【DDT】“世界一の入場をする男” カーラ・ノワールが初来日初戦のUNIVERSAL王座前哨戦で王者・上野勇希組に鮮烈の勝利!
DDTプロレスが9月18日、東京・後楽園ホールで「STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~」を開催。“世界一の入場をする男”と称されるバレエダンサーレスラーのカーラ・ノワールが初来日の初戦で、DDT UNIVERSAL王者・上野勇希組に鮮烈な勝利を収め、王座獲りをアピールした。
同25日の後楽園で上野が保持するUNIVERSAL王座に挑むノワールはクリス・ブルックス、高梨将弘と組み、上野、MAO、小嶋斗偉組と対戦。ノワールは前評判にたがわず、「白鳥の湖」の曲に合わせて入場し観客を魅了した。
先発したノワールと上野はグラウンドでのレスリングの攻防、エルボー合戦を繰り広げた。ノワールは上野の胸にヘッドバットを叩き込み、ジョンウー、トップロープ越えのプランチャーを敢行。
10分過ぎには上野とノワールがジャーマンの応酬、ラリアットは相打ち。上野が顔面にドロップキックを見舞うと、ノワールは胸にヘッドバット。
ノワールはジョンウーで上野を場外に排除すると、小嶋をブラックアウト・スリーパー(飛びつき式胴絞めスリーパー)で絞め上げてギブアップを奪った。
バックステージで上野は「気にする部分は体の頑丈さ。骨も硬い、力も強い。この前哨戦があることはプラスだと思ってたんですが、もしかしたらベルトをもっと防衛していくには、一発勝負でもよかったかもしれない。今日学んじゃったんで。残念ながら、ノワールは来週僕に負けちゃって、ベルトを持たずに帰ることになるでしょう」と相手を認めながらも、王座死守宣言。
一方、ノワールはコメントスペースに現れたものの、報道陣から何を聞かれても言葉を発しなかった。
【大会名】STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~
【日時】2022年9月18日
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】715人(超満員)
▼第一試合 30分一本勝負
○岡田佑介 vs 高鹿佑也●
7分1秒 片エビ固め
※サドンデス
▼第二試合 ノータッチルール 30分一本勝負
×飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人&竹田“シャイニングボール”光珠 vs 高木三四郎&大鷲透&アントーニオ本多&平田一喜×
7分16秒 無効試合
※今林久弥GMストップ
▼第三試合 30分一本勝負
HARASHIMA&坂口征夫&●岡谷英樹 vs 彰人&高尾蒼馬&納谷幸男○
10分36秒 拷問コブラツイスト
▼第四試合 30分一本勝負
樋口和貞&●石田有輝&火野裕士&大石真翔 vs 佐々木大輔&藤田ミノル&MJポー&KANON○
12分40秒 片エビ固め
※スリーピー・ホロウ
▼第五試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
上野勇希&MAO&●小嶋斗偉 vs カーラ・ノワール○&クリス・ブルックス&高梨将弘
12分47秒 ブラックアウト・スリーパー
▼セミファイナル 30分一本勝負
○吉村直巳 vs 正田壮史●
10分14秒 片エビ固め
※ラリアット
▼メインイベント 秋山準デビュー30周年記念試合~スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○秋山準&金丸義信&遠藤哲哉 vs 永田裕志&竹下幸之介&勝俣瞬馬●
20分34秒 体固め
※リストクラッチ式エクスプロイダー
〈写真提供:DDTプロレスリング〉