【DDT】KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が挑戦者・上野勇希をバッサリ斬り捨てた!「プロレスラーとしての、人間としての薄っぺらさに尽きる」

DDTプロレスが4月20日、東京・渋谷区のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで春のビッグマッチ「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」(5月1日、横浜武道館)に向け記者会見を開き、KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が挑戦者の上野勇希をバッサリ斬り捨てた。

上野は「いろんな人の熱をもらって挑戦者になりました。大好きなDDTを、無差別級王者の上野勇希として背負っていきたい。素晴らしいチャンピオンの遠藤さんに勝って、僕がチャンピオンになりたい」と意欲。

遠藤は「皆さん、挑戦者・上野勇希に期待してますか? レスラーとしてはいいものをもってると思います。ただ、無差別のベルトを巻いてトップに立つ器には達してないと思います。俺から言わせてみれば、まだまだ薄っぺらい人間ですね。顔よし、体よし、動きよし。プロレスはそれだけじゃないんですね。3月20日、両国国技館の遠藤VS竹下(幸之介)が何で盛り上がったか? 俺と竹下の10年、そしてDDTの25周年。この重みがあの試合を盛り上げました。仮に竹下VS上野のタイトルマッチで、あれ以上の試合をしたところで話題にはなってなかった思います。上野にはまずそこが足りない。5月1日のタイトルマッチ、俺的にはそんなに注目されてないと思うんです。上野が俺に勝つビジョンが見えてないからだと思うんです。それも含めて、プロレスラーとしての、人間としての薄っぺらさに尽きると思います。今回俺の役割は上野に挫折を味わわせることだと思います」と辛らつな発言を残した。

これを聞いた上野は「5月1日に向けて、タイトルマッチが盛り上がってないのは、チャレンジャーの僕が薄っぺらいからだけでしょうか? 僕は本気で世界で一番面白いDDTを全力で広げたいし、盛り上げたいし、そのためにチャンピオンになりたい。竹下VS遠藤、すごかったです。僕はそれを見て、その遠藤哲哉を倒したいなと思いました。これから世界で頑張るタケ(竹下)がDDTを見たとき、無差別級チャンピオンの上野勇希が面白い試合してるな、挑戦させてもらおうかなって、僕が迎え入れるのも夢です」と反論。

さらに、上野は「遠藤さんは挑戦者が主役なんだから頑張れよって言ってますよね。竹下VS遠藤はすごかったですよ。それは挑戦者・遠藤が頑張ったからなのか。挑戦者が主人公で頑張って勝って、それで盛り上がったのか、僕はそうは思わない。チャンピオンも挑戦者も頑張ったから、両国は盛り上がったんだと思います。遠藤さんの言葉と、僕の気持ちと合わせるなら、遠藤さんは脇役で頑張ってもらって、僕がチャレンジャーとして、主役として頑張らせてもらいます。僕が勝ってチャンピオンになって、DDTをもっと盛り上げたいと思います」と持論を展開。

前哨戦を経た印象の変化について、上野が「試合では見てくれてるのかなって、熱も感じてたんですけど。僕には向き合ってないのかなって思います」と言えば、遠藤は「正直変わってない。チャレンジャーとしては100点かもしれないけど、チャンピオンとしては0点。チャンピオンにはなれない。DDTの未来を背負いたいと言うけど、彼はチャンピオンにはならないと思います」と言い切った。

また、“鉄人”小橋建太氏が同王座戦の立会人となり、「WRESTLE UNIVERSE」でゲスト解説を務めることが決まった。

なお、会見が終了しようとした際、フェロモンズ(男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人)が乱入して、5・1横浜武道館で対戦する今林久弥GM(パートナーはAKIRA、マッスル坂井)を襲撃して、早くも勝利宣言をしていた。

<写真提供:DDTプロレスリング>

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