【新日本】石森がヒロムからIWGPジュニアヘビーを初防衛!挑戦者KUSHIDAの登場に、石森激怒!

新日本プロレスは6月21日、東京・後楽園ホール大会を開催。

メインは、 石森太二が持つIWGPジュニアヘビーのベルトに高橋ヒロムが挑戦。
直前まで高橋ヒロムが後楽園ホールを超満員札止めにしたいと呼びかけ、石森もそれにのった結果、当日は超満員札止めに。

超満員札止めの観客が見守る中、お互い引かない技の繰り出し合いが行われた。
壮絶な試合は、36分超えで石森がブラディサンデーでとどめを刺し、IWGPジュニアヘビー初防衛を果たした。

初防衛を果たした石森が次の挑戦者を探すと、KUSHIDAが登場。
騒然とする中、新日本への復帰と次期挑戦者をアピールしたが、石森は「テメーがチャレンジャーとしてふさわしいか、俺が査定してやるよ!」と返し激怒しながらリングをあとにした。

 

▼第7試合 60分1本勝負
IWGP ジュニアヘビー級選手権試合 ※初防衛戦
<チャレンジャー/BOSJ29優勝者> 高橋ヒロム
vs
<第92代チャンピオン> 石森太二
36分20秒  ブラディ―クロス→片エビ固め
※石森が初防衛に成功

 

試合後、石森がマイクアピールをするなか、KUSHIDAが登場。

KUSHIDA「おひさしぶりです、KUSHIDAです。今、契約書にサインをしてきました!新日本プロレスに復帰します!残りのプロレス人生の時間をすべて、新日本プロレスの発展に捧げます。石森さん!おめでとうございます!すばらしい試合でした。そして超満員札止め、おめでとうございます。強すぎちゃって、挑戦者がいなくなっちゃったんじゃないですか?どうです?いるんだよ、ここに俺が!」

石森「ちょっと待てよ、オイ!いきなり来て、すぐ挑戦?ムシがよすぎねえか、なあ?。だからなあ!次期シリーズ、その次のシリーズと時間をかけて、テメーがチャレンジャーとしてふさわしいか、俺が査定してやるよ!」

 

■試合後インタビュー

石森「(※床に座り込んで)ヒロムがよぉ、カッコつけずに枚数も出して、超満員札止めになるように呼びかけただろ? それに俺も乗っかった。そのおかげで今日、札止めになったんだと思う。だから、ヒロムの功績は大きい。だがよぉ、一つだけ気に食わねぇことがあるんだよ。アイツ、言ってたよなぁ。『ジュニアのベルトを巻いたまま、ヘビーのベルトを巻き、ゴールデンタイムで試合をする』だと? アホなことぬかしてんじゃねぇよ、コノヤロー! それは、俺がここにいる限り、ぜってぇさせねぇ!それでよぉ、勝って、気持ちよく帰ろうとしたらよぉ、アイツだよ。KUSHIDAだよ! てか、空気読めよホントによぉ! 俺がよぉ、『誰かいねぇか』って言っただろ? そん時出てこいよ!(※ため息をついて)ムカつくなぁ。はぁ、まぁいいよ。これから時間かけて査定してやっから。チャンピオンとして、チャンピオンの権限として、すぐに挑戦は、ない!」

※ヒロムはおぶわれたまま控室に直行し、ノーコメント。

 

KUSHIDA「お久しぶりです。本当に今、契約書をもらってサインしました。また新日本プロレス、よろしくお願いします」

--石森選手が「査定してやる」と言ってましたが。

KUSHIDA「ほうほうほうほう。まぁ、それはさておき、今まだ家がフロリダのオーランドにありますんで、ロサンゼルスに引っ越して、そこから試合のたびに来日するという形になると思います。残りの僕のプロレス人生、その時間、経験も全て、この新日本プロレスの世界進出、発展に捧げたいと思います。
アントニオ猪木さんの有名な言葉で、『ジャングルを守るより、むしろ作れ』(というのがあります)。面白いことができるんじゃないかって、これから楽しみですね」

--挑戦表明されていましたが。

KUSHIDA「3年半前に新日本プロレス・ジュニアを離れて、新日本プロレス・ジュニアを盛り上げたいと。その役目はもう、ヒロムとデスペラードでしょう。そして石森選手、素晴らしかった。超満員札止め、そしてIWGPの名に恥じない試合だったと思います。ベルトを獲らないことには、この新日本プロレスの中で居場所は生まれないでしょう。居場所確保のために頑張ります。以上です!」

 

<写真提供:新日本プロレス>

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