【ファイト・オブ・ザ・リング】長瀬館長が9周年記念試合でサスケ、真琴とのレアトリオで激勝!

長瀬館長率いるファイト・オブ・ザ・リング(以下、FOTR)が8月7日、東京・BASEMENT MONSTER(北区王子)で「ファイト・オブ・ザ・リング設立9周年記念大会」を開催。

メインイベントの9周年記念試合で長瀬はザ・グレート・サスケ、真琴とのトリオで勝利を飾った。

これまでも節目節目でサスケと友情タッグを結成してきた長瀬だが、1月に予定されていたタッグがサスケの新型コロナウイルス感染により流れてしまったため、昨年1月の「長瀬館長披露宴プロレス」以来、1年7ヵ月ぶりのタッグとなった。

長瀬は女子選手とのミクスドタッグは今回が初めてで、サスケ、真琴との夢のトリオ(with Sora)が実現。レザーフェイス、怨霊、ザ・ウルフとの怪奇派トリオと対戦した。

試合はサスケとウルフで開戦すると、真琴とレザー、真琴と怨霊といったレアな異色対決が次々に実現。真琴は大型のレザー相手に臆することなく、エルボーを叩き込んでいった。

10分過ぎ、レザー、怨霊が立て続けに長瀬にドロップキックを見舞えば、長瀬は怨霊にダイビング・ボディアタックを敢行して対抗。一進一退の白熱の攻防が続くなか、15分過ぎ、レザーが長瀬に急所打ち。

レザー組はコーナーの長瀬めがけてラリアットのトレイン攻撃。レザーがギロチンドロップを繰り出すもなんとか脱出。

サスケがレザーにサスケ・スペシャルX ver10.2 セグウェイ(モノマネ禁止)、真琴が側転式ダブルニードロップを叩き込むと、長瀬が鮮やかなジャーマンを決めて3カウントを奪取した。

長瀬は「お客さまもいっぱい来てくれて、サスケ会長とも久々に組めて、形になってよかった。ミクスドは初めてでしたが、真琴選手も違和感なく溶け込んでいた。サスケ会長とはまたメモリアルなときに組めたらいい」と満足げだった。

なお、次回大会は10月9日、王子で行われ、長瀬が保持するWMWミドル級王座の防衛戦、UWAインターコンチネンタルタッグ選手権が予定されている。

 

<セミ=第4試合>
1・17杉並大会でUWAインターコンチネンタルタッグ王座を戴冠したA-TEAMの橋本&HASEGAWAの初防衛戦。 

挑戦者組は田馬場&シャークの格闘コンビ。橋本とHASEGAWAは先に仲たがいしており、不安を抱えてのタイトル戦に。

田馬場&シャークは打撃で攻め込むも橋本は関節技、ブレーンバスターで対抗。10分過ぎ、HASEGAWAに田馬場がみちのくドライバーⅡ、シャークがダイビング・ヘッドバット、田馬場がミドルキック連打を見舞うも、HASEGAWAが田馬場にニールキックで逆襲。

橋本が田馬場にアンクルホールド。カットされると、橋本がラリアット、XCTとたたみかけて田馬場から3カウントを挙げ、初Vに成功。

試合後、橋本が「クソパートナー! 足引っ張ってんじゃないよ」と吐き捨てた。王者組は10・9王子でV2戦が予定されているが、果たしてチームワークがうまくいくのか?

 

<第3試合>
ラテンアメリカ王者の新井が打撃ファイターのTAKUYAと初防衛戦。TAKUYAはボディ、顔面へのパンチ連打で何度もダウンを奪うも、新井はカウント9で立ち上がった。さらに新井はタックルからグラウンド技を仕掛けるも、TAKUYAはなんとかエスケープ。

第2RもTAKUYAがパンチ連打で追い込むも、新井が場外戦へ誘った。新井はヒザ蹴りを狙うも、自爆し鉄柱に強打。
リングに戻ろうとしたTAKUYAの足を新井が引っ張って両者リングアウトに持ち込んで、かろうじて防衛に成功。

<第2試合>
ラテンアメリカ選手権次期挑戦者決定戦はジェイソンがレフェリーが昏倒している隙にハンマーでアモンを殴打。アモンもストレッチ、クロスチョップ、バックドロップで反撃。
ジェイソンは急所打ちから串刺しボディアタック。しのいだアモンはブレーンバスターから変型ネックロックでギブアップを奪った。アモンは12・7杉並で挑戦する予定だ。

<第1試合>
佐野が326に奇襲して開戦。8人が入り乱れた大混戦のなか、瓦井がHⅡにブルドッキングヘッドロック、スピアで追い込む。
HⅡもニールキックで326に反撃も、326がソバットからスコーピオライジングを叩き込んで勝利。

敗れたHⅡは「326、デビュー戦の相手だ。超えられない壁。次やるときはカベジェラ・コントラ・カベジェラだ」とアピール。


<オープニング>

オープニングでは長瀬館長、ウイットネスの國崎たかし杉並区議があいさつ。
また、今大会は羽鳥武史リングアナのリングアナ生活10周年記念大会としても行われた。
羽鳥リングアナはFOTR旗揚げ前の長瀬の自主興行で初コール。
大会前には左ヒザのじん帯損傷の大ケガを負いながら、松葉杖をついてリング上からコールする根性を見せた。

ファイト・オブ・ザ・リング
「ファイト・オブ・ザ・リング設立9周年記念大会」
8月7日(日)東京・BASEMENT MONSTER(15時) 観衆120人(超満員)

1.30分1本勝負
松崎和彦、〇326、瓦井寿也、マッチョ・マイケルズ(9分3秒、片エビ固め)佐野直、ニンジャ・リー、HⅡ●、安藤雅生
※スコーピオライジング

2.ラテンアメリカ選手権次期挑戦者決定戦 45分1本勝負
〇エル・アミーゴアモン(6分55秒、変型ネックロック)ジェイソン・ムエルトス●

3.ラテンアメリカ選手権 5分3ラウンド
<王者>▲新井健一郎(2R2分31秒、両者リングアウト)セダーTAKUYA▲<挑戦者>
※第10代王者が初防衛

4.UWAインターコンチネンタルタッグ選手権 61本1本勝負
<王者組>〇橋本友彦、HASEGAWA(12分42秒、体固め)田馬場貴裕●、ザ・ブルーシャーク<挑戦者組>
※XCT。第5代王者組が初防衛

5.ファイト・オブ・ザ・リング創立9周年記念試合 60分1本勝負
〇長瀬館長、ザ・グレート・サスケ、真琴 with Sora(17分31秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)レザーフェイス●、怨霊、ザ・ウルフ

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