【JTO】3周年記念大会「祝」に向けTAKAが見所解説!稲葉vsAoiがクイーン戦へ火花!ファイヤーがKING戦へ闘志<プロレスTODAY増刊号>

旗揚げ3周年を迎えるJUST TAP OUTより、TAKAみちのく、ファイヤー勝巳、稲葉ともか、AoiがプロレスTODAY編集部に来社。

7月9日(土)、東京・後楽園ホールにて開催する3周年記念大会『祝』~JTO GIRLトーナメント決勝戦~に向け、代表であるTAKAみちのくが各試合の見所を解説。

JTO GIRLトーナメント決勝戦で雌雄を決する稲葉ともかとAoiがこれまでの闘いを振り返り、決勝戦の舞台にかける思いを吐露。

またKing of JTO戦でKING武蔵龍也に挑むファイヤー勝巳が熱い思いを語った。

そしてTAKAみちのくは、自身の30周年記念大会も間近に控えており、プロレスラーとしてだけでなく経営者目線でも今後の展開についての熱い思いを披露。

それぞれが3周年記念大会にかける思いを語った。

3周年記念大会『祝』~JTO GIRLトーナメント決勝戦~
日時:2022年7月9日(土)17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール

ゲスト:TAKAみちのく、ファイヤー勝巳、稲葉ともか、Aoi

▼インタビュー全編はコチラからご覧ください。

①JUST TAP OUT3周年を振り返って

TAKA「旗揚げして1年ちょいでコロナ禍になりやりたいこともやれなかったですが、なんとか生き延びてきました!生命力はすごい強くなったかなと思っています。」

――千葉に新しい道場も構えられましたね。

TAKA「念願の立地のいい場所、千葉駅徒歩10分以内。いろんなことに活用できる道場だと思いますね。これはスタートです!」

稲葉「とても行きやすいです。やっぱり暑い日とか寒い日通うのちょっとダルイじゃないですか。だから余裕~と思って。」

TAKA「ちょっとこれ・・本音でいいですか?女子寮は前の道場から徒歩だったんですよ。今めちゃくちゃ遠くなったんで、たぶんふざけんなよって思ってると思います(笑)」

――じゃあ、本音は遠いところに作りやがってって感じですか?

稲葉「まあ・・・そうですね(笑)」

TAKA「女子寮からだと徒歩1時間なんでね、歩くのは・・・歩いてきてるやつもいますけどね。でも!!特筆すべきところは冷暖房完備、wi-fiもつながる、トイレも綺麗!ただ!!天井が低い!」

――トップロープ登れないくらいですか?

TAKA「いやトップロープどころか・・ファイヤー勝巳がドロップキックやったらガンって頭打つし。2メートルある綾部蓮なんて・・・(屈むジェスチャー)、だからそこはこれから何とかしようと思ってます(笑)」

勝巳「まあでも天井が低いのは、グラウンド(足以外の体がマットについている状態)の練習だと思えば。逆に好立地だと思ってますね。」

――さすが!ポジティブですね。

TAKA「前向き思考。だから“ファイヤー”なんですよ。」

Aoi「自分は道場まで歩いてる人間の1人なんですけど、自分がどうこうっていうよりお客様が来やすいっていうのが重要だと思うんですよ。これから道場マッチだけでなく、いろんな拠点として自分たちが広げていこうとしているので。だから1時間なんて容易いもんですよ。」

TAKA「素晴らしいですね。この2人(ファイヤー勝巳、Aoi)は。」

稲葉「え?あれ??いや、でも千葉駅から近いんでね。」

TAKA「そういうとこだぞ。旗揚げメンバーなのに。」

 

②大会の見所
※来社選手以外の試合の見どころは、動画にて。

▼タッグマッチ(30分1本勝負)
TAKAみちのく・カーベル伊藤
   vs
新・SEKIYA

TAKA「なんですかね、これという試合ですよね。もともと自分のカードは3周年決まっていなかったんですよね。どうしようか悩んでいたときに、いろいろ接点のあるカーベル伊藤社長と話をする機会があって。カーベル社長、昨年怪我をされて復帰されたんですけど、社長タッグやりましょうって言ってくださって。たしかに、それは面白いなと思ったんですよね。そこに食いついたのが新で。SEKIYAを引っ張り出してきたんですよね。2人はJUST TAP OUTでも有数の腕殺し、アームキラーなんですよ。その2人が社長タッグにぶつかってくるという感じですね。まあでも自分は気楽に行こうかなと。メインは若い者に任せて好きにやろうかなと。社長タッグでアームキラーをさらに上をいくアームキラーをしてやろうかなと思ってます。」

――普通の会社ではなかなかないことですよね。社長を倒しに行くなんて・・・

Aoi「社長を殴れるっていうね。」

――ファイヤーさんはTAKAさんと対戦もされてますよね?

勝巳「いや、最高ですよね。社長と戦う、代表と戦う、TAKAみちのくと戦う、どの面をとっても最高ですね。」

――そういう風に言ってもらえるのは嬉しいですね。

TAKA「自分もみちのく時代はサスケをボコボコにしたんでね。気持ちはわかりますよ(笑)まあでもまだまだ負けませんよ。」


▼King of JTO(30分1本勝負)

【KING】武蔵 龍也 vs 【4位】ファイヤー勝巳

勝巳「前回の2周年のときは、SEKIYAとランキング入りをかけて試合をしたんですよ。でもそのときは自分が指を骨折していたところを狙われたのもあり、負けてしまったんですよね。でもその一年後、ふたを開けたらKINGに挑戦するという状況で。去年は一番下の戦いだったのに、今年は一番上の戦いができる。自信があるので、この戦いでKING武蔵龍也を倒したいと思います。」

TAKA「JUST TAP OUTを旗揚げして、スカウトだけだったのを研修生制度を初めて第一期として入ってきたのがファイヤー勝巳で。コツコツやってきて、ここまで最高峰に挑戦するまで上がってきたのは本当にすごいなと思います。あとやっぱ改めて、分かりやすいランキング制度をやってよかったなと思いました。実力がどの位置にあるか明確に分かりますよね。ここでこれを覆すかどうか・・でも武蔵龍也って、でかい・動ける・パワーもテクニックもある、そして跳べる、全てを持っている選手なんですよね。JUST TAP OUT旗揚げ当時のテーマとして、誰がTAKAみちのくを倒すのかってあったんですけど、それをぶち破ったのが龍也なんですよね。だから正直まだ無理なんじゃないかなって思ってます。」

勝巳「でも気持ちでは負けてないです。自分も武蔵さんには持ってないものを持っていると思ってるんで。それを出して武蔵龍也をひっくり返したいと思います。」

――この1年で変わったぞというところが見れるわけですね。

勝巳「1年経ってちょっと変わったなって思うんですけど、でも自分的にはまだまだ発展途上だと思ってるんで。これからの自分を期待して見てもらいたいなと思っています。」

 

▼JTO GIRLSトーナメント決勝戦 & センダイガールズワールドジュニアチャンピオンシップ選手権試合
シングルマッチ(30分1本勝負)
【暫定1位】稲葉 ともか vs 【3位】Aoi(あおい)
※今回のトーナメント優勝者が4代目QUEEN(RANKING1位)となる

――JTO GIRLSトーナメント決勝戦、さらにセンダイガールズワールドジュニアチャンピオンシップの“二冠戦”に急遽なったことでぐっと注目度が上がりましたね。

Aoi「この一戦、根本的に2つのベルトをかけてというわけですが、ベルト以前に『対稲葉ともかさん』ということに語り切れないほどの思いがありますね。ともかさんも一緒だと思うんですけど。同じ寮の同じ部屋で、練習生として入団してから本当に言葉通り衣食住をともにしてきたんですよね。そのうえで、自分はともかさんの後ろをずっと追いかけて、ともかさんから何か得ようと必死にやってきました。ともかさんから見たらまだまだこれからかもしれないですけど、自分的には超えることが恩返しだと思うし、超えてAoiの時代を作り上げていきたいなと思っているので。ベルトももちろん大事ですけど、ベルトに惑わされることなく先輩を相手にするということに重点を置いて戦いたいと思います。」

稲葉「Aoiが言ったとおりで、Aoiとはいろんな思いが詰まってるんですよ。自分は仙女のベルトを持ってから防衛戦をしてないんですよね、いろいろあって。でも期限的には7月に返上しなくてはいけなかったので、正直悲しかったし悔しかったんですよね。でもそんななかAoiが仙女のベルトかけませんか?って言ってくれたので、本当嬉しかったですね。今回、準決勝でなんとか山縣優を倒して決勝に行けたわけなんですけど、まだAoiに越されたくないし、自分も次があるので防衛してQUEENのベルトを巻いて次に繋げたいと思います。」

TAKA「自分が理想とするプロレスを体現できる2人なのかなと思います。お客さんにメインはKINGとQUEENのどちらがふさわしいかというアンケートをやったんですけど、圧倒的にQUEENだったんですよね。注目度もかなり上がっているので、自分が2人に求めるものは他では見られないプロレスを見せてほしいと思っています。そしてそれができる2人だと思っているので、安心してメインイベントを任せたいと思っています。」

――それはすごい信頼されてるんですね。この発言は、プレッシャーにもなるかと思うのですがいかがでしょうか?

Aoi「素直に嬉しいですね。わたしはTAKAみちのく代表が大好きで、ここでプロレスを学ばせていただいているので。自分が認められる域まで達しているということが本当に嬉しいです。当日は、代表を満足させるどころか、驚かせられるくらいのものを見せたいですね。」

稲葉「わたしは緊張しいなので、すごいプレッシャーですね。セミファイナルがKING戦なんですけど、2人もものすごいのに、メインはそれを超えなくてはと思っていたところだったので、変なプレッシャーかかってます(笑)」

③TAKAみちのく30周年イベントについて

TAKA「25周年イベントもやりましたが、30周年あっという間でしたね。」

――25周年の際も来社いただきましたが、本当早いですね。ここにいるみなさん産まれる前ですかね?

TAKA「いやここ3人とも産まれてないですね。なんなら、うちにいるやつほぼ産まれてないですよね(笑)」

Aoi「わたしやっと人生20年なのに、30年もプロレスを続けてきたなんて想像もつかないですよね。」

TAKA「もうおじいちゃんですよ、おじいちゃん。」

――でも選手としても第一線でやられているのに、経営者もされてるなんて相当大変ですよね。

TAKA「20代でKAIENTAI-DOJOつくりましたけど、その経験を生かしてJUST TAP OUTを作ったんですよね。JUST TAP OUTが僕の人生の最後の場所だと思ってるんで、このプロレス+αでみんなが幸せになる組織を作りたい。僕は高校を出てプロレスしかしてないし、プロレスしかできない、でもプロレスを使っていろんなことができると思ってます。だからJUST TAP OUTを『千葉本店』として、そこを拠点に広げていく計画がたくさんあります。これからそれを仕掛けていき、30周年イベントでは関わる人がみんな幸せになるイベントにしたいと思ってますね。」

――それは楽しみですね。

TAKA「25周年のときは後楽園ホールだったので、今回はそれ以上の場所でやりたいなと思っています。この後楽園大会でもね、1つ爆弾を用意しているので。1つの“TIME BOMB”を爆発させますよ。あ、かといって(高橋)ヒロムが出てくるわけじゃないですけど(笑)。あとはメインの2人がどうなるか分からないですけど、個人的に勝利者賞を出したいと思います。それが“TIME BOMB”かもしれないですしね。もう若い者に任せていきたいし、活躍の場所を増やしていってあげたいですね。プロレスラーである以上、プロと名乗る以上、プロレスラーだけで食えるようにしてあげたい。正直、まだバイトしてる子もたくさんいます。でもそれもあと一歩のところまで来ているので、それを3年チョイで達成したいなと思っています。このJUST TAP OUT3周年、TAKAみちのく30周年でドカンと行きますよ!」

④最後にひとこと

勝巳「自分は2周年では負けているので、今回の3周年では絶対勝って今世代闘争が起きている『現リーダー格 対 研修生育ちのリーダー格』の頂上決戦が見れると思っています。ここで勝ってJTO男子を自分が引っ張っていきたいと思います。ファイアー!!」

Aoi「自分は今までいろんな他団体にも出させていただきましたが、ずっと稲葉ともかの背中を追ってきました。ここで二冠王者になることによって、ともかさんも見たことのない景色を見たいと思います。なおかつともかさんもですが、20歳を迎える記念すべき7月の大会なのでQUEENと仙女の二冠となって、最高の形で自分を祝いたいと思いますね。だからJust look at me!俺だけ見てろよ!!」

稲葉「自分はJUST TAP OUTの“周年女”と言われていて。1周年目、初のメインに立って『対舞華戦』で舞華ちゃんに勝って興行を締めてるんです。で、2周年目はQUEEN戦で雫有希選手と試合をして、興行を締めてるんです。だから今回の3周年でも自分が勝って、二冠チャンピオンになって興行を締めたいと思います。『一撃必殺!ともか蹴り』押忍!!」

TAKA「まあともかが今びしっと決めましたが、自分には見えるんですよ。大会終わった後にともかが号泣している姿が。いい意味だったらいいですけど、そうじゃない可能性もあるんでね。すぐに泣く女なので。まあ3周年ならびに間近に迫った自分の30周年、JUST TAP OUTまだまだ名もなき団体かもしれませんが、ここからすごい人材を育成し、気づいたらものすごい勢力になってると思います。だからJUST TAP OUTから目を離さないでくれ、注目してくれとは言いません。おのずとみなさんの視界に入るようになりますので、ご期待ください!」

<インタビュアー:プロレスTODAY総監督 山口義徳>

▼インタビュー全編はコチラからご覧ください。

【大会概要】

3周年記念大会『祝』~JTO GIRLトーナメント決勝戦~
日時:2022年7月9日(土)17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール

<対戦カード>

▼JTO GIRLSトーナメント決勝戦
シングルマッチ(30分1本勝負)
【暫定1位】稲葉 ともか vs 【3位】Aoi(あおい)

▼King of JTO(30分1本勝負)
【KING】武蔵 龍也 vs 【4位】ファイヤー勝巳

▼タッグマッチ(30分1本勝負)
TAKAみちのく・カーベル伊藤
   vs
新・SEKIYA

▼女子タッグマッチ(30分1本勝負)
山縣 優・柳川 澄樺(やながわ すみか)
   vs
神姫楽 (かぐら)ミサ・rhythm

▼ランキングイリミネーションタッグマッチ(30分1本勝負)
綾部 蓮(あやべ れん)・イーグルマスク
   vs
夕張 源太・十文字 アキラ

▼ARA・MIKA・ケンスケ デビュー戦6人タッグマッチ(30分1本勝負)
ARA(エーアールエー)・MIKA(ミカ)・ジャタップくん
   vs
ブラックイーグル・ケンイチ・ケンスケ

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