【新日本】YOH&リオ・ラッシュが『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』初優勝を飾る!

ベイ「オレは何も恐れてない。謙虚になることにも恐れてない。敗北も恐れてない。リオ、YOH、今日はオマエらの方が強かった。オマエらが優勝を勝ち取ったんだ。オマエらはオレらを倒さなければならなかった。そして倒した。おめでとう。最近のオレは敬意を欠いていたことを認める。感情的になり過ぎていたことも認める。オレはその感情を利用しようとしたんだ。最初はそれがうまくいった。リオを刺激して、アイツらを軽くつまずかせた。だけど、最終的にはアイツらが勝った。おめでとう、リオ、YOH、CHAOS。オマエあらの勝ちだ」

オースティン「自分の態度を謝る必要はない。自信を持つことは大切だ。成功へのカギとなる。オマエが自分自身を信じなかったら、誰もオマエのことを信じてくれない。オレたちはこのリーグで、自分たちが優勝すると信じなきゃいけなかったんだ。自分たちが信じなければ、ここまでくることはできなかったんだから。だけど、オレは先を見すぎていたのかもしれない。トーキョードームの舞台に気を取られて、目の前にある課題を見ていなかった。今日のこの決勝戦をないがしろにしてしまっていたんだ。オレたちが『SUPER Jr. TAG LEAGUE』で優勝できなかったことは残念だ。だが、このリーグで見せたオレたちの試合内容には本気で誇りを持っている。この日本でスタートしたタッグチームに、本気で誇りを持っている。そしてオレたちは、ここで学んだことを自分たちのホーム、iMPACT! WRESTLINGに持って帰る。そしてオレたちが権力を握る。だけど勘違いするな。オレたちはニュージャパンで、まだ終わっちゃいないぜ。オレたちはこの団体で、チャンピオンを倒すクセがついちまっててな」

ベイ「その通りだ」

オースティン「『BEST OF THE SUPER Jr.』では、IWGPジュニアヘビー級王者のイシモリからフォールを奪った。『SUPER Jr. TAG LEAGUE』では、IWGPジュニアタッグ王者のCatch2/2を下した」

ベイ「まさにやってやったぜ!」

オースティン「トーキョードームで何が起ころうと、オレたちはしっかり注意を払ってるぜ。ジュニアタッグのベルトを巻いてドームを去るヤツには……オレたちからの簡単なレッスンが待ってるぜ」

ベイ「ああ、すごく簡単だ」

オースティン「A.B.Cは1、2、Sweetくらい簡単だ」

ラッシュ「テーブルを用意してくれてありがとう。それとビールもね。それは後に取っておくけど」

YOH「サンキュー」

ラッシュ「大丈夫?」

YOH「(※英語で)1年半前、トラウマができた……。ごめん、悪いけどここからは日本語でいい?」

ラッシュ「構わないよ。プリーズ……」

YOH「(※ここから日本度で」今回その、スゲェ自分で楽しむって言ってたんですけど。それも本心なんですけど、ほんとはねなんか、光に向かって進んでおきたいっていったらもう、去年のこう、もやもやしてた自分っていうか、そういうのをね、吹っ切りてぇなって、それがね、今回のこの『SUPER Jr. TAG LEAGUE』のタイトルに僕は、照準を合わせて、自分にプレッシャーをかけてやってきたんで。まずはほんと、地元に錦を飾れたんもそうですけど、パートナーのリオ・ラッシュに、心から感謝をしたいと思います。僕と組んでくれてありがとうって。ほんとにね、今思ってて、彼と組んでてプロレス楽しいなぁって再確認できましたし、タッグってほんと楽しいなぁって、ずっとやってたいなぁっていう感覚になったんで、なんかいろいろ思い出させてくれるっていうか。この、今シリーズはね、僕にとってすごい……誇りに、レスラー人生の中で、すごく誇れることだと今、思ってます。リオ、サンキュー」

リオ「さまざまな感情が駆け巡っているよ。アドレナリンがMAXだ。今日、オレたちはYOHの故郷にいる。オレたち2人とも、ここにたどり着くまでにいろんなことを乗り越えてきた。ケガだったり、難しい時期を経てここまできた。オレたちがタッグを組むのは今回が初めてだった。だからチームとして、そしてCHAOSのファミリーとしていろいろ試行錯誤してやってきた。これ以上にうれしくて誇らしいことはないよ。オレのパートナーがとても誇らしい。オレたちはやったんだ。このリーグを制覇した。次に迎えるは、『WRESTLE KINGDOM』のタイトルマッチだ」

YOH「Yeah,Of course(もちろん)。Yeah。Next 東京ドーム。IWGPジュニアタッグタイトル……」

ラッシュ「ベルトはオレたちのものになる。乾杯、マイ・フレンド。今、この瞬間を思いっきり噛み締めよう」

YOH「サンキュー・ソー・マッチ」

ラッシュ「アリガトウ。サンキュー」

YOH「サンキュー」

TJP「リオにマーティ・ジャネッティ ……(かつてのWWEのショーン・マイケルズのタッグパートナーで、マイケルズに裏切られた)」

ラッシュ「(※私服のアキラに気づかず)なんだよ、オマエは?」

アキラ「ハイ」

ラッシュ「おぉ、オマエか。オレがぶっ倒してやりたかった、どぶネズミじゃねぇか」

アキラ「コングラチュレーションズ」

TJP「良いトロフィーだな」

ラッシュ「そうだ」

※TJPが食べているスナックを差し出そうとするが……

ラッシュ「いらない。好きなだけ食い続けてればいい」

TJP「オマエたちは偉業を成し遂げた。オレたちにできなかったことをな」

アキラ「それは事実だ」

TJP「素晴らしいトロフィーだ。だがトロフィーはあくまでもベルトの挑戦権をつかむためのおまけだ。『WRESTLE KINGDOM』でトロフィーは土産として持ち帰ればいい。わざわざ挑戦しに来てくれてうれしいが、オマエらがこのベルトを持ち帰ることはできない」

ラッシュ「いや、オレたちが持って帰るんだ」

アキラ「オマエたち2人に刺激されたよ。初めて組んだチームで優勝した。だがトーキョードームは違うぞ。本物の宝を懸けて闘うんだから。YOH、一言言わせてくれ……。オマエらは失敗して、リオはオマエを裏切るだろう」

ラッシュ「それは絶対にない」

アキラ「前回、オマエがしくじってSHOがそうしたようにな」

YOH「(※英語でアキラに)ハリー・ポッターなの? ハリー・ポッターなの? ハリー・ポッターなの?」

TJP「(※YOHに)床屋の窓には用心しろよ(※WWEでマイケルズがジャネッティを床屋の窓に投げつけた)」

ラッシュ「(※皮肉なトーンでTJPに)素敵なジャケットじゃん……」

アキラ「(※YOHに)その白のパンツはオマエにはカリスマ性が一切ないことをよく表してるよ。『WRESTLE KINGDOM』までに頑張ってカリスマ性を磨いとけよ」

ラッシュ「(※アキラに)オマエのそのふざけたメガネはなんだ? さっさと出てけよ! (※TJPに)そのゴミみたいなの食ってろよ!」

TJP「今日のところは勝利に浸ってけおけばいい。酒を飲んで、これからの休暇を楽しんで。オマエらの旅路はこれで終わったんだ。オマエらの新章は思い通りには進まない。じゃあ、次は1月に会おう」

アキラ「せいぜい浸ってろ」

ラッシュ「ああ、1月にな、このオタクが。オレたちの時間を邪魔すんな」

YOH「(英語で)何言ってるのかわからない」

ラッシュ「オレもこのガキ(アキラ)が何言ってるのかサッパリわからない」

YOH「(※英語で)でも『WRESTLE KINGDOM』でしっかり決着をつけよう」

ラッシュ「そこでオレたちがチャンピオンになる」

YOH「Next」

<写真提供:新日本プロレス>

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