宮澤聡のサイン収集列伝 14枚目

先日、行われた世界最大の祭典「レッスルマニア」

その祭典のメインでロマン・レインズに破れたアンダーテイカーは自身のコスチュームをリング上に置いて無言のうちに去っていきました。

山口百恵さんで似た経験のある日本人全員が、それが「引退」を意味する行動だということは瞬時に理解が出来ました。

長きに渡り、WWEを支えてきたアンダーテイカーが去ってゆく姿に世界中がスタンディングオベーションになりました。

アンダーテイカーは日本の団体に完全に定着したことはないにしても、何度も来日経験があります。

初来日は新日本でパニッシャー・ダイス・モーガンの名でした。

その後、アンダーテイカーの名になってからもSWSやみちのくプロレスにも参戦したこともあります。

またWWFマニアツアーで日本をツアーしたこともあります。

そして、2004年、2005年のWWE日本公演にも来日をしました。

私は2005年の2月に来日した際に都内のホテルにサインをもらいに行きました。

WWEの来日選手の中でもトップ中のトップ。

しかも、キャラクター的にもサインをしてくれるのか?

正直、あまり期待せずに半分以下の期待で行きました。

ホテルに到着する前に、喉が渇いたので、近くのコンビニに寄りました。  長期戦の待ち時間になると喉が渇きますし、一回ホテルに着くとなかなかその場所を離れたくなくなるのです(離れたタイミングで誰か来たらどうしよう?という心理)。

ということで前以てコンビニに寄ったところ、な・な・なんと!そのコンビニで!アンダーテイカーが!水を買っていたのです!

アンダーテイカーもコンビニ行くんだ?という思いは全て一旦押さえて、恐る恐るサインを求めました。

すると「OK」と低い声で返答してくれ、サラサラと書いてくれました。

(カードはアメリカン・バッド・アス時代のですね)

 

そして写真も撮ってくれました!

とても優しく温かい人柄の地獄の墓掘り人(そんな言葉あり得ません(笑))

長きに渡り、世界中のプロレスファンを熱狂させてくれました。

アンダーテイカーの入場シーンは全てのエンターテイメントの中で最高峰のかっこよさだと思っています。

WWEから正式な引退のアナウンスがされないのがまた、アンダーテイカーの世界観で、いいなぁと思います。

またこれからは、本人が好きなUFCの会場の客席とかで我々の目の前に姿を現してくれる日がくるかもしれませんし、WWEに選手としてではなく関わることもあるかもしれません。

もうなかなか日本に来ることはないかもしれませんが、何かの機会にまた来日してくれることも願いたいと思います!

今まで、お疲れ様でした!

Thank-you!The Undertaker!!

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