【社長×校長&元DEEP王者のマルチプロレスラー池本誠知インタビュー】11・23大阪メインでスーパー・タイガーと対戦!

【社長×校長&元DEEP王者のマルチプロレスラー池本誠知決戦直前インタビュー】

メインイベントでスーパー・タイガーと対戦!11・23『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス闘宝伝承2022–2nd』大阪コレガスタジオ

かつてPRIDE、DREAM、K-1と大舞台で戦い、DEEP王者として活躍した“スピードマスター”池本誠知。

総合格闘技は引退したが、現在はジムや学校など様々な事業を手掛け多忙な日々を送る中プロレスラーとしてリングに立っている。

11・23ストロングスタイルプロレス大阪大会ではメインに抜擢を受け、エースであるスーパー・タイガーとの対戦が決定。

ポテンシャルは十分、マルチな才覚を発揮する池本がプロレスでも覚醒を果たすか。

■『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス闘宝伝承2022–2nd』
11月23日(水・祝)大阪・コレガスタジオ
開場:12時20分/試合開始:13時30分
※13時15分第0試合開始

《メインイベント スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負》
スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)
vs
池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE)

■池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE)
「プロレスとしての自分が見えてきた。スーパー・タイガーとはすごく噛み合う。全力でぶつかれる相手を見つけた」

――スーパー・タイガーとメインイベントで対戦する大一番が近づき、コンディションはいかがですか。

池本 対戦が決まってから結構時間もあったので、これまでは格闘技だけの練習をしてUWFスタイルで試合をしていたんですけど、今回は格闘技とプロレス、両方の練習をして、2つを融合させて全ての局面で対応できるよう仕上げてきました。自分の元々の格闘技の要素を活かしたプロレススタイルというのが出来てきていると思います。

――やはり池本選手というとPRIDE、DREAM、K-1と出場し、DEEP王者となった格闘家のイメージが強いですが、プロレスラーに転身した経緯を教えてください。

池本 元々14歳の時にプロレスラーを目指して格闘技を始めたんです。格闘技をやればプロレスラーになれると思って始めたのが、気づけば37歳まで格闘技のリングにいて、そこから“やっぱりプロレスをしたかったな”っていう思いがずっとありました。現役を引退して事業に集中して4年ぐらい経ったころ、プロレスの試合のチャンスを頂きまして、41歳からプロレスに出始めました。元々やりたかったのが格闘技よりプロレスだったので、回り道をしてきたのかなっていうところはあります。

――では、現在は長年の夢・原点の思いを叶えているのですね。

池本 まさしくそうです。自分のしたいことができているので本当に幸せです。

――格闘家としてはありましたが、プロレスでは初のメインイベント出場となります。

池本 タッグではあったんですけどシングルでは初めてです。やっぱり僕は元々格闘家なのでタッグは得意でもないですし、シングルをやりたいんです。シングルは全て自分に懸かってきますし、そういう意味では格闘技の時みたいな責任感を感じます。

――プロレスでも格闘技と同じようにメインイベントを張るところまで来たと。

池本 6年前、41で始めた時は本当に年3試合ぐらいで、けど年3回では絶対強くなれないし、プロレスも成長できない、レベルが上がっていきません。でも去年からGLEATに上がらせて頂いて、1回1回の試合に対してすごく練習をして臨んで、しっかりやっていこうと思って向き合ってやっていたら、毎月オファーを頂くようになったんです。それからほぼ毎月試合をさせてもらって、そういう意味では今年が大きな転換期と言うか、試合数もすごく増えましたし、どういうコンディションをプロレスに持っていけばいい動きができるか、格闘技ではなくプロレスとしての自分というのも見えてきました。そういう意味で、今回の試合はちょうどいいタイミングかなと思います。

――格闘家からプロレスラーに転身して、心境の変化はありますか?

池本 やっぱり年齢がもう47になったので、本当に1年1年しっかり悔いなくやらないとアッという間に終わると思います。遅く来た人間ですから、その部分もわきまえています。ですのでちゃんと実力をつけて自分から「誰とやりたい」って言えるように早くなりたいと思っていて、今回も「スーパー・タイガーとやりたい」と僕から言わせて頂きました。今は名前のある選手や自分が本当にやりたい選手とやれることがプロレスの中で自分を残せることかなと思っています。なので、それが実現できたのは本当にありがたいですし、団体の看板選手と試合をするということで責任も強く感じています。

――池本選手はプロレスラーである一方、ジムの経営や様々な事業も手掛けていらっしゃいますね。

池本 最初は格闘技時代の32歳、15年前です。ファイトマネーとバイトだけでは生活できないということで、食べていく手段としてジムをオープンしました。そこからチャンピオンまで行くことができたのでジムも流行って、引退した時2店舗の状態でした。それでこれからどうしていこうという時、自分と同じように困る人たちが今後も出てくるなと思ったんです。ジム生の中にもプロがいましたから、その子たちを雇用する場を作っていかないと、自分は食べていけたからよかったということだけで終わってしまう。それを格闘技を引退した時にやっていきたい思いがすごくありました。

――引退した時は2店舗だったジムが現在は11店舗にまで増えているそうですね。

池本 引退から10年経って、今は11店舗まで拡大しました。寝技や総合はなかなか女性や一般の方はフィットネス感覚ではできないので、キックボクシングという形で広めています。今はプロレスラーの方もうちのフランチャイズでやってますし、修斗、ムエタイ、ボクシング、総合格闘技、テコンドーとかいろんな格闘技の人がいて、チャンピオンの子もいます。所属はうちのジムじゃなくても、いろんな選手が働いています。

――「STYLE高等学院」で校長も務められていますね。

池本 ルネサンス大阪高等学院というところと教育連携校という形で結ばせて頂いたダブルスクールです。格闘技をやっていこうという子たちがうちに来て、3年間通信の勉強で単位を取りながら、格闘技やトレーナーの授業を受けてプロの格闘家を目指します。実際チャンピオンも2人出て、K-1甲子園優勝者も出ています。僕がプロレスをやったのも自分がしたかったのはあるんですけど、高校生を指導していく中で、自分も戦いながら学校の経営をする、その姿を見せたかったんです。自分がやれば説得力があるし、みんなも目標になるんじゃないかっていうのがあって、有言実行する姿を見せるのが一番だと思ったんです。

――プロレスラーで社長、そして校長と多彩な顔を持つ池本選手ですが、ストロングスタイルプロレスには今回2度目の参戦となります。

池本 前回タッグでスーパー・タイガーと対戦して初めて遭遇したんですけど、“すごく噛み合うな”と思ったんです。その少し蹴り合った時に“これはシングルでじっくり戦いたい”と思って、対戦希望をさせてもらいました。

――蹴りの交錯で感じるものがあったと。

池本 格闘技をやってる時に一瞬戻った気がしました。やっぱりプロレス界の中でもプロレス寄りの方、格闘技寄りの方とに分かれますが、格闘技の動きができる方の方が僕としても全力でぶつかりやすいんです。その相手を見つけたなっていう感じはあります。

――共鳴する部分があったのですね。池本選手が思われる“ストロングスタイル”とはどのようなものでしょうか。

池本 格闘技のガッチリした技術や強さもありながら、プロレスラーとしてのしっかりした表現力やプライド、プロレスの凄味を持っているというんですかね。僕で言うと格闘技をずっとやってきて8・9割が格闘技、プロレスが1割ぐらいの中身だと正直思います。でもそれを5:5ぐらいのバランスで出せれば、本当のストロングスタイルでプロレスができるんじゃないかと思ってます。

――では、今はそういったストロングスタイルを作り上げている途上と言いますか。

池本 そうですね、まさしくそれができたらこの団体でも通用するでしょうし、ストロングスタイルプロレスにとってもお役に立てるんじゃないかと思ってます。

――スーパー・タイガー戦への意気込みをお願いします。

池本 楽しみすぎて本当に遠足前の子どもじゃないですけど、毎日毎日ワクワクしています。対戦が決まってからやることはもう全てやってきました。これ以上ないっていうぐらいやったので、あとは当日の自分に期待したいです。力を出して勝利をものにして、なおかつお客さんが“本当に見に来てよかった”っていう、チケット代以上のものを返す試合をしたいです。

――では最後に、ファンの方たちへのメッセージをお願いします。

池本 14歳の時の夢を叶えて、プロレスラーになっていま一番充実していて、そのエネルギーをお客さんにも見せたいです。僕は修斗で育った人間なので、その修斗を立ち上げた佐山(サトル)さんの団体ということで巡り合わせを感じるし、思いの深い部分があります。自分は格闘技時代から「スピードマスター」と言われていたので、圧倒的なスピードというのをプロレスの世界で表現していきたいと思います。

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