【ノア】新GHCヘビー級王者となった拳王がノアの現状打破に意欲!「若い選手に刺激を与える」

プロレスリング・ノアは17日、都内にて前日に行われた日本武道館大会の一夜明け会見を行い、王者・小島聡を下して新GHCヘビー級王者となった拳王が出席、激闘を振り返ると共に今後の目標を語った。

会見に登場した拳王は「第40代GHCヘビー級チャンピオンの拳王だ。俺がずっと夢描いてた日本武道館のメインで、GHCヘビー級のベルトを獲ることができて、本当に感慨深い思いでいる」とゆっくりとした口調で語る。

対戦した小島については「前哨戦とかでいろいろやってきたけど昨日戦って、やはりキャリア30年、凄いものを持ってたよな。30年間積み重ねてきた強さ、やはり凄く重いものを感じた。だが、その重いものを超えるぐらい俺のGHCヘビー級チャンピオンになるという気持ちの方が強かったっていう結果が出たよな」と強さを認めつつ、自身の気持ちが上回っていたと勝利した理由を明かした。

そして、4年4ケ月ぶりの王者に返り咲いたが、どんなノアにしていきたいか?という質問には「4年前、俺がベルトを獲った時に言ってた言葉あるよな。日本武道館にてめえらクソヤローどもを連れていく。それは実現できた。ただその4年間ノアを見てると、やはりベテラン選手におんぶに抱っこ。この現状はみんなも分かってると思う。その現状を打破しないといけないよな。やはり!ベテラン選手におんぶに抱っこだったら未来なんて、遠い未来なんて見えない。遠い、輝いてる未来を見せるために、俺がノアを引っ張っていく」

戦前に若い世代の積極的な発信が必要と言っていたことについて、その気持は変わらないかと聞かれると「もちろん変わらない。今のノアはベテラン選手がまず初めに発言して、若い選手が発言する場所がないように見える。なので、俺がもっともっとベテランじゃなく、若い選手に刺激を与えて、発言できるようなノアを作っていきたいと思っているぞ」と目標を語った。

また、この日『N-1 VICTORY 2022』出場選手とブロック分け、公式戦全日程が発表されたが、優勝を宣言すると共に、同ブロックの藤田和之に対してはGHCナショナル選手権で負けているだけに「悔しさは今でも忘れていないぞ。この悔しさをN-1で晴らせる」と意気込んでいた。

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