【新日本】成田がザックを追い込むも一歩届かず!ザックがTV王座獲得しTMDK入り<1.4東京ドーム>

■試合後バックステージコメント

※ザックはTMDKの2人と談笑しながらインタビュースペースにやってくる。

シェイン「言いたいことはたくさんあるよ。ザックが俺たちを日本に連れてきてくれてから、10年以上かかった。ザックは新日本に来て鈴木軍に入って、その鈴木軍は解散したが、もしかしたら俺たちはその時をずっと待っていたのかもしれない。ザックが俺たちTMDKとやっていけるようになれば、本当にうれしい」

ザック「(※日本語で)ヒサシブリダネ! いい気分だけど、何をしたらいいのか分からないよ。まず乾杯しよう。(※3人で乾杯)新日本プロレスに来て6年、初めてシングルのベルトを獲得することができた。6年間、鈴木軍の一員としてやってきて、そしてその時が終わり、これからはTMDKとしてやっていくのかもしれないな。でもオマエら、ギリギリまで俺にTシャツをくれなかったよね? だけどマイキーたちが新日本に来て、これから変化の時がやってくるのかもしれない。彼らは最強のタッグチームだ。だけど、まだ実力をみせるところまでは行っていない。これからベルトを獲得することにもなるだろう。俺みたいにいい筋肉がついてるしね」

※3人で「筋肉はあるよ」「俺は脳みそだってあるぜ」などと口々に言い合う。

ザック「ごめん、集中できないよ。笑いが止まらなくて、何の話をしてるのか分からなくなっちゃう。通訳さん、ごめんね。よし、一度ちゃんと話に戻ろう。実はこのインタビュースペースに来ると、いつも15分以上いろんな話をしてるんだ。政治とか音楽とか、いろいろね。ジョージ/マイケルを降臨させたりもしてたんだけど、それは今日はやめとこう。この3人でやっていくことになるということは、俺がリーダーなんだよね? ということは、俺は『フロントマン』ってことになるのかな? もっと平等な呼び方がいいな。じゃあ俺がフロントマンで、ドラマーな。マイキーがギター? ま、それについての詳細はまた後で説明するよ。(※TMDKの2人に)ビール持って先に戻ってて。俺はもうちょっと残って話すから」

※TMDKの2人は先に控室へ。

ザック「本当に最高の気分だ。初めてシングルのベルトを獲得することができたよ。6年は長かった。俺の本来の夢はIWGP世界ヘビー級のベルトだけど、ここでベルトを獲るというのは、何にも代えがたい特別のものがある。ただ、これはまだ目標達成への第一歩だ。でもこのベルトを保持し続ける限り、メインイベントでベルトを守っていきたいと思っている。ただ、今日勝てたというのは何よりもうれしい。なぜなら猪木さんに捧げる追悼大会で勝つことができたからだ。プロレスというのはとてもマジカルなもので、自分の実力一つで、テーブルもラダーもなく戦っていくべきだと思っている。なので俺のこのベルトの防衛戦は、日本国内で、メインイベントでやってほしい。俺は日本に住んでいるから、日本中どこでも行くからね」
ザック「そして成田、今日は本当にいい試合だったと思う。たくさんのプレッシャーの中で戦うことができてよかった。成田のデビュー2戦目、2017年の『G1 CLIMAX』でも対戦した覚えがある。可能性のある選手だとは思ったが、まだまだこれからだ。まだまだ俺に勝つことはできない。『サン・オブ・ストロングスタイル』と言うならば、俺こそがストロングスタイルだ。100%ヴィーガン、ジョージ・マイケル公認のブリティッシュ・テッカーズだ。『テッカー』こそがストロングスタイルという意味なんだ。みんな、覚えといてくれよな」

成田「決勝で負けて、ベルトを獲れなかったからと言って、自分のストロングスタイルはまだまだ負けちゃいないと思ってるんで、まだまだ、まだまだこれからなんで、折れずに。絶対折れませんよ。今年の目標、いつ何時、誰でも挑戦する。以上です」

<写真提供:新日本プロレス>

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