【新日本】KOPW初のベルトは鷹木が獲得!「IWGP世界ヘビー級王座への挑戦、KOPW、さらにノア!ついに40代に入ってモテ期が来たな」

鷹木「(祝杯用の缶ビールが置かれたテーブルに座って)やるじゃねえか、新日本プロレス! そうだよ。タイトルマッチだったらしっかりビールを用意してくれないとな。ビールは得意じゃねえが、一口だけいただくよ(と言って、缶ビールを一口飲む)。これで一つ、俺の野望を果たすためにクリアしたぞ。珍しく有言実行だ。どいつもこいつもベルトになった途端色気づきやがって、この野郎。何だ、オーカーンの野郎? 去年は何にも言ってこなかったのによ、ベルトになったらどいつもこいつもやっぱり欲しがるもんだな。俺もさんざん文句言ってたが、やっぱりこうして立派なベルトになったら正直嬉しいよ。気持ちがいいね。まあでも俺はここで満足しないから。この後……今、入場曲が鳴ってるな? オカダ・カズチカに昨日、俺はIWGP世界ヘビー級王座に挑戦表明してんだ。オイ、このベルトを持って、キッチリ返答聞くからな。オカダよ、これでもう逃げらんねえだろう! まあいいや。とりあえずKOPWはKOPWでさんざん昨年やってきたからな。オーカーンだろうが矢野だろうが、まあSHO? SHO? 相変わらずしょうもないな。オマエに関しては言うこと何一つねえや。いつでも来い! やってやるよ。まずはこのベルトを利用して行動を起こしてやるよ」

オーカーン「(報道陣の間から突然姿を見せると鷹木に向かって)一つ質問があるんだよ。帝国書記官から一つ質問があるんだ」

鷹木「何だ?」

オーカーン「貴様確かKOPWに参戦しねえとかなんとかほざいてたじゃねえか? あれは、あのマニフェストはどうなったんでしょうか? 教えてくれよ」

鷹木「別に公約じゃねえよ。気が変わっただけだよ。オマエだって気が変わることぐらいあるだろう?」
オーカーン「いいや。余だったらよ、支配者として、チャンピオン様として、言ったことは曲げねえよ! いや、もっともっと小さな話だ。日本男児だったらよ、1本筋を通すんじゃないのか?」

鷹木「待て待て待て。オマエに日本男児の何が分かるんだよ? オマエ、モンゴル人だろ! 中国人か? 日本男児の何が分かるんだよ」

オーカーン「でも、分かるんだな、貴様よりはな! そうやってよ、言ったことをすぐ曲げて、そして何だ? 色めきだってる? それは貴様だろ? (鷹木が肩にかけているKOPWのベルトを叩いて)これを欲しておきながら、次は、いやその前からIWGP世界ヘビーが欲しい欲しい欲しい? テメエの筋はどこにあんだよ! 余の方がよっぽど日本男児、大和魂を持ってるよ」

鷹木「イギリスのベルト巻いたヤツに言われたくねえよ、この野郎! いいか? まあ、パンケーキもいいけど……」

オーカーン「(鷹木の言葉を遮って)イギリスもモンゴルも中国も、そして日本も…(と言うと祝杯用のビールを1本手に取って飲んでしまう)」

鷹木「ビールは飲むんか、オマエ!」

オーカーン「(ビールを鷹木にかける素振りをしてから)ハハハハハハ! そうやってビビっているところが大和魂を感じないっつうんだよ!」

鷹木「物を大事にしないヤツがな、大和魂を語るな、この野郎!」

オーカーン「逃げるのか? 逃げるのか? またそうやって逃げるのか? 逃げるのか? 逃げねえよな?」

鷹木「何が言いたいんだよ。何がしたいんだよ、オマエは。ただ俺の邪魔がしたいのか?」

オーカーン「いらねえんだろ? そのアクセサリー」

鷹木「オイオイオイ、オマエにKOPWの何が分かるんだよ」

オーカーン「そんなもんは分かんねえよ。ただそいつはアクセサリーに調度いいんだよ。いいか? アクセサリーっていうのはな、腰に巻くんだよ。肩に巻いてる時点で……格が落ちてるねえ!」

鷹木「まだ新し過ぎてな、硬えんだよ。腰に巻こうとした無理だから、とりあえず今日は…」

オーカーン「(鷹木の言葉を遮って)さすが言い訳が上手い! さすが嘘つき! さすが嘘つき! 言い訳が上手いね」

鷹木「いやいやいやいや! オイ、オマエと漫才する気はねえんだよ! 何が言いたいのかハッキリ言えよ、この野郎!」

オーカーン「そのベルト、テメエには似合わねえ。寄越せ」

鷹木「おう、そうか。だが、残念だったな。俺はこのベルトを持ってオカダ・カズチカに、IWGP世界ヘビー級王座挑戦の返答を聞かなきゃいけねえんだよ。挑戦表明してっからよ。悪いな。その話はあとにしてくれ」

オーカーン「つまり逃げるってことか?」

鷹木「オイオイ(苦笑)」

オーカーン「それも懸ければいいだろ? IWGP世界ヘビーに挑む。裸一貫で行けばいいだろ? そのベルトが必要だってんなら、そのベルトごと余が世界ヘビーに行ってやるよ。余が言いたいのはそれだけだ」

鷹木「オマエの方こそ筋が通ってねえじゃねえか! KOPWが欲しいのか、IWGPの挑戦権が欲しいのか、ハッキリしろ、この野郎! オイ、似た者同士じゃねえか、ハッキリ言ったらよ」

オーカーン「いらないんだよ」

鷹木「はあ?」

オーカーン「余はアクセサリーが欲しいだけだ。こんなものもな、(腰に巻いていたRPWヘビー級王座のベルトを床に投げ捨て)ゴミと一緒だ」

鷹木「オイ!」

オーカーン「(KOPWのベルトを指しながら)これも一緒だ、こんなものは(と言って、ビールをテーブルの上にぶちまけてしまう)。ただ、そのベルトが3つもあれば三冠王。余は支配者だ。アマチュア格闘技も何十種目も支配してきた、極めてきた! 十冠王になったんだ! プロレスも十冠王になる。そのための礎だ。それが一番分かりやすいだろう」

鷹木「オマエ、KOPWをナメてるよな? 頭もしんどいけどな、頭脳も使うけどな、肉体的にもしんどい。俺はKOPWを知り尽くしてんだよ。オイ、やる気あんだな?」

オーカーン「やってやるよ」

鷹木「後悔するぞ?」

オーカーン「余はな、貴様の土俵に合わせて闘うのは得意なんだよ」

鷹木「ああ、そうか。いいぜ。オマエ、ルール出して、提案してやろうじゃねえか」

オーカーン「オオ、乗ったな? 次は逃げるなよ、チキン野郎」

鷹木「オマエにルールを考える頭があんのか?」

オーカーン「それがお楽しみってとこだろ? そっから勝負だな。(テレビカメラに向かって)ヨシ、今の撮ったな? 今の撮ったよな? 次は逃げるなよ? そのベルトも格闘技と一緒だ。支配してやるよ(と言って立ち去る)」

鷹木「(オーカーンが引き上げたのを見届けると)アイツの方が暗い野郎じゃねえか。筋通ってねえじゃねえか! まあ、俺はこのベルトを持ってやりたいことがたくさんあるんだよ。たくさんあるんだよ、新年早々! まあまだオカダからは返答を聞いてねえけど、IWGP世界ヘビー級王座への挑戦、KOPW、さらにノア! ついに40代に入ってモテ期が来たな」

※矢野とSHOはノーコメント

 

<写真提供:新日本プロレス>

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