【東京女子】SKE48荒井優希がお膝元の名古屋で勝利も、アジャコングに封じられ悔しさ爆発!

 18日、東京女子プロレスが名古屋国際会議場イベントホール大会を開催。5ヵ月ぶりのSKE48のお膝元・名古屋に凱旋した荒井優希がタッグマッチで宮本もかから勝利するも悔しさを爆発させる結果となった。

 荒井は3・18有明コロシアム大会でアジャコングとの対戦が決まっており、今回の試合で1年半ぶりに顔を合わせたのだが、組み合っても動かせず、ビッグブーツを打ち込んでも逆に体ごとぶつかられて吹き飛ばされてしまう。さらには顔面を張られ、パイルドライバーで真っ逆さまにキャンバスへ突き刺さる。このカバーはパートナーの山下実優のカットでなんとか助かったものの、替わった宮本にビッグブーツで返すのが精いっぱい。山下が試合を盛り返し、荒井もアジャにFinallyを狙うが足をキャッチされて封じられる事態に。

 アジャから替わった宮本の羅生門で捕まるも、山下のカットでなんとか助かる。アジャが山下に一斗缶攻撃を狙うが山下はこれを蹴飛ばす。アジャは山下に裏拳。山下も返す刀でSkull Kickを放ってダブルダウン。荒井は宮本の鴻臚館狙いを着地してビッグブーツを放つと、フルネルソンバスターからFinallyでフォールを奪った。

 しかし、荒井は山下にマイクを促されるも「勝ったけど、メチャクチャ悔しいです」とコメント。それでも最後は「みんなに言われなくても勝つつもりです。試合をするからにはアジャさんに勝つ気持ちしかないので。来月は今日よりも成長した姿を皆さんにも山下さんにも見せられるように一生懸命やりたいと思います」と気を取り直して締めくくった。

 バックステージコメントでも荒井は「今日はタッグだったので山下さんにたくさん助けていただいて。あれがシングルだったら3カウント取られてたなって場面がすごく多くて。せっかく1回闘えたのにこんなかんじなのが悔しいんですけど…次は今日できなかったこととか、食らってしまった技とかをうまく返せるようにとか。この1カ月間で成長した姿を見せてアジャさんに勝てるように頑張りたい」と反省しきり。

 アジャとの再戦まで残り1ヵ月。そして次は誰も助けに入れないシングルマッチだ。「持ち上げたりが難しいっていうのはあらためて思ったので、もっとブーツだったり蹴りだったりの技を磨いたりとか。通用するなってちょっとでも思ったものにかけて頑張りたいです」と前を向いた。

 一方のアジャ。「私はこれが決まった時点で前哨戦ではないと言っている。Finally封じをきちんと考えてありますので、ああいう封じられ方をして彼女はあと1ヵ月間でどう打てるか」と挑発。「驚異的なスピードで成長してる」と荒井の変化を認めつつも「私もちょっとずつながらもやってるかぎりは成長してると思う」と言うと「完膚なきまでにまた彼女を叩き潰したい」と宣言してみせた。

【大会名】TJPW CITY CIRCUIT WINTER~名古屋公演~
【日時】2023年2月18日
【会場】愛知・名古屋国際会議場イベントホール
【観衆】604人(超満員)

▼オープニングマッチ 20分一本勝負
乃蒼ヒカリ&●上原わかな vs 愛野ユキ&HIMAWARI○
9分2秒 逆片エビ固め

▼第二試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
○角田奈穂 vs 猫はるな● vs 原宿ぽむ
4分55秒 体固め
※もう1人の原宿ぽむのぽむ・ど・じゃすてぃすから。

▼第三試合 20分一本勝負
中島翔子&ハイパーミサヲ&●鳥喰かや vs 辰巳リカ&鈴芽&遠藤有栖○
12分34秒 キャメルクラッチ

▼第四試合 20分一本勝負
坂崎ユカ&○瑞希&らく vs 伊藤麻希&上福ゆき&桐生真弥●
11分44秒 キューティースペシャル

▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○渡辺未詩 vs ジャナイ・カイ●<挑戦者>
10分25秒 体固め
※ティアドロップ。第9代王者が3度目の防衛に成功。

▼メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
山下実優&○荒井優希 vs アジャコング&宮本もか●
10分31秒 片エビ固め
※Finally

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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