【編集長インタビュー】「目指すは世界一のスゴイおっさん」とZERO1ジュニアの重鎮・日高郁人が表明

「ショーンキャプチャー」日高郁人がデビュー20周年を迎え「スゴイおっさん」宣言。「まだまだ頑張る」と鍛えあげた体を誇示し、ZERO1ジュニアの盛り上げに自信をみなぎらせた。

 

 

――先日のデビュー20周年記念興行「日高祭20(ヒダカフェスニジュウ)=3月15日、豊洲PIT」は大成功でした。日高さんの人脈の広さ、人徳が改めて証明されました

 

日高 20年、色々とありましたからね。デビューしたのが1997年の1月21日でしたが、ちょうど20年となる1月21日は静岡大会だったんです。田中将斗選手と組んで、将軍岡本、KAI組と戦ったんですが、ヘビー級選手に囲まれて、ジュニアは僕一人。「オレ、20年後の今も試合をしている」と、感慨深かったですね。リング上で皆さんに感謝しました。

 

――まだまだ、これからですよ。20年も通過点ではないですか?

 

日高 そうですね。20周年記念大会の翌日も宇都宮大会で戦ったし、例年通り靖国大会(3月25日)も行われた。思えば、元旦決戦に始まり、靖国・奉納プロレスがあり、火祭りや天下一ジュニアで争い、ご縁の国しまねツアー…毎年、繰り返してきた。その時々、全力で戦ってきた。あっという間の20年でした。でも、20年も通過点です。まあ、ちょっと大きな区切りかな。

 

 

――20年は重いです。2005年にはプロレス大賞「最優秀タッグチーム賞」を藤田ミノル選手と獲得しています

 

日高 あの時は、武藤敬司さん、曙さんのチームとダブル受賞だったんですよね。2001年に邪道さん、外道さんの邪外コンビが選ばれていて「俺たちにもチャンスがあるかも」と思っていたけど、本当に嬉しかった。

 

――女子選手のコーチもしてきました

 

日高 教えた夕陽さんが20周年記念興行に来てくれましたが、彼女21歳なんです。そして参加してもらった「日高ガールズ」の一人が、僕がデビューする1週間前に生まれていた。もう立派な大人のファンの方にも「子供のころから見てます」と言われるようになった。20年は長いですよね。

 

 

⇒次ページに続く(天下一ジュニア、同世代へ) 

 

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