

■試合後バックステージコメント

タマ「テンコジ! テンコジ! 良いファイトだったぜ! それは認める。そりゃそうだ、お前らは長い間この業界で闘ってきた実績がある。でも時代は変わった。お前らの世代ではタッグのトップを張ってたのかもしれないが、それはもう昔の話だ。今現在、タッグを引っ張ってるのは2020年『WORLD TAG LEAGUE』優勝チームの俺たちゲリラズ・オブ・デスティニーだ! 

俺たちはガン(カール・アンダーソン)&(ドク・)ギャローズよりもテンコジよりも、このニュージャパンリングで闘ったことがあるどのタッグチームよりも強い! ああそうだ、ゲリラズ・オブ・デスティニー、タンガ・ロアとタマ・トンガによってタッグのレベルはグンと上がった。それは俺たちが日々、ハードに努力を重ねてきたからだ。そして常に結果を残してきたからだ!

さて次は、EVILとTOKYO PIMP(S)。もう『G1』の公式戦でEVILは信用できないと学んだ! 次は360°、お前らを見張ってるからな! TOKYO PIMP(S)、お前とは長い付き合いになるが、必要に迫られればぶっ潰すしかない! ゲリラズ・オブ・デスティニーの優勝は誰にも阻止させねえぞ!」

※タンガはノーコメント

天山「(※首を押さえて『クソーッ!』と声を上げながらインタビュースペースにたどり着くと、そのまま前に倒れ込み、床を殴りつけて)チキショーッ! マジで! (※首を押さえて)あぁ、首が……。首が折れるかと思った。ヤバかった、もうマジで。(※起き上がって)俺の首、狙いに来やがって。首さえ何もなかったらあんなの返せたよ。クソッ!

これで何敗? 3敗? 4敗? ふざけるな! こないだ勝ったからって、浮かれてるんちゃうぞ! 次も、次も絶対、こんな目に遭わへんって。コジと最後の最後まで、優勝狙ってくからね! 見とけよ、絶対返してやるよ、ここから! よく見とけよ、オイ! アーッ!」

小島「(※インタビュースペースに着いてからも足取りはフラつき気味で)30年生きてきた。プロレスラーとして、30年、生きてきた。テンコジタッグ組んで、22年。ずーっとやってきた。いい時も悪い時も、離れてる時も、テンコジでやってきた。この思いは、俺たちにしか分かんねぇ。俺たち2人にしか分かんねぇよ! だからこそ、可能性がある。諦めない!

諦めないことは、俺たちが30年の、プロレスラーとしての時間で、教わったことだよ。仲間のレスラーから、先輩のレスラーから、そしてお客さんから、諦めなければいいことがあるって、いろんな人から教わってんだ。その30年の歴史を、みんなで、今、思い知るがいい。絶っっっ対に、このままじゃ終わんねぇから!」

 

▼第6試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
矢野 通 ×
棚橋 弘至
(4勝2敗=8点)
vs
ザック・セイバーJr. 〇
タイチ
(5勝1敗=10点)
14分23秒  リングアウト

■試合後バックステージコメント

ザック「(※たっぷり皮肉を込めたながら)これぞ“ストロングスタイル”な、歴史に残る名勝負だったよな? ストロングスタイル・デスネ? クラシック・ニュージャパン。ケガしてもおかしくないほど危険な試合だった」

タイチ「お前らがやったんだろ、先に。やられたからやっただけだ。お前らが悪いんだぞ。別に俺だってさ、こんなやり方、いくらでも持ってんだよ。やらねぇだけでよ。何年組んでると思ってんだ? オメェが一番ふざけんだ、あんなカット(髪型)しやがってよ。昨日今日組んでるヤツがよ、なんか新しいことしてよ、面白がってよ、それでうまくいくと思うなよ。なんだ、余りもん同士。棚橋、矢野。トオルとヤノ……あ、1人か? トオルとヤノ、なんだよ。なに、余ったから組んだの。仕方なく? そんな連中ばっかだな。あぶれた連中がタッグに来る。そんなレベル低くしてもらっちゃ、困るんだよ。どういうつもりでやってんだ、お前ら? あんな格好して。無様な負け方しやがって。つまらねぇ。あと全部、くだらねぇだけだ。次だ。次いよいよ、内藤、SANAやんだ。な?」

ザック「ついにだ。いよいよだ……」

タイチ「ここだけだ。俺らにとってG.o.Dと内藤、SANAやん、それだけだ。あと……」

ザック「あいつら以外は全チームゴミだ。タナハシの野郎……ヤノが狂ったヤツだとは知ってたが、タナハシまであいつのやり方に乗ってるとはたまげたな。タナハシはふざけてんのか? もう引退が近いのか? ヤノと同類だと思われても困らないのか? あいつらは2人とも大バカだ! だけどいよいよ、ナイトーとSANADAか。公式戦の中で唯一楽しみにしてる一戦だ。再びナイトーを病院送りにしてやる。あの勘違い野郎……(※某記者に向かって)お前がナイトーを表紙に選んだのか? それからトーキョースポーツもいつもいつもナイトーの野郎を食事に連れてってやってるだろ? まぁでも、次表紙になる時は、病院で車イスに乗ったあいつの写真が使われる。ニュージャパンも、あいつの高額な医療費の負担で大変だな」

タイチ「俺らのとこには『ファイト』と『ゴング』しか来ねぇじゃねぇかよ。(取材)受けちゃうぞ。『ファイト』と『ゴング』だけ。次だ。内藤、SANAやん、(このあとのメインで)負けんなよ。全勝のまま俺らが止めんだ。その方が楽しいから。次だ。次が本番、決勝戦みたいなもんだ。どっちが主役か、はっきりさせようじゃねぇか」

ザック「そもそもこのリーグ自体が時間のムダだ」

タイチ「(※控室に向かいながら)今日は金丸のこと、俺が奢ってやるよ。いい仕事したな、あいつ……」

矢野「(※互いの足首をテーピングで巻かれたままエレベーターを使って控室のある階下に戻ってきて、そのまま二人三脚の要領で歩きながら)クソーッ! 1、2、1、2、どけどけどけ! 見せもんじゃねぇんだよ! 1。2、1、2、1、2、1、2……(※と号令をかけながら、ゆっくり控室に向かう)」

※棚橋はノーコメント

 

▼第7試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
SANADA×
内藤 哲也 
(5勝1敗=10点)
vs
アーロン・ヘナーレ
グレート-O-カーン 〇
(4勝2敗=8点)
21分28秒  エリミネーター→エビ固め

■試合後、勝利を収めたオーカーンがマイク

■オーカーン「ひれ伏せ、後楽園の愚民ども!ああ、しゃらくせえ。全部、しゃらくせえよ。ヘビー級になりぞこないのチビどもの嫉妬や、ノアとかいう破産したインディー団体の件。ベルトが三つある件。いまやってる、この二つのシリーズ。東京ドームのお膳立て?外国人が来る来ない?全部、しゃらくせえんだよ!ここはプロレスをする場だ。ガキみてえにガタガタガタガタ、世間に会社に、文句言う場所じゃねえんだよ。やめろ、格が下がる!

新日本プロレスのレスラーならよ、ドカッと構えて、こう言やいいんだよ。リングで上で実力を示し、新日本プロレスを引っ張ってやるってな!オイオイオイ、何喜んでんだ、愚民ども。マゾヒストか?言っとくが、帝国民にとっては理想郷だ。だが、愚民にとっては、これから地獄が待ってるぞ!それを起こす力が、われわれにはある。そう、アーロン・ヘナーレ、グレート-O-カーン!これが……、UNITED EMPIREの力だ!」

■試合後バックステージコメント

ヘナーレ「UNITED EMPIREの真価が問われる勝負となった! 俺たちを駆り立てるパワーは飢えだ! 獲物は全員、貪り尽くしてやる! これで現在1位のチームを倒した。

このままオーカーンと俺が『TAG LEAGUE』制覇を狙う! 全員に恨みを晴らし、俺たちが優勝をもらう! UNITED EMPIREの勢いを感じろ!」

オーカーン「ハッ! アレが全勝チームか。こわっぱどもが! 言っておくがなぁ、余は“支配者”なんだよ。何の支配者か分かるか? 様々な格闘技だけじゃねぇ、シングルも、タッグも、全てを支配できるから“支配者”を名乗っとるんじゃ!

リングでタッグの実力を示す……分かりやすく言ってやるよ。ワータリで優勝し、東京ドームでチャンピオンベルト、デンジャラス・テッカーズどもにリマッチをさせてやるよ。感謝しろ。

そして、実力だけじゃねぇよ。余が支配してるもの。ジュニアの、体重も口も軽いヤツらが、こぞって文句言ってたなぁ。そんな小さなことは、余には関係ねぇがなぁ、嫉妬するんだったらよぉ、話題でも実力でも、振り向かせてみろ! 余みてぇになぁ!(※しばし無言で、満足そうな表情を浮かべて立ち去る)」

※内藤は肩を担がれて控室に直行、SANADAはノーコメント。

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<写真提供:新日本プロレス>

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