【新日本】藤波が#STRONGHEARTSと組みオカダ&棚橋と8人タッグで対戦!藤波「新日本のリングっていうのはなんとなく、心地いいね」

■試合後バックステージコメント

オカダ「ま、こうやってね、藤波さんと闘うこともできて、いい思い出っていうよりもね、レスラーとして昔を感じるとができるってのはね、また成長できたんじゃないかと思います。ま、昨日負けましたけども、プラスに考えて、昨日の負けがあったからこそ、藤波さんと闘えて、また成長できる部分ってのがあると思うんで、よかったと思います。そしてね、GLEATの選手、素晴らしい選手。今日の闘い見てビックリした新日本プロレスのファンの人たちもいると思いますし、ああやってね、他団体のレベルが高くなってくれば僕たちも負けてられないですから、どんどんどんどん、僕に限らずほかの選手のレベルも上がってくるんじゃないかと思いますので。ま、そうやって、刺激をもらって、切磋琢磨し合って、新日本プロレスを盛り上げていけたらいいなと思います。そして次はもう(『NEW JAPAN CUP』)決勝戦なんで。まぁ優勝して終わりってことはないでしょう。これ(IWGP世界ヘビー級ベルト)懸けてね、また闘うことになると思うんでね。ま、それは絶対あることだと思いますんで、チャンピオンとして次の試合見させてもらって、またその先の未来にしっかりと待って、目標に向かってやっていきたいと思います」
 
タイガー「今日はこういうようなね、初代のタイガーマスクの、佐山さんの格好で(試合を)やらせていただいて、相手に藤波さんがいるということでね、勝手に僕だけかもしれないですけど、すごく感慨深かかったなと思います。あと最後に藤波さんにトペを放てたっていうのはね、なんだろう……下剋上みたいな(苦笑)、ドラゴンロケットじゃないけど、そういうのもできたっていうことで、ファンの方もよろこんでくれたし、今日のカード、すごくよろこんでくれたと思うんですよね。今年(新日本プロレスが)50周年ということで、やはり今日のこの大阪城(ホール)もそうですけど、各地方、大きい大会ありますよね。福岡ドーム(PayPayドーム)もそうだけど、そういうとこでやはりこういう感じで、スペシャルマッチってあったら面白いんじゃないかなぁって、今日やってて思いました。やはりいまのこの流れ、新日本プロレスの流れ、当然、大事なんですけども、やはり50周年っていう部分では、こういうノスタルジックというか、こういう試合もあっていいんじゃないかって思いました。ちょっと、会社に提案したいなと思います。今日、やってて楽しかったです」

――トペは藤波選手に狙ってました?

タイガー「藤波さんに狙ってました! たぶんCIMAがね、横で藤波さんを押そうとするのか、なんかこう(トペから)逃げさせようとしたのかもしれないけど、今日、僕自身、持ってるスピード速くいったんでね。藤波さんに当たってよかったです」
 
小島「俺みたいな選手は、今日の対戦相手の若くてとても元気のいい選手のエネルギーを全部もらって、また少しずつ成長していく。この歳になっても、このキャリアになっても、まだそうやって若くて元気のいい選手からたくさんのエネルギーをもらってまだ、こうやって生きている。と思ったら、藤波さんみたいなすごい人がいた。俺よりもキャリア20年も上だぞ。キャリア20年も上の人が今日、あんなに元気いっぱいにやってた。もうそれだけで俺はお腹いっぱいだよ。自分自身また、生きるエネルギーをもらいました。#STRONGHEARTS、そして藤波辰爾、ダブルのエネルギーをもらって、また小島聡は大きくなりました。ありがとうございました」
 
棚橋「(※自然と笑顔がこぼれるようで)ちょっとね、ちょっと冷静じゃいられないっていう……。というのもね、最後、リングでね、ノーサイドになって、『ありがとうございました』って握手したんですよ。そしたら、『棚橋、次はシングルな』……ま、リップサービスっていう部分も大いにありますけども、よしっ……。『NEW JAPAN CUP』、悔しい結果になったけども、最後の最後、最終戦で、気持ちを前に向けるというか、テンション上がる出来事があったんで。これをまた、次のシリーズのエネルギーにね、していきます。あと去年、年末開催の“コンクルソ”が延期延期になってるから。今日、いいの見つけたから。エル・リンダマン。ちょっと“コンクルソ”、招へい選手に……」

――3.1日本武道館ではタッグを組んだ藤波辰爾選手、今日闘ってみて、改めてすごさや変わった部分、変ってない部分など感じましたか?

棚橋「もう、何だろ……うまく言葉では言い表せないですけど、なんか熟成されたワインのような……僕はあまりワイン飲まないですけど(苦笑)。とにかく、すごかったです」

――では、シングルで50年もののワインを開けないといけないですね。

棚橋「(※笑顔で)うまいこと言いますね。ありがとうございます」
 
 

――3.1日本武道館大会ではタッグを組んだオカダ選手、棚橋選手。闘ってみた感触はいかがでしたか?

藤波「やっぱり闘うと違うね。この前はパートナーだった。そのときもうすでに闘いモードで、いつかやるという部分が自分の気持ちの中にあったけどね、やっぱり肌をを合わしてみてやっぱり、けっこう、重いね。自分がちょっと安定感が弱いのかもしれないけどね。しっかりと……こっちがちょっとテンポが合わなかったのかね。でも、しっかりと、ほんのわずかな時間だけどね、体感できたから。次が楽しみだね。またちょっと、やってみたくなるね、これでね」

――ほかにも小島選手、タイガーマスク選手と懐かしい顔が相手にいました。

藤波「小島と俺は……脚持っただけか? もう意識が棚橋とオカダにいってたんでね。いやぁ、やってみたい。もう1回、これ……今日はタッグだからね、8人タッグか。これ(通常の)タッグだと、もっと手ごたえがあるのかなって感じがするんだけどね。見た目よりも……まぁ棚橋とは前にやってるあれはあったんだけど、実際には(それから)数年経ってるし、やっぱり安定感があるね。楽しみ、次が。こっちがどんどんどんどんなんか、彼らによって若返させられるようなね。次は……まだ言わない。シングルとは言わない(笑)。ホントは言いたいとこだけどね。ちょっと置いときましょう」

――やっぱり藤波さんにとって新日本プロレスのリングは特別なものですか?

藤波「そうですね。やっぱり育ったところだし、それと時間的には間が開きましたけど、やっぱりいつも新日本のリングに立っても、新日本のリングっていうのはなんとなく、なんていうのか心地いいね」

――いい緊張感に包まれる?

藤波「そうだね、いい緊張感……」

――まだ50周年は続きます。

藤波「あと50年は勘弁してくれよ(苦笑)。でも50年はいかないけど、俺、“生涯現役”ってうたってるからね。それだけにもう1回、納得する試合をやってみたいね。そのためにちょっとね……。でも、よくまたコンディションがここまで、あのヘルニアから復帰して(戻ったね)。立って歩けなかったんだからね。それがここまで。もうちょっと、走れるようになったらね。ロープワークできるようになったら、みんなとね」

――オカダ選手が、昔、藤波さんが得意にしてたショートレンジのドロップキックを放ってきましたが……。

藤波「いや、もう気がついたら足がここ(目の前)にあったからね。俺もやってたんだよねぇ……」

――ジュニア時代の藤波さんを見ているようでした。

藤波「俺も今日ねぇ……飛んでみようかなと思ったんだけどね。ジャンプ力がもうちょっと。課題だね」

――タイガーマスク選手のトペも浴びました。

藤波「そう。トペやられたし、ドロップキックで飛ばされるし。昔の俺の専売特許、全部取られた。次、頑張ります。でも、いざ肌を合わしてみるとね、なんか次、自分が燃えるものがね、わいてきたっていうか。そういう意味ではよかったね」
 
CIMA「いやぁ、おかわり欲しいね」

リンダマン「いやぁ、刺激たっぷりですよ」

CIMA「これはちょっと……藤波さんとタッグを組んで、対戦相手が、昨日に続き、タイガーさん……タイガーさん、今日なんかコスチューム特別っぽかったし。で、小島さん、オカダ選手、棚橋さん……これ、俺らの人生どないなってんねん!?」

リンダマン「ハハハハハ」

CIMA「バグやで、人生のバグ、プラスの。こんなこと……T(-Hawk)がガッチリ最後、オカダさんにレインメーカーいかれたから。これもね、1発いただいとかないと。世界最高峰っていうの、わからんから。まぁリンダマンはまだね、デスペラード選手とも残ってるし。これからおかわりやっぱりもらわんと。Tはちょっといま、しゃべれんかもわからんけど。おかわりもらわなアカンやろ」

リンダマン「いや、もう間違いないですね。最初から途中まで、もうファンの気分だったんですけど、T-Hawkと小島選手の熱いチョップの打ち合い見て、『いや、これ勝負だな』と。俺たちこういうところで勝負していかなきゃいけないんだなと……」

CIMA「まぁ(体の)サイズは完璧に、我々ちっちゃいけど、やっぱり名前の通り#STRONGHEARTS、これでいくしかないやんか」

リンダマン「もうハートだけ……」

CIMA「もうGLEATするかせんかで、勝負懸けようや。われわれ単純やから。まぁTがいまこういう状態やけど、われわれ#STRONGHEARTSは、新日本プロレス……おかわりお願いします」

リンダマン「ごっちゃんです!」

――急に決まったカードでしたけど……。

CIMA「いや、昨日の夜……」

リンダマン「僕、ビックリしましたよ」

CIMA「僕、今日、ホントは和歌山に行く予定をしてたんですよね。一応、昨日の大阪城ホール、(2連戦の)初日ってことを聞いてたんで。そしたら夜、もちろんLIDETから連絡いただいたんですけど、ホントに発表なって“WOW”」

リンダマン「いいのかなぁですよ(苦笑)」

CIMA「いや、これもまた人生ですよ」

――CIMA選手ほどのキャリアからすると、これほどワクワクするカードが組まれることはなくなってきたのでは?

CIMA「藤波さんは(キャリア)半世紀ですけど、僕も四半世紀プロレスやってきてるんですね。で、まぁ、オカダさんとは先週(3.14高松)、シングルマッチ、メインでやらせてもらいましたけど、棚橋さん、小島さんってホントに初なんですよ。こんなことって………あるんかな!? あと15年なって、こんなことあると思う!?」

リンダマン「いやいやいや……。もう想像がつかないですよ」

CIMA「あっ、Tがこんな状況やから、早く医務室へ行ったほうが……」
 
※T-hawkは大の字になったままコメントを出せず。

<写真提供:新日本プロレス>

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