【DDT】樋口和貞が秋山準との前哨対決で白星を挙げ「KING OF DDT」制覇に自信!「秋山準をぶっ倒して俺がベルトを巻く!」

 DDTプロレスが6月25日、神奈川・横浜ラジアントホールで「DRAMATIC DREAM TOUR 2022 in YOKOHAMA」を開催。7月3日、東京・後楽園ホールで行われる最強決定トーナメント「KING OF DDT 2022」準決勝で当たる樋口和貞と秋山準が前哨対決に臨み、勝利した樋口が同トーナメント優勝に自信を見せた。

 この日のセミファイナルで、樋口は坂口征夫と組み、秋山、岡田佑介組と対戦。先発した樋口と秋山はショルダータックル合戦でぶつかり合い、場外に転じると、樋口がチョップ、秋山がエルボーで激しくやり合った。

ところが樋口のチョップが鉄柱に誤爆。それでも樋口はリングに戻ると、串刺しチョップ連打、串刺しラリアット、ブレーンバスターで攻め立てた。秋山がエクスプロイダーで返すと、樋口はラリアットを繰り出し、両者はバチバチの攻防に。

 秋山が岡田に交代すると、樋口はぶちかまし、串刺しラリアット、アバランシュホールド、ジャンピング・ビッグブーツで怒涛の攻め。最後はブレーンクロー・スラムを豪快に決めて、岡田から完全無欠の3カウントを奪った。

 樋口は「次、後楽園で準決勝。相手は秋山準。ぶっ倒して、俺がベルトを巻く」と豪語。バックステージで樋口は「今日でいけるって、そういうのはつかんだ。必ず準決勝、秋山準をぶっ倒して。逆のブロック、上野(勇希)か吉村(直巳)か、どっちか分からんけど、上がってきたほうを倒して、俺がベルトを巻く。秋山には坂口さんも負けてるし、イラプションとしても、DDTの樋口としても、ここで負けるわけにはいかない。必ず上り詰めて、俺が強さの象徴になって、DDTを引っ張っていく」とキッパリ言い切った。

 かたや、秋山は「あとは準決勝、決勝。絶対勝つから。まだKING OF DDT、優勝したことないから。必ずベルト巻いて、遠藤(哲哉)の前に立つ。(樋口は)元気だよ。俺も元気だから。俺も夏にかけてどんどん元気になってくるから。7月3日なんて、ちょうど元気の真っ盛り」と負けていなかった。

 また、準決勝で上野と対戦する吉村は第4試合で若手の高鹿佑也と一騎打ち。高鹿もエルボー連打、アームロックで必死の攻めを見せるも、吉村が必殺の払腰で料理した。

 吉村は「高鹿、次はもっと頑張れ。今の俺を倒したかったら、オマエじゃぬるすぎる。このトーナメント、俺が絶対に優勝して、KO-D無差別のベルトを俺のものにするから」と堂々の優勝宣言。

 なお、米インディー団体で活躍するハイフライヤー で“175cmの大巨人”アンドリュー“ザ・ジャイアント”エヴァレットの7・3後楽園、7月7日の東京・新宿FACEへの参戦が決定。後楽園ではクリス・ブルックスと組み、MAO、勝俣瞬馬組と対戦する。

【大会名】DRAMATIC DREAM TOUR 2022 in YOKOHAMA
【日時】2022年6月25日(土)
【会場】神奈川・横浜ラジアントホール
【観衆】190人(超満員札止め)

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
火野裕士&○納谷幸男 vs HARASHIMA&岡谷英樹●
10分2秒 体固め
※バックドロップ

▼第二試合 ノータッチルール 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&西垣“コーチン”彰人 with 今成“ファンタスティック”夢人 vs 大鷲透&平田一喜●&高尾蒼馬
12分51秒 フェロモン彫刻の森

▼第三試合 DAMNATION T.AvsThe癒されるズ! 30分一本勝負
佐々木大輔&○KANON vs クリス・ブルックス&アントーニオ本多●
13分18秒 メデューサ

▼第四試合 30分一本勝負
○吉村直巳 vs 高鹿佑也●
9分21秒 片エビ固め
※払腰

▼セミファイナル BURNINGvsEruption! 30分一本勝負
秋山準&●岡田佑介 vs 樋口和貞○&坂口征夫
10分17秒 片エビ固め
※ブレーンクロー・スラム

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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