【スターダム】朱里が最高のライバル 林下詩美とのワールド&SWA二冠戦に勝利!「キックボクシング、総合格闘技、プロレス、3つを極めた私が作り出す朱世界が2022年始まります」

女子プロレス・スターダムは29日、東京・両国国技館で『STARDOM DREAM QUEENDOM 2021』を開催し、SWA王者・朱里が赤いベルトの王者・林下詩美との二冠戦を制した。

この二人は6月、林下5度目の防衛戦にて30分時間切れ引き分け、延長戦も両者KO(13分19秒)、そして9月の5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦でも20分時間切れ引き分けと決着がついていない。

今回も30分超す試合となり、お互いに場外での投げ技を繰り出し、エルボー合戦、関節技など激戦となったが、最後は朱里が肩車の状態から片翼の天使のような形で落とす、朱世界を決め3カウント。

勝利した朱里はマイクを持つと「最初に伝えさせてください。天国のママ、ベルト取ったよ!そして、林下詩美、あなたは私にとって、最高のライバルです!通算100分もの死闘、私たちにしかできない誇りだと思ってます。本当にありがとうございます!」と林下に感謝を述べると握手。

林下がバックステージへ向かった後に「やっと、やっと、スターダム最高峰の赤いベルトを掴むことができました!私はプロレス14年目になります。たった一度の人生、後悔なく生きる、その言葉を胸に、来年、輝いていきたいと思います。キックボクシング、総合格闘技、プロレス、3つを極めた私が作り出す朱世界が2022年始まります。これからも、来年も、スターダムをよろしくお願いします!それでは皆さん、みんなサラマッポ、よいお年を!」と大会を締めた。

リングを降りるとタッグパートナーのジュリアと抱き合うと、この日で退団する解説をしていた弟子の小波のところへ向かい言葉を交わした。

バックステージで朱里は「やっと、やっとやっとスターダム最高峰の赤いベルトを掴み取ることができました。そして、SWAも守り抜きました。でも、ここが終わりではありません。ここが私のスタートです。キックボクシング、総合格闘技、そしてプロレスを極めたパーフェクトな私が作り出す朱世界。2022年から始まります。私のこの経験すべてをスターダムに注ぎ、盛り上げていきたいと思います。私はスターダムを背負って立つ人間として覚悟を持って来年最高に盛り上げ、そして朱里の年にしてみせます」と宣言した。

朱里の言う「私が作り出す朱世界」がどんなものになるのか2022年の活躍に期待だ。

『STARDOM DREAM QUEENDOM 2021』
日程:2021年12月29日(水)開始5:00PM
会場:東京・両国国技館
観衆:3,039人

【対戦カード】

◆ワールド・オブ・スターダム選手権&SWA世界選手権試合/時間無制限1本勝負
《ワールド王者》●林下詩美(Queen’s Quest)
vs
《SWA王者》○朱里(Donna del Mondo)
36分33秒 朱世界→片エビ固め
※朱里がワールド・オブ・スターダム第14代王者となる。
※SWA9度目の防衛に成功。

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