【花見達也&仁木琢郎インタビュー】「僕たちの世代が結果を出す!」2AW タッグ選手権への思いを語る<プロレスTODAY増刊号>
3周年記念大会を控えた千葉密着・発信型プロレス2AWより、花見達也と仁木琢郎がプロレスTODAY編集部に来社。
7月31日、TKPガーデンシティ千葉大会で2AW タッグ選手権試合で王者組・吉田綾斗 & エクシリオ(THE RULE)に挑戦する2人。
新世代としてタッグタイトルにかける意気込みや互いのパートナーについて、また花見がリーダーのユニットである紅炎(ぐれん)についての思いを語った。
そして花見が5年半の寮生活を卒業し、新たなスタートを切ったが寮生活時代の仰天エピソードを明かした。
(収録日:7/14)
▼インタビュー全編はコチラからご覧ください。
有限会社 山﨑工業 プレゼンツ GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉
日程:2022年7月31日(日)開場12:15 開始13:00
会場:TKPガーデンシティ千葉
[2AW タッグ選手権試合]
《王者組》吉田綾斗 & エクシリオ
vs
《挑戦者組》花見達也 & 仁木琢郎
①王者組(吉田綾斗&エクシリオ)の印象、試合への意気込み
――THE RULE(ザ ルール)の吉田選手、エクシリオ選手の印象はいかがですか?
仁木「やってることが、ちょっと悪いんですよね。そこに納得はいかない。自分としては、今結果が欲しいんですよね。ベルトに挑戦表明した理由として、まだベルトを巻いていないので、分かりやすい結果として結果が欲しいと思いましたね。」
花見「THE RULE(ザ ルール)は本当に悪い2人なんですけど。吉田さんがもともと実力があるのは分かってるんですけど、エクシリオは謎が多すぎて・・・。何もしゃべんないから何考えているか分からないんですよ。だからどうしても発信している吉田綾斗に目が行きがちなんですけど、動きを見てるとエクシリオ、めちゃくちゃ身体能力が高いんですよね。あなどれないなと。謎にドラゴンスクリューからのシャイニングウィザードやったり、あれ?これもしかしてあの人なんじゃないかなって思ったり(笑)」
仁木「いや、全然体形違うし(笑)」
花見「え?だって思わなかった?」
仁木「いや、思いましたけど(笑)。あんな動きできないって、膝悪いんだし・・。」
――花見選手は、その吉田選手と先日シングルでの前哨戦がありましたがいかがでした?
※7/10(日)チーバトル137でシングル対決。吉田綾斗 〇 vs 花見達也×
花見「正直言って、吉田綾斗やっぱ強いなと。それにプラスしてベルトで反則して来たりするわけですよ。でも、選手権試合の前に肌で体感できたので、それはよかったなと。シングルでは負けましたけど、得たものを吸収してタイトルに向けて前を向いていきたいなと思ってます。負けましたけど、クヨクヨしてられないです。」
――仁木選手も吉田選手と前哨戦が組まれていますね。花見選手のリベンジということにもなると思いますが。
※収録日後の7/17チーバトル138でシングル対決。吉田綾斗 〇 vs 仁木琢郎×
仁木「リーダー(花見)が負けちゃったので(笑)。ここは自分が行くしかないなと。散々7.10TKP大会で吉田綾斗に言われたので、逆に一番下の僕がタイトルマッチ前に勝ったら面白くないですか?一泡ふかしたいですね。」
――吉田綾斗選手の印象はいかがですか?
仁木「僕が2AW入ってきたときのトップレスラーだったんですけど、今は悪くなっちゃってるんでね。もう何も言うことはないですよ。とりあえずを吉田綾斗を超えないとと思ってますね。」
②タッグを組むお互いについて
――プライベートでは、お2人で食事など行かれたりするんですか?
花見「食事は結構行きますね。」
――じゃあ、お互いの好物も知っている・・・?
花見・仁木「・・・(目を見合わせる)」
仁木「ハンバーグ」
――花見選手、正解でいいですか?
花見「正解、正解です。」
仁木「僕の分かりますか?」
花見「寿司だ!」
仁木「あ、まぁ。」
――寿司、だいたいの人好きですよね(笑)
仁木「え、なんだろう?あ、お酒だ!レモンサワー!」
花見「レモンサワー(笑)正解(笑)」
――じゃあ挑戦者組も、息ぴったりですね。
花見「あっぶねー、よかった。」
――では、お互いのよい点をお伺いしてよろしいですか?
花見「よい点は、組んでてやりやすいですね。単純に紅炎(ぐれん)っていうユニットの中で話をしているっていうのもあって、試合中に顔合わせるだけで何やりたいかが分かりますね。最初の頃は、『行くぞ!』って仁木を見ても、『え?なになに?』ってあったりしたんですけど・・・、だから今は組んでて気持ちいいですね。これがタッグかって感じです。」
仁木「僕は、(花見さんは)先輩なんですけど、他の先輩とは違うんですよ。仲がいいっていうのもありますけど、馬鹿やっていられる先輩が花見さん(笑)。でも、試合になると本当にすごいなって。この人についていってよかったなって思います。ギャップをすごい感じます(笑)」
――逆にここはちょっと改善してほしいなというところはありますか?
仁木「少し前まで花見さんも寮にいらっしゃったんですけど、自分が1人になりたいときとか『おーい』って邪魔しに来るんですよ。今じゃないってときに・・・うるさい。普段うるさい(笑)」
花見「でもこれ何が悪いって、ワザとやってますからね(笑)」
仁木「ワザと嫌な事やってくるんですよ。シャワーのときも水の温度を変えるスイッチがあるんですけど、僕が浴びてるときにスイッチいじって温度低くしてくるんですよ。それが1回ならいいんですけど、3、4回やってきたんですよ。」
――それはしつこい(笑)
花見「でも、1回恐かったですね。裸のまま『お~い!』ってバッド振り回して追いかけてきて。」
仁木「リッキーさんが使う有刺鉄線バッドがあったんでそれ振り回しながら『おい!』って。」
花見「あのときの仁木は恐かった・・。」
――逆に花見さんが仁木さんに改善してほしいところはありますか?
花見「仁木がふざけたの持ってきたので、じゃあガチのやつを。試合で組んでてやりやすいし、アイコンタクトでお互いに分かるっていうのがありすぎるからか、タッグで僕とのことあまり考えてくれないんですよね。2人で新しいワザ生み出そうよ!1週間後にアイディア持ち合おうよ!って言って、僕10個くらい考えたんですけど。こいつまさかの0個だったんですよ!『いやもう、花見さんの考えでいいですよ。それでいきましょうよ。』って言うんですよ、ひどい。」
仁木「まぁ、なんとかなるかなって。試合前にちょっとやればいけるかなって。」
花見「って言うじゃないですか。でも当日試合中にこれ行くぞって合図出すと焦りだすんですよ、じゃあ練習でやっとこうよって。」
③無差別級王者となった真霜選手について
――今、チャンピオンである同じユニットの真霜選手は無差別級の防衛試合がありますが、真霜選手についてはいかがですか?
仁木「このユニットのメンバー全員、プロレスに関してはめちゃくちゃうまい人たちなんですよね。真霜さん、本当に勉強になるんですけどずっと真霜さんに頼っててはダメだと思っているので、今回タッグのベルトを取って真霜さんを超えたいなって思います。」
――普段コミュニケーションとかは?
仁木「まぁ、向こうからはあまり来ないですね。だからこっちから話すしかない・・っていうのが一緒になって分かったので。練習とかも別々なので、試合当日にタイミング合えば合わせるくらいですね。食事も行ったことないですし。」
――レモンサワーが好きなのに(笑)。じゃあ、花見選手にセッティングしてもらわないとですね。
仁木「そうですね。僕からはいけないので、ここはリーダーに(笑)」
――その花見選手は、真霜選手に思うところがいっぱいあるようですが。
花見「今日はとっておきのありますよ!ひどいのが。今回は、さすがに頭にきております!注目してほしいのは、今日仁木が着てる紅炎(ぐれん)の新Tシャツが発売しているんですけど、この色とかデザインとかは第1回紅炎会議で話し合ったんですよ。なかなか集まることないのに、リーダー頑張りました!真霜さんに来てほしいな、4人で着たいなっていうのがあったんですよね。自分の色のオレンジとか、白とかいろんなデザインを出してどれもかっこよかったんですよ。でも真霜拳號が『黒が着やすいな、白は着ない』って言ったから、黒にしたんですよね。なのにあの男、1度も着ない!」
――なんでですかね、かっこいいですよね。
花見「ですよね、だから言ったんですよ。試合後に4人で着て売店売りに行きませんか?と。『(真霜選手の真似で)試合後、ちょっと汗かいてるから。着たくない。』なんだよそれ!着ろ!着ろ!ひどい話ですよ、汗かいてるからって。」
仁木「本当に1回も着てないですよね。」
――でもTシャツは真霜選手に渡されてるんですよね?
花見「もちろんもちろん。」
――真霜選手、入場のときもガウンだけですもんね。
花見「そうなんですよ、だから入場のときは仕方ないと思うんですけど、他いろいろタイミングあるじゃないですか!」
仁木「先日、花見選手が吉田選手とシングルのとき、真霜さんセコンドついてくれて腰にはつけてましたけどね。」
花見「いやでも、着ない真霜選手が腰につけてくれてる!って感動は違うと思うんですよ。そうじゃないんですよ、着ろ!真霜拳號、着ろ!!」
――だいぶ怒ってますね。
花見「今回は真霜さんにも直接怒ってますからね。なかなか真霜さんに怒ることなんてないですけど、ちょくちょく言ってたら最初は笑ってごまかしてたんですけど、最近逃げていきますからね(笑)」
――もしかしたら、7.31無差別級選手権試合で着てくれるんじゃ!?
仁木「どうだろう・・・着ないんじゃないですか?」
花見「ないな(笑)」
④花見選手が5年半の寮生活を卒業、寮生活での思い出は?
花見「19歳で寮に住み始めて。僕が入った当時は、吉田綾斗、最上九、浅川紫悠、拓真さんがいて、この4人がまあ個性的だったので、いて飽きないなっていう。先輩に対して失礼かもですが、面白いなと。寮生活は初めてだったんですけど、割と苦じゃないなと。合ってたから5年半もいちゃったんでしょうね。」
――思い出深いことなどもありましたか?
花見「いろいろあったんですけど、中でもすごかったのは、某選手が先輩と口論になりまして。まあ先輩もいなくなったので、その選手はテレビゲームを始めたんですよね。そしたらその先輩戻ってきて、しかも手にはハンマーを持って。某選手がやっていたプレイステーションを手に取ってハンマーでガンガン叩き出して(笑)。ぶち壊したんですよね。壊して何も言わずに帰っていったんですよ。僕その場にいたんですけど、某選手ともう何があったの?って感じで。」
――それは恐いですよね。
花見「衝撃でしたね。」
――仁木さんとは何年一緒だったんですか?
花見「2年ですかね。2人で馬鹿やってたので、他の後輩白い目で見てましたね。」
仁木「ほんと、ここ(花見、仁木)だけ騒いでましたね(笑)」
⑥最後に大会に向けて一言
仁木「この大会、まず最初に言った通り、ベルト、結果が欲しいですね。この団体、上の世代の真霜拳號、吉田綾斗、滝澤大志に頼ってばかりではだめだと思うので、下の世代、まずは自分が結果を出して団体を変えようと思ってます。7月31日、応援よろしくお願いします。」
花見「今2AWの王者・真霜拳號、悔しいですけど2AWを引っ張っていってると思います。でもそこに負けないように、同じユニットだからといって慣れ合いじゃなく、そこにも負けたくないと思っています。今回自分らで選手権試合のチャンスを作りました、あとは仁木の言う通り結果です。結果を出すだけだと思ってます。そして僕がずっとこれだけは言い続けていることですが、2AW、僕たちの熱を会場で感じとってほしい。熱さを生の熱を感じ取ってほしい。応援してくださるみなさんに見せたい景色があります。ぜひそれを会場で見に来てください!」
<インタビュアー:プロレスTODAY総監督 山口義徳>
▼インタビュー全編はコチラからご覧ください。
有限会社 山﨑工業 プレゼンツ GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉
日程:2022年7月31日(日)開場12:15 開始13:00
会場:TKPガーデンシティ千葉
<全対戦カード>
▼2AW タッグ選手権試合
《王者組》吉田綾斗&エクシリオ vs 《挑戦者組》花見達也&仁木琢郎
▼2AW 無差別級選手権試合
《王者》真霜拳號 vs 《挑戦者》羆嵐(フリー)
▼6人タッグマッチ
木髙イサミ(プロレスリングBASARA)&下村大樹(プロレスリングBASARA)&神野聖人(プロレスリングBASARA) vs 本田アユム&CHANGO(フリー)&チチャリート・翔暉
▼3WAYマッチ
十嶋くにお vs 若松大樹 vs ナカ・シュウマ
▼6人タッグマッチ
リッキー・フジ&滝澤大志&大和ヒロシ(フリー) vs 吉野コータロー&最上九&笹村あやめ
▼シングルマッチ
旭志織 vs 条柴拓真
※試合順未定。負傷その他の理由で欠場となる場合あり。