【ドラディション】欠場の藤波辰爾の思いを背負ったLEONA「リングを守らなきゃいけない」

ドラディションは12日、東京・後楽園ホールにて藤波辰爾デビュー50周年記念ツアー「TATSUMI FUJINAMI 50th ANNIVERSARY THE NEVER GIVE UP TOUR」を開催した。

藤波はこの日のメインイベントの6人タッグマッチに出場する予定であったが、コロナ陽性判定を受け、5月1日新日本プロレス、5月2日ヒートアップを欠場、療養に努める為に今大会を欠場した。

第2試合では、藤波の長男・LEONAとヒートアップのTAMURAがシングルマッチで激突すると、グラウンドの攻防などお互いに攻めるも時間切れ引き分けとなった。

バックステージでLEONAは「あーくそ!たしかにヒートアップのチャンピオン戦線にいる選手にコロナで隔離されて、復帰して4日目の僕が勝てるほどもちろん甘くないのは分かってたけど…でも、自分だって父親が同じコロナになって悔しい思いを抱えながら欠場という勇気ある決断を選んで。主のいない城は、やはり同じ国のリングを守らなきゃいけないっていう思いで今日はリングに立ちました。濃い15分でした」と心境を明かした。

また、「2013年に船木さんとここでデビュー戦の時よりはちょっとは違うかな。この7、8年で少しずつ自分を自信をつけて、その思いで今日はリングに上がりました。次、また他の団体でも。そして、今日は初めて新日本プロレスワールドでLEONAのレスリングを見せられたのでこれをステップにして、今までに踏めなかったステップを駆け上がっていきたいと思います」

TAMURA「ありがとうございました。LEONA君と2度目のシングルだったんですけど、また続きがあるということで。もちろん、藤波さんにも僕はリベンジしなきゃいけないので、藤波親子へのリベンジを期待しててください。絶対また藤波戦、実現させてみせます」と意気込んだ。

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