【新日本】ザックが素早い関節技で逆転勝利!「KENTA、今日から俺が『ダイセンパイ』だ」<G1 CLIMAX 32>

新日本プロレスは7月17日(日)、北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて『G1 CLIMAX 32』を開催。

第6試合では、「G1 CLIMAX 32」Cブロック公式戦としてザック・セイバーJr.とKENTAが対戦。

プロレスリング・ノアではKENTA、新日本プロレスではザックが、それぞれ先輩となるため、お互い『センパイ』アピールをする両者。
エルボーにキックと技の応酬を繰り広げ、最後は一瞬の隙をついてザックが関節技を決め、KENTAからギブアップを奪った。

だが、KENTAはギブアップしていないとレフェリーに抗議するが認められず、納得のいかない様子でリングを去った。

 

『新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32』
日時:2022年7月17日(日) 12:30開場 14:00開始
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:2,942人

<試合結果>

▼第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 32」Cブロック公式戦
ザック・セイバーJr. 〇(1勝0敗=2点)
vs
KENTA ×(0勝1敗=0点)
21分33秒  Smell my (vegan) cheese you mother

 

ザックは、「(※日本語で)KENTAサン、ホンジツ ハ トレーニング アリガトウゴザイマシタ。ダイセンパイ、マタ、オネガイシマス! (※英語で)そうだ、クソ! KENTA、あなたにはたくさん借りがある。2011年にNOAHのイギリス大会で、俺はあなたの相手という人生最大のチャンスをもらった。あれがあなたからボコボコにやられた最初の試合だった。14歳のころから、いま以上に痩せこけていたあのころから、俺はスクールカウンセラーにも『将来ニュージャパン・プロレスに上がる』って宣言してた。当然、笑われたけど。だが、俺はついにニュージャパンへ辿りついた。そしたら何が起こった!? オレのダイセンパイ、コバヤシ(KENTA)さんがニュージャパンに現れた。そして、すぐにその年の『G1』で対戦した。そのときもまた俺はボコボコにやられたよ。でも、俺はいまこうして世界最高のテクニカルレスラーとなり、今日あなたをタップアウトさせた。今年のKENTAはいつもと違った。俺に勝てるって思っただろ? 俺のテッカーズ(テクニック)とプロレスIQ、そして“ソイボーイ・パワー”では俺の右に出る者はいない。KENTA、金輪際、俺のセンパイ面はできない。なぜなら今日から俺がダイセンパイだ!」とコメント。
 

コメントブースでKENTAはずっと納得いっていない様子で、「なんだ、あれ! タップしてねぇだろ! してねぇよ、俺。ふざけんな。お前もそう見えただろ? なんだよ、あのレフェリー!? 新人、あれ!? 見たことねぇけど。なんだよ、あの赤い服着て。ダセぇな、あれ。おかしいだろ、どこ見てんだよ、あいつ!? ふざけんなよ。タップしてねぇから。ちょっと痛くて、ちょっとこうやって叩いただけで(※右手で左腕を軽く叩き)タップみたいなこと言いやがってよ。タップじゃねぇんだよ、あれ。チェックしたんだよ、肘を。してねぇから。俺、そういうタップしたのに『してない』とか言う人、俺ホント大きらいなんだけど、俺だってしてないんだもん。してないものを『してない』って言ったって別に悪くないだろ…? ザック……お前が覚えてるかどうかは知らないが、数年前に俺がWWEでもがいてたころ、テキストを送ってきてくれて俺を励ましてくれたよな。覚えてるか? 俺が何に苦しんでるのか心からわかってくれている気がしたよ。あのとき、お前が俺にくれた言葉は絶対に忘れない。でも、いま現在2022年のザック・セイバーJr.は大嫌いだよ。次は絶対に俺がお前を倒す。わかったか?結局、俺が何が言いたいかっていうと、俺はここではもう自伝の宣伝はしないって決めたってこと!」とコメント。

KENTAの立ち去った後には、自伝の『足跡』が残されていた。

 

▼詳細は新日本プロレス公式ページにて
https://www.njpw.co.jp/tornament/354182?showResult=1

<写真提供:新日本プロレス>

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