【新日本×スターダム】タイチ&金丸義信&中野たむ&なつぽいが“3種の神器”を披露し勝利!「ミックスドタッグ、ベルト作ればいいんじゃないの?」

タイチ「大丈夫? ぽいちゃん大丈夫? 飲み過ぎたんじゃない、ちょっと」

金丸「顔赤くない?」

タイチ「いい飲みっぷりだったよ」

金丸「いいねぇ!」

なつぽい「持ってきました! フェアリ丸ミスト! イエーイ!」

タイチ「アレ、うまく決まったね」

なつぽい「決まりました!」

中野「キレイだった!」

タイチ「アレのおかげで、俺らも最後つなぐことができたよ」

中野「つなぐことができて、愛取り戻しました?」
※タイチが遠い目で宙を見上げる。

金丸「いい連係だったね、最後ね!」

タイチ「その話してるから」

中野「取り戻しました?」

タイチ「(※遠い目をしながら)愛か……。愛とは……ぬくもりなのかもしれねぇな……」
※報道陣の中から吹き出す様子が聞こえる。

タイチ「誰だよ。誰だ今笑ったの。真面目に言ってんだよオイ。ぬくもり。もう少しだけ、愛というぬくもりが必要かもしれない。どうなんだろう。でもありがとう。一緒にやれてよかったよ、2人とも」

中野「……ちょっとまだよく分かんないってことでいいですか?(笑)」

タイチ「それはこの後、ゆっくり話すよ」

金丸「そういうことらしいよ」

タイチ「これで終わりじゃないってことだよ」

中野「じゃあ愛を取り戻すまで、まだ。このタッグ、三種の神器もできたし、今日限りで終わりっていうのはちょっともったいない」

タイチ「ないね。今から違うチームもやるけど、おそらくたぶん俺らが一番連係も息ピッタリだったし、一番インパクト残したと思うよ」

金丸「そうだな」

タイチ「何もかも息ピッタリだったと思うよ。向こうはちょっと、ギスギスしてましたね」

金丸「向こうはダメだな」

タイチ「ギスギスしてましたね。ギスギスしてますよ。ギスギスしてたよね」

金丸「あぁ、そうだな」

タイチ「まぁ間違いなく今日のミックスドタッグのベストマッチは俺らだったと思うし、ベストチームも俺らだったと思うし、1回きりで終わらせるつもり、ないよね、もちろん」

中野「もちろん!」

タイチ「2回3回、今日の俺らの試合見て、見に来たヤツらが、『もう一回合同興行やってください』『ミックスドタッグやってください』っていうね、そんな試合を今日は見せたかったから、今後そんな声も上がるんじゃないか。もう一回合同興行やってミックスドタッグやって、ゆくゆくはミックスドタッグ・トーナメント、初代チャンピオン、ベルト作ればいいんじゃないの?」

中野「うーん、ベルト!」

金丸「おお!」

タイチ「いいじゃん、そこ(金丸&なつぽい)組んで、俺ら(タイチ&中野)組んで、いいんじゃないの、デスペ&キッドとか」

なつぽい「面白ーい!」

タイチ「じゃあ王座決定トーナメントでもやればいいじゃん、今日の8人で。そういうのも、ゆくゆくは見えてくるんじゃないの? (※マイクスタンドを中野に向けて)どうですか?」

中野「(※マイクを手に持って)ホントに……マイク入ってないですね(笑)。今日こうやって新日本プロレスとクロスオーバーさせていただいて、私の中でもいろいろ湧き上がる思いがありました。この後の……」

タイチ「(※中野の顔を覗き込んで)靴跡ついてるよ」

中野「えええ~! ブスですか?」

タイチ「いやいや大丈夫、かわいいよ。ブスじゃないよ」

なつぽい「早くしてください!(笑)」

中野「ブスじゃない? かわいい?」

タイチ「かわいいよ」

金丸「それは後でやってくれ」

中野「私、新日本の名前のついた……」

タイチ「そうだ! それ思ったからさっきリング上で言ったんだ。タッグはもちろんのこと、やっぱたむちゃんのここ最近のシングルプレイヤーとしての実力もあるから、俺的には今日のメインのIWGP女子、どっちが勝つか知らないけど、次行ってほしいなって、俺は思うね。たむちゃんに。もっともっと上行ってほしいし」

中野「IWGPってものをね、私は今日こうしてここに立たせてもらって、すごく興味が湧いたし、今日のメイン、しっかり見させてもらうと同時に、IWGP女子タッグも作ってもらってもよくない?」
なつぽい「うん、メッチャ面白い! 誰に言ったらいいんだろう? 木谷さん?」

中野「木谷っち?」

なつぽい「木谷さん、いないかな?」

中野「木谷っち~! IWGP女子タッグ、メッチャ面白いね!」

タイチ「その感じで言えばいい。『木谷っち~!』って言えば、言うこと聞いてくれるかな?」

中野「けっこうだいたい言うこと聞いてくれるよ」

タイチ「(笑)。オヤジじゃねぇか。ったく」

中野「(※マイクスタンドを金丸に向けて)金丸さん、どうでした?」

タイチ「ヒーローインタビュー(笑)」

金丸「まぁそういうことだよ。まぁね、うまくまとまってたね。今日の試合ね」

タイチ「ノブ叔父の長いキャリアの中でもこんなの初めてだったろ」

金丸「ないよ」

タイチ「悪くない? よくもない?」

金丸「そうだな。これはこれで1回、いいんじゃねぇか。まぁまたね、明日からシリーズも始まるから。今日はいい1試合になったよ。(※角瓶を示して)これは後で飲むと」

タイチ「(なつぽいに)飲み方を教えると。あぁそうだ、勝ったんだからほら。酒飲みデートロケ」

金丸「打ち上げ行くか」

なつぽい「何か、アスレチックとか行きたい!」

金丸「アスレチック?」

タイチ「酒飲みじゃなかったの?」

金丸「体動かないから、俺」

なつぽい「ボルダリングとかやりたい」

金丸「そういうの、俺やんないんだ」

なつぽい「やりましょう?」

金丸「やだ」

なつぽい「やりましょう! 今から行きましょう! (※金丸の手を引いて)アスレチック行きまーす!(※と、2人で立ち去る)」

タイチ「いいなぁ、仲良くて」

中野「アスレチックいいなぁー」

タイチ「俺らは、こないだ言った通り、水族館にラッコ見に行きたいって言ってたから、ラッコ見に連れていくよ。勝ったお祝いに」

中野「連れてってくれるんですか?」

タイチ「うん。ラッコデートしよ」

中野「ホントに? いいの?」

タイチ「いいよ。俺が車運転するから」

中野「え、うれしい。行きましょ。今から?」

タイチ「今から(笑)」

中野「早く着替えてください(※と、立ち去る。タイチも少し遅れてあとをついていく)」


キッド「(※渡辺に)オイ、目、大丈夫か?」

渡辺「(※壁に顔をつけて)痛い痛い痛い痛い痛い!」

デスペラード「だいぶ気にしてたな。これはやっぱりペイバックが必要でしょう。この1回だけじゃないよ。俺とキーちゃんだけじゃない、DOUKIと桃ちゃんも、やりたいことはまだいっぱいあるぜ。見てて思っただろ、あぁ? 男女間でぶん殴り合った方が……って、確かに俺も思ってたよ。でも実際……(※キッドに)感想あります? 男子のヘビー級と正面切って、(試合)権利がお互いある状態ではないにせよ、リング上で対峙して、直接殴った方が面白れぇなって思った?」

キッド「いやいやいや、そんなものはなくても、ウチらにはできちゃったよね。楽しかったよ、素直に。でもやっぱり、男子と試合するってのは初めての経験で、桃の鋭い蹴りが一発じゃ効かなかったり、」

渡辺「あぁ、何だ……」

キッド「ちょっとそこは男女の差ってもんを見せつけられたかなって思うけど、でも、またやりたいね。4人でも、デスペっちと2人でも、何回でも、ミックスドタッグマッチやりたい。でも、金丸の足をちょっと、殺しにいきたいなって思っちゃったかな」

デスペラード「ほんの少しだけやってたけど、俺とやってるとこ見りゃ分かるでしょ。あの人は手強いよ! 振り回されたからね。でも、だから楽しいんだ、あの人とやるのも組むのも。だから、DOUKIを外すとかそういう意味じゃねぇぞ、そういう風に取ってくれんなよ。鈴木軍と大江戸隊の中で、シャッフルがあっても面白いんじゃねぇか?」

キッド「お?」

デスペラード「キーちゃんと戦うことになったとしてもだ、どう?」

渡辺「いや、私はタイチと蹴り合うまで、アイツと戦うから」

デスペラード「(※渡辺の肩を叩いて)じゃあ次、タイチとタッグだな(※と、控室へ向かう)」

キッド「(※控室に向かいながら)でもmeltear、オマエら、まだ覚えとけよ!」

『Historic X-over(ヒストリック クロスオーバー)』
日時:2022年11月20日(日) 開場15:30 開始17:00
会場:東京・有明アリーナ
観衆:7,102人

第4試合 30分1本勝負
ミックスド8人タッグマッチ
なつぽい
中野 たむ
金丸 義信
○タイチ
vs
渡辺 桃
スターライト・キッド
●DOUKI
エル・デスペラード
12分01秒  ブラックメフィスト→片エビ固め

<写真提供:新日本プロレス>

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