【ガンプロ】勝村周一朗が“プロレス王”鈴木みのるに無念の惜敗!「俺も鈴木みのるもガンプロも客も、まだまだこんなものじゃない」

 ガンバレ☆プロレスが7月10日、東京・大田区総合体育館で団体史上最大のビッグマッチ「WRESTLE SEKIGAHARA」を開催。元修斗世界フェザー級王者で、現在は同団体でプロレスラーとして活躍する勝村周一朗が、かつての“あこがれの人”鈴木みのるに挑むも惜しくも敗れた。

 序盤、ローキックの応酬から、目が離せない珠玉のレスリングの攻防を繰り広げた。戦場が場外に転じると、鈴木はイス攻撃。

 リングに戻ると、アームロックで攻め立てた。その後、エルボーの打ち合いが続き、勝村は逆十字固めで鈴木の腕を絞め上げた。さらに、必殺のニンジャチョークに入るも、鈴木はなんとか脱出。

 鈴木はスリーパーから、エルボーを放つと、ゴッチ式パイルドライバーを決めて勝村を仕留めた。試合後、鈴木は勝村を認めたのか、珍しく握手を交わして退場。

 バックステージで鈴木は「(勝村は)細い、小さい、プロレスの技が全然できない。昔やってた格闘技の技はちょっとできるよ。ちょっとだけできる格闘技の技は、まあまあ強烈ではあった。(握手は)ノリだ。単純に楽しかったんだ。殴り殴られ、極め極められ。ギリギリのところで生きてる」とコメント。

 勝村は「全然大したことない。俺も鈴木みのるもガンプロも客も。まだまだできます。こんなものじゃない。まだまだこのリングで生きてやる。あの人が最後に“何十回でもやってやる”って言ってくれたんで。これからもガンプロのリングで俺は駆け抜けるから」と悔しさで唇を嚙んだ。

【大会名】WRESTLE SEKIGAHARA
【日時】2022年7月10日(日)
【会場】東京・大田区総合体育館
【観衆】804人

▼第一試合 因縁の四獣集いし関ヶ原~スペシャルタッグマッチ~ 30分一本勝負
○木髙イサミ&石川修司 vs 石井慧介●&入江茂弘
13分42秒 体固め
※勇脚・斬

▼第二試合 高岩軍団vsガンバレ☆プロレス 30分一本勝負
岩崎孝樹&○前口太尊 vs 高岩竜一&5代目ブラックタイガー●
14分0秒 片エビ固め
※タイソンスプラッシュ

▼第三試合 ガンプロ名物スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
怨霊&●YuuRI&ランジェリー武藤 vs ガンバレ玉川&島谷常寛&HARUKAZE○
9分13秒 エビ固め
※炎のスピア

▼第四試合 Eruption vs ガンバレ☆プロレス 30分一本勝負
●坂口征夫&赤井沙希&岡谷英樹 vs 渡瀬瑞基○&春日萌花&冨永真一郎
15分22秒 片エビ固め
※エルボーバット

▼第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○ウナギ・サヤカ vs まなせゆうな●
12分59秒 片エビ固め
※城門突破

▼第六試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○鈴木みのる vs 勝村周一朗●
21分45秒 体固め
※ゴッチ式パイルドライバー

▼セミファイナル スペシャルタッグマッチ~CDKvsROMANCE DAWN 30分一本勝負
●クリス・ブルックス&高梨将弘 vs 翔太○&高尾蒼馬
23分9秒 雁之助クラッチ

▼メインイベント スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○今成夢人 vs 大家健●<挑戦者>
19分25秒 片エビ固め
※ラリアット。第2代王者が初防衛に成功。

〈写真提供:ガンバレ☆プロレス〉

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