【スターダム】ひめかが引退を発表

女子プロレス・スターダムの”ジャンボ・プリンセス”ひめかが、10日オンライン記者会見にて引退を発表した。

ロンドンブーツの田村淳プロデュースのアイドルグループ『スルースキルズ』にて全日本プロレスの応援大使を務め、2017年6月のグループ解散を機にプロレスラーを目指し、同年12月にアクトレスガールズでデビューしたひめかは、2020年3月で退団。同年6月にドンナ・デル・モンドの新メンバーとしてスターダムに登場すると恵まれた体格と可愛らしいルックスで人気となる。

近年では舞華との”舞ひめ”にてタッグ戦線でも活躍していただけに残念なお知らせとなった。

ロッシー小川EPと会見に出席したひめかは「この度、私ひめかはプロレスを引退することを決意しました。理由としては、あげていったら、細かいこともあるのでキリがないと思うんですけど、大まかな理由としては、自分が20歳でデビューしたときに、5年経って25歳のときに自分が納得のいく立ち位置になっていたら引退を決めようっていうのは元々決めてデビューをしました。正直シングルのベルトだったりとかやりたいこととか、目標という目標は全然達成できなかったんですけど。でも、5年を振り返ったら、今の自分が一番輝いてるかなって思うので悔いはないです」と理由を明かした。

そして「ここ1年で自分の狙えるスターダムのベルト全部に関わることができたので、そのときに自分のチャンピオン姿が自分自身想像ができなくて、良き挑戦者という立ち位置が自分の限界なのではないかなと思いました。小川さんにはよく、欲がないって言われていたんですけど、今となっては確かにそうだなってすごく思います。あとは何よりも自分が長期欠場という大きな怪我がなかったので、体と心がボロボロになる前に、健康なうちに違う人生を歩もうと決断いたしました。残り少ない期間になってしまうと思うんですけども、応援していただけたら嬉しいです」

小川EPが「非常に残念な話なんですけども。引退試合の方はですね、4月23日の横浜アリーナで行うことになりました。またですね、引退セレモニーは5月14日の後楽園ホールで行います」と発表した。

そして、小川EPはひめかに「何かやりたいこととかって何かありますか」と問うとひめかは「やりたいことはあります。4月23日の横浜アリーナ引退試合をやっぱり舞ひめの舞華とシングルをやらせていただきたいなというのは、すごく自分がこの決断をしたときに思っていたことなので、そこはかなえて欲しいかなと思います」と引退試合に舞華を指名。

続けて「自分のこの5年間を振り返ったときに、一度どっかで話させていただいたんですけど、自分の転機になった試合に世羅りさにハードコアを挑戦表明したっていうのがあって、プロミネンスとハードコアをやりたいなっていうのはずっと思っていたので。ハードコアといったらSHOWCASEなので、今度のSHOWCASEカードが決まってなかったら入れていただけたら嬉しいです。あとは自分がプロレス界で一番お世話になったって言っても過言ではない先輩の関口翔選手と最後の試合までに、どんな形でもいいので関わりたいなって思ってます。あとはそうですね。橋本千紘選手。この間なんか対戦相手を募集してた感じに見えたので、自分はまだ相手が決まってなかったらやりたいなと思っているんですけど、そこは自分が判断できることではないので、お互いの会社の判断にお任せします」

さらに「あとは結構欲ありますね(笑)次々出てきますね。でも最後にそうですね、単独で表紙にやりたいなと思ってます。お願いします」と希望を語った。

小川EPは「できる限り期待に沿いたいと思います。ファンの皆さんはもうひめかの引退まで、最後まで応援の方、一つよろしくお願いします」と述べて会見は終了した。

突然の引退発表となったが、ひめかの引退までの動向から目が離せない。

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