【コラム】白川未奈、観衆の心を揺さぶる試合を展開!全てをさらけ出す姿にプロレスラー魂をみた


©スターダム

スターダム11月3日(祝・木)、広島サンプラザホールにて行われたワンダー・オブ・スターダム選手権、夢の舞台に挑戦した白川未奈。

プロレスTODAYの初代プ女子部長が夢への挑戦、そして心を揺さぶられた一人として、全てをさらけ出す白川未奈の姿にプロレスラー魂をみた。

『広島女神祭り~きんさいスターダム~』
日時:2022年11月3日(祝・木)
会場:広島サンプラザホール
観衆:1,045人

試合前、白川は王者・上谷沙弥への挑戦について、自身のTwitterでこの試合にかける想いを発信していた。

「白いベルトは私の生きる希望。白いベルトの為なら、何でも出来るし、何でも耐えるよ。他の全てをくれてやってもいい。人生でこんなにも欲しくなったもの、初めてだ。」

「私が「白いベルト」とハッキリ口にしたのは、2021年7月18日。私のスターダムの歴史には、必ず中野たむがいる。隣でずっと見てきた。たむが命燃やして守り続けたベルト、欲しくなるに決まってるでしょ。私もそのベルトに、全てを注いで命を削る覚悟を決めている。それがたむへの恩返し。」

「私は不器用だし、輝かしい肩書きや優勝経験なんて無い。とにかくガムシャラに生きるしか取り柄がない。生きて耐えて生きて耐えての繰り返し。その記憶がほとんど。【今に見てろよ】って、何回心の中で叫んだかなぁ…でも、光が見える時を知ったよ。それが希望のベルト。」

「上谷。シンデレラになり、たむから白いベルトも獲って、私が目指した全てを叶えるあなた。上谷の功績と、私の辿ってきた道は、比べものにならないかもしれない。過去は変えられないから、意地でも未来を変えてやるよ!!!!!!さぁ、白川維新の始まりだ。」

そして迎えた試合当日。


©スターダム

結果は白川の奮闘むなしく王者・上谷の牙城は崩せなかった。

しかも最後は上谷の放ったフェニックススプラッシュが顔面に直撃するアクシデントが発生し、白川は口から流血して無念の敗北となってしまった。


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◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王 者>上谷沙弥 〇
vs
<挑戦者>白川未奈 ×
20分35秒 フェニックススプラッシュ→片エビ固め
※第16代王者の上谷沙弥が10度目の防衛に成功


©スターダム

▼試合後バックステージコメント

白川「なんで…欲しいものってこんなにこんなに遠くて手に入らないんですか(涙)。だからすごく欲しいものになるんですか。悔しい…とにかく悔しいしか出なくて。でも!何回も、もう無理かもって思うことが人生で何回もあったけど、そのたびに自分の夢をつかむために、それが夢が私の希望だから生き続けられました。だから、この地獄から這い上がるところをファンの皆さんに見せないとプロレスラーじゃないから…。歯もなくなってアゴもズレてベルトも取れなくて、本当に超地獄だけど、絶対に白いベルトを巻いてみんなの生きる希望になる。私の支えはそれです。またやり直して強くなってきます。ありがとうございました…」

この試合を観たファンや、この試合結果を知ったファンからは心配と激励の声が多数寄せられた。

Twitterではこの試合の反響で「白川未奈」・「ちゃんみな」が検索ワードでトレンド入りもしていた。

▼Twitterでのユーザーの声(一部抜粋)

「白川未奈選手………今日の試合でこれだけファンを熱狂させた 貴女は、間違い無く勝者です」

「早急に病院に行くトコロ、きっと本人の意思でのコメントだったんでしょうね…気持ちが強く出ていて素晴らしいコメントでした」

「何が欠けようと諦めない気持ちが伝わり感動しました。」

「白川維新の続きをずっと待っています。」

「泣ける 純度100%のプロレスラーです。」

「ちゃんみなの魂。ちゃんと伝わったよ。今はまずお大事にしてね。」

「白川選手カッコよかったです!レスラー魂に感動しました。」

「ずっと見てますよ!これまでの頑張りだって、ここからの前進だって。未奈さんは紛れもない本物のプロレスラーです!!」

激闘を繰り広げた白川にエールが多数寄せられた。


©スターダム

そんな白川未奈とプロレスTODAYの関係はデビュー前に遡る。

当時グラビアアイドルとして活躍中の白川は大のプロレス好きを公言しており、その情熱を知りプロレスTODAYの“初代プ女子部長”に就任頂いた関係であった。

時にはライターやレポーターとして、また時にはストロングトークLIVEのゲストとして活躍。

そして憧れの存在である獣神サンダー・ライガーさんとも共演を果たし涙した事もあった。

そんな白川が、まさかのプロレス入りした時は編集部一同、大変驚いた事を思い出す。

夢を追いかけるために凄い努力を積み重ねてきた彼女は、遅めのデビューであったため、プロレスラーとして恥じない様な技術や体力作りを一生懸命に頑張ってきた。

ベストボディ・ジャパンプロレスでレスラーデビューを果たし、東京女子プロレスにリングを移した白川。

それまでの葛藤や苦悩を全て跳ねのけ、スターダムのリングで躍動する彼女の姿は男女ともに声援が送られるレスラーになったと感心していた。

そんな白川がフリー参戦からスターダムの団体所属となり、白いベルトを獲ることが目標だと前回のインタビュー中にも話してくれていた。

 

▼前回のインタビュー

【スターダム】白川未奈インタビュー<第1弾>両国2連戦「このカードで組まれているのは悔しい」

【スターダム】白川未奈インタビュー<第2弾>初参戦からコズエンメンバーへの思い、話題となったサイコ化の真相を激白!

【スターダム】白川未奈インタビュー<第3弾>「今の私は強さの象徴になりたい!」

そして夢の大一番がついにやってきた、今回の試合にかける意気込みは並大抵ではないとプロレスTODAY編集部一同も感じていた。

しかし、無残にも白川の夢は破れた。

だが彼女の試合後バックステージでのコメントに胸を打たれた方は多いだろう。

本人曰く「歯もなくなってアゴもズレてベルトも取れなくて」、そんな状態でも試合後に自らの胸中を語るプロレスラー白川未奈の覚悟が見えた。

「この地獄から這い上がるところをファンの皆さんに見せないとプロレスラーじゃないから…。」

痛々しい姿になっても、這いつくばってもプロレスラーとしての覚悟を見せた白川未奈は本当に凄いプロレスラーになっていた。

ケガの具合について団体からは未発表だが、『白川維新』はまだ志半ばであり、白いベルト奪取という夢、そしてこれからもますますファンを魅了するプロレスラーになることを信じて白川未奈の復帰をファンの皆と共に待ちたい。

<プロレスTODAY総監督:山口義徳>

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