【アイスリボン】朝陽&石川奈青がラストマッチ!最後に石川が佐藤社長にリング上でメッセージ

アイスリボンは3月25日(土)、アイスリボン道場にて3月最後の道場マッチ「アイスリボン1268」を開催した。

「アイスリボン1268」
2023年3月25日(土)アイスリボン道場
13時35分開場/14時00分開始
観衆:83人(満員)

3月いっぱいでアイスリボンとの契約が切れる石川と、4月からアクトレスガールズに仮移籍となる朝陽にとっては最後になるかもしれない大会には15選手が参加し、リング周りの席も一部開放しての満員83人の観客を集めて行われた。

◆第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○トトロさつき&Yappy&キク(10分41秒 ボストンバッグ)谷もも&咲蘭×&海乃月

ICE×∞新王者のトトロが道場マッチに凱旋。ゴングと同時に谷、咲蘭、海乃がトトロを急襲。海乃と咲蘭がダブルのフェイスクラッシャーでトトロを谷の剣山に突き刺すと、さらに3人でおてんばダッシュからももざんまいを決めようとするが、3人がポーズに入ろうとしたところで、トトロが谷を押し転がし、さらに海乃を捉えてのボディスラムでカバー。

カウント2で返した海乃を今度はキクがコーナーで踏みつけ、ドロップキックを狙うが、これは海乃が叩き落としスタンドでの裏アキレス腱固めへ。さらにトトロを谷が卍固めに、咲蘭がYappyをパロスペシャルに捉える。勢いに乗る谷チーム。キクから代わったYappyが海乃をタックルで吹っ飛ばし、ギロチンドロップからグラウンドへ、そして串刺しボディアタックを狙うが、これをかわした海乃が丸め込みへ。

カウント2で返したYappyに代わった谷がジャンピングニーからコードブレイカー。コーナーに上がる谷。ここでキクが谷を抑え、Yappyがデッドリードライブ。さらに飛び込みの開脚アタックを決めギロチンドロップを狙うが、これは谷がかわし、コーナーからのダイビングニー、蒼魔刀、ニーの連打。しかしYappyもカウンターのアックスボンバーを決め応戦。試合はトトロvs咲蘭へ。ドロップキックを連発する咲蘭だが、トトロは胸を張って受けて立つ。

逆に咲蘭をコーナーに詰めるが、これを反転した咲蘭はエルボーを連打。3人がかりでトトロの足を踏みまくってコーナーに振ると、串刺しの連続攻撃から咲蘭が馬乗りエルボーの連打へ。しかし反転したトトロは強烈なエルボーを1発叩き込むと、Yappyがギロチンドロップに追撃を決め、トトロがYappy、キクをおんぶしてのプレスを決める。

なんとかカバーをキックアウトした咲蘭は谷、海乃のアシストを受けてダイビングボディアタックでカバーもカウント2で返したトトロは咲蘭を抱え上げる。後方に逃れ丸め込みを狙う咲蘭をヒップドロップで押し潰したトトロ。そのままカバーもカウントは2。最後はでんでんむしを狙ってバックに回った咲蘭を、そのまま背中越しに抱え上げたトトロがボストンバック(=変形のバックブリーカー)を決め、ギブアップを奪い、シングル王者の強さを存分にアピールした。

◆第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○弓李&柳川澄樺&神姫楽ミサ(9分54秒 ネ・コヒストラル)大空ちえ&鈴木ユラ×&松下楓歩

4月1日蒲田大会でリボンタッグへの挑戦が決まった柳川&神姫楽の『1111』が弓李との初トリオで登場。柳川vsユラでスタートした一戦は、ユラがタックルで先制打を決めるも、柳川がアームホイップでユラを投げ、神姫楽を呼び込むと、神姫楽をスイングしての串刺しラリアット、串刺しショルダータックルを決める。

さらに弓李を呼び込み、弓李をスイングしようとした柳川が、逆にスイングされユラに串刺しエルボー。ユラをカバーもカウント2。さらに柳川がネックブリーカーでカバーもカウント2。ユラがボディスラムを決め楓歩に交代。楓歩がドロップキック、ロープに振ってのサッカーボールキックでカバーもカウント2。楓歩のブレーンバスターは柳川がこらえ、楓歩が延髄ハイキックも、これをかわした柳川が鎌固め、コードブレイカーでカバーもカウント2。

代わった神姫楽が飛び込みドロップキック、串刺しラリアット、タックル、エルボードロップとつなぎ、セントーンを狙うが、これは楓歩がかわし、サッカーボールキックからSTO、片足ドロップキックを顔面にヒットさせてのカバーもカウント2。代わった大空がドロップキック、フライングショルダーアタックでカバーもカウント2。エルボー合戦から大空が脇固めでグランドへ。楓歩を呼び込み、2人で神姫楽をロープに振るが、クローズラインを切った神姫楽が2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばし、大空にラリアット。

カバーに入るもカウントは2。代わった弓李が大空のボディをフットスタンプ2連発から側転プレスでカバーもカウント2。さらに腕を決めての口塞ぎ、股裂きの前屈攻撃も、予想外に大空の体が柔らかくダメージを与えられず。フィッシャーマンズ・スープレックスを狙うも、こらえた大空が丸め込みへ。弓李がキックアウト。代わったユラが串刺しニーからサッカーボールキック、PKでカバーもカウント2。

ユラのブレーンバスターをこらえた弓李がネックブリーカーでカバーもカウント2。柳川と神姫楽がダブルのブレーンバスターを決め、続けて弓李がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。アシストに入った大空が延髄ハイキックを決め、ユラがブレーンバスターでカバーもカウント2。ユラがハイキックを狙うもこ、これをかわした弓李がユラの軸足をすくい上げて倒すと、ネコ・ヒストラルでカウント3を奪った。

◆第3試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○星いぶき(9分14秒 ビクトリーサンライズ)朝陽×

アクトレスガールズへの仮移籍が決まった朝陽の対戦相手はいぶき。同世代として、また17年組同期として切磋琢磨してきた2人にとって、最後になるかもしれないシングル戦はロックアップ、ヘッドロックの仕掛け合い、さらにアームホイップ、カバーの決め合いと手の内を知り尽くした2人ならではのスピーディな攻防戦でスタート。

変則的なロープワークからのタックルでいぶきがカバーに入れば、カウント2で返した朝陽はいぶきをコーナーに誘ってのカウンターで髪を掴んでのフェイスクラッシャーでカバーもカウント2。朝陽の追撃の619をかわしたいぶきはエプロンに逃れた朝陽をフロントヘッドロックに決めると、リングに引きずり込んでのDDT。カバーに入るもカウントは2。いぶきがファイヤーマンズキャリーも、こらえて着地した朝陽はハンマー。

これをかわしたいぶきがコードブレイカー。さらにロープ際でのビックブーツ、ニーを決め、リング中央に戻ると、いぶきから逆水平チョップを叩き込む。朝陽もエルボーで返しての打ち合いからエルボーの打ち合いへ。朝陽がヒップドロップ、ネックブリーカーでカバーもカウント2。朝陽がハンマーからのダブルリストアームサルトを狙うと、こらえたいぶきがキャプチュードでカバーもカウント2。

いぶきのダブルチョップをかわした朝陽がコルバタからのアームブリーカー。ロープに逃れたいぶきに619も、これをいぶきがかわすと、ロープ2段目に下がっての619、これもいぶきがかわすと、朝陽はロープ最下段での619を決め、さらにミサイルキックでカバーもカウント2。続けて朝陽がダブルリストアームサルトもカウント2。ビクトリーサンライズもカウント2。

いぶきがトラースキックからハイキックもかわした朝陽が掟破りのグッドいぶニングもカウント2。いぶきがカウンターのダブルチョップ、蒼魔刀からカバーもカウント2。ここでいぶきがビクトリーサンライズを決め、朝陽からカウント3を奪った。試合後、両手を広げて朝陽を抱きしめたいぶき。最後もいぶきが朝陽の手を挙げ、2人でリングを降りた。

◆第4試合 石川奈青 アイスリボンラストマッチ 20人掛け 各1分1本勝負
①△石川(時間切れ引き分け)松下楓歩△
②△石川(時間切れ引き分け)咲蘭△
③○石川(58秒 ギブアップ)紫雷未央× ※首が痛かった為。
④△石川(時間切れ引き分け)星ハム子〈星いぶき〉△
⑤△石川(時間切れ引き分け)大空ちえ△
⑥△石川(時間切れ引き分け)谷もも△
⑦△石川(時間切れ引き分け)鈴木ユラ△
⑧△石川(時間切れ引き分け)海乃月△
⑨△石川(時間切れ引き分け)キク△
⑩△石川(時間切れ引き分け)弓李△
⑪△石川(時間切れ引き分け)バニー及川△
⑫△石川(時間切れ引き分け)Yappy△
⑬△石川(時間切れ引き分け)藤本つかさ〈MIO〉△
⑭○石川(57秒 裸絞め)しのせ愛梨紗×
⑮△石川(時間切れ引き分け)柳川澄樺△
⑯△石川(時間切れ引き分け)神姫楽ミサ△
⑰△石川(時間切れ引き分け)朝陽△
⑱△石川(時間切れ引き分け)ジャスゥミン(柳川)△
⑲△石川(時間切れ引き分け)星いぶき△
⑳×石川(53秒 エビ固め)トトロさつき○ ※動くこと雷霆の如し。

この大会がアイスリボン所属としてのラストマッチとなる石川に用意されたカードはメインでの出場全選手との1分掛け。最初に石川の対角に立ったのは、石川が世話係を担当した後輩の楓歩。

〈1人目=松下楓歩〉
握手の手を引き込み、いきなりブレーンバスターを決めた楓歩がカバーもカウント2。続けてカバーもカウント2。もう一度、カバーもカウント2。今度は石川が切り返しの丸め込みもカウント2。エルボーの打ち合いから楓歩が首投げを決め、PKを狙うが、かわした石川が丸め込みもカウント2。石川がサッカーボールキックを決めカバーもカウント2。楓歩がPKを決めたところで1分ドロー。

〈2人目=咲蘭〉
リングに入るなり、咲蘭がドロップキック、おてんばダッシュ、フットスタンプを決めると、手の甲へのフットスタンプ、エプロンに石川の手を出してのヒップドロップを決め、咲蘭からエルボーを仕掛けての打ち合いへ。咲蘭がロープ際の石川の顔面に低空ドロップキックを決めたところで1分ドロー。

〈3人目=紫雷美央〉
MIOレフェリーが紫雷美央のテーマ曲で入場。石川のプロサー時代のコーチでもあった美央が熱い指導とともにビックブーツ4連発。石川がコーナーへ美央を振るが、コーナーに座った美央は石川に女郎蜘蛛。中央に戻り、石川が美央のバックに回り込むとスリーパーへ。さらにそのまま座る形で絞め上げる。首に爆弾を抱えている美央が「首はダメだって!」とギブアップし、石川は1勝。

〈4人目=星ハム子(星いぶき)〉
見るからに嫌々ハム子のコスチュームを着て登場のいぶき。ハム子直筆の石川デビュー時に書かれた”石川奈青”の紙を持って入場。石川をコーナーに詰めたハム子は腹ウォッシュ。さらに石川をロープに振るが、前転した石川は寝転がってのセクシーポーズ。今度は石川がハム子をロープに振る。前転したハム子はためらうもセクシーポーズを決める。それを見た石川もセクシーポーズで応戦。2人でポーズを決め合いながら1分ドロー。

〈5人目=大空ちえ〉
大空がロープ渡りからのアームホイップ。石川も「今日こそは!」とロープ渡りに挑戦も数歩でバランスを崩し落っこちてしまう。大空がショルダーアタックでカバーに入ったところで1分ドロー。

〈6人目=谷もも〉
石川をコーナーに振って、谷が串刺しニー。さらにエプロン際に寝かせてのももざんまいを狙うが、石川が谷を逆に寝かせてももざんまいを決めようとするが、下から起き上がった谷が再び石川の腰に乗ってのももざんまい。さらにロープ際の石川への飛び込みニーから谷がエプロンに立ったところで1分ドロー。

〈7人目=鈴木ユラ〉
ユラが飛び込むと同時にトーキック。腕をキャッチしてグランドに持ち込むとアームロック、さらに上体を起こしてのサーフボードへ。石川がしのぐと、ユラが腕十字からスリーパーを決める。石川がロープに逃れ、ユラが石川をロープに振ってのミドルキックを決めたところで1分ドロー。

〈8人目=海乃月〉
泣きながらリングインの海乃。この2人の攻防でおなじみの石川の顔面を狙った海乃の片足ドロップキック6連発。カバーに入るもカウントは2。エルボー合戦で1分ドロー。

〈9人目=キク〉
キクも泣きながらリングイン。石川のために持ってきた唐揚げを手に「食べてください」とリングに唐揚げのパックを置く。石川が取ろうとするところをキクがスクールボーイもカウント2。キクがキクロック。ロープに逃れた石川をロープ際に連れ込むと、上体をエプロン側に出し、キクがフライパン攻撃に出たところで1分ドロー。

〈10人目=弓李〉
缶ビールを2本持ってリングに上がった弓李が石川に1本渡し、リング上での乾杯を誘うもセコンドのトトロが入り、ビールを没収。取り返そうとする石川の「試合後に飲むほうがうまいから」とトトロが説得し、石川があきらめる。弓李が隠し持っていたぞうきんで石川の顔面をウォッシュ。さらにアームロックからの口塞ぎ。レフェリーに制止された弓李は石川に「側転プレスをやりあおう!」と申し出る。まずは弓李が側転プレス、続けて石川が側転プレスからカバーに入ったところで1分ドロー。

〈11人目=バニー及川〉
休業中のバニーが登場。2人でポーズを決めたあと、戦おうとする石川に「休業中だから試合はできない」と言うバニー。マイクを手にしたバニーは石川にアドバイスを送り、「体に気を付けて頑張って」と語るも、石川はバニーを抱え上げると、N.A.Oでバニーを押さえ込んだところで1分ドロー。

〈12人目=Yappy〉
急遽、レフェリーを務めることになったバニー。そのバニーに「会いたかったよー!」と抱きつくYappy。さらにバニーを抱え上げると、バニーの足で石川を蹴り飛ばす。さらに石川の上にバニーを落とし、バニーをどけてカバーも、ダメージ大のバニーがカウントできず。Yappyがヘッドロックスイング半周で石川を放り投げ、ロープ際に連れていくと、開脚アタックを決めるも、そこで1分ドロー。

〈13人目=藤本つかさ(MIO)〉
藤本のガウン、コスチュームを着たMIOが入場。いきなり石川をコーナーに振り、串刺しドロップキック。さらにコーナーに上がった藤本は石川の顔面に膝を当て、エースクラッシャーでカバーもカウント2。続けてビーナスシュートを狙うも上がる足を間違えてあきらめると、今度は卍固めを狙う。ここでも入り方を間違えて固まったところで1分ドロー。

〈14人目=しのせ愛梨紗〉
欠場中のしのせが登場。「石川さんの好きなところを1分間言います!」とマイクを手にするも、なかなか思いつかない。しばらく考えたあと、「紫が似合う」「ポジティブ」とようやく2つ答えるも、再び考え込む。なんとか「髪がきれい」と言ったところで、石川が我慢できずにスリーパーを決める。思わずしのせがギブアップ。石川が2勝目をモノにする。

〈15人目=柳川澄樺〉
トーキックからボディスラムを決め「かわすなよ」とダブルニーを狙うが、石川がかわす。今度は石川が側転プレスも柳川がかわす。これが2度続き、柳川がコンテンポラリーキックを決めたところで1分ドロー。

〈16人目=神姫楽ミサ〉
コーナーに上がった神姫楽が石川宛の手紙を読もうとするが、言葉に詰まってしまい、手紙をまるめて捨てると石川にタックルを決める。倒れた石川にタックルを要求。石川がコーナーから飛び込みタックルを決めエルボー合戦で1分ドロー。

〈17人目=朝陽〉
朝陽がボディへニーを入れ、髪を掴んでのフェイスクラッシャー。エルボー合戦から朝陽が蹴りを入れてのボディスラムを決めたところで1分ドロー。

〈18人目=ジャスゥミン(柳川澄樺)〉
いきなり石川のバックに回ってのコードブレイカーを決めたジャスゥミンは、さらにコンテンポラリーキックを連発し、石川が倒れたところに、ダブルニー。カバーに入ったところで1分ドロー。

〈19人目=星いぶき〉
いきなりいぶきがチョップを連打。さらにコーナーに詰めてのマシンガンチョップ、そして馬乗りになってのチョップ。1分間チョップを浴びせ続けてのドロー。

〈20人目=トトロさつき〉
トトロが飛び込みラリアット3連発で抑え込むが、石川が反転してカバーもカウント2。再び飛び込みラリアットでトトロがカバーもカウント2。トトロが動くこと雷霆の如しを決めカウント3を奪った。石川はトータル20人と戦い、結果は2勝1敗17引き分けで1分掛けを完走した。

〈試合後のリング上〉

トトロ「今日言いたいことめっちゃあったけど、石川と試合したら全部吹っ飛んだわ。でも1つだけ、何があってもリングは繋がってるから。いつになるか分からんけど、またその時はよろしくお願いします。今日はありがとうございました。」

※石川にマイクを渡す。

石川「今、気分はめちゃくちゃハッピーです。最後の試合で誰とやりたい?って聞かれて、本当にみんなの顔が浮かんで、決められなくて、こうして全員がけをやらせてもらって、本当に本当にハッピーな気持ちでいっぱいなんですが、あと1人だけやり残した相手がいると思います。佐藤肇!リングにお願いします!」

※佐藤肇社長がリングに上がる。

佐藤社長「選手はね、何かあれば戦うことで昇華できるけど、フロントと選手って、できた確執がなかなか埋められない中で過ごさなきゃいけない時間がたくさんあったと思います。本当に、石川にはいっぱい迷惑かけられた。だけど、その分いっぱいアイスリボンのために動いてくれて、そのことに関しては感謝しています。リングの上は無礼講だから、色々あるとは思うけど、いいよ。」

※石川がエルボーを打ち込む。佐藤社長が飛び込み式のラリアットで石川を倒す。石川を佐藤社長が起こし、握手をして抱き合う。社長が本部席へ戻る。

石川「社長、ありがとうございます。(と、深々と頭を下げる)本当に皆さんありがとうございました。アイスリボンでプロレスをやり始めて、プロレスラーとしてアイスリボンで成長して、こうしてハッピーなプロレス生活をできたのは本当に皆さんのおかげだと思っています。ありがとうございました。トトロさんの、リングは繋がっているという言葉を信じて、いつになるのかならないのか分からないですが、これからも私も皆さんももっともっとハッピーな人生を楽しんでいけたらいいなと思います。締めるので、皆さん上がって下さい。」

※石川が中心になりリング上で輪を作り「プロレスでハッピー!アイスリボン!」で大会を締めた。

 

〈試合後の朝陽&石川奈青〉

――試合を終えて今どんなお気持ちですか?

朝陽「結構スッキリしている部分があります。いぶと最後にシングルできてよかったなと思ったし、いぶは本当はいぶの生誕祭でシングルを組もうと思っていたと思うんですけど、その時は自分は出られないんで、社長にいぶがお願いしてシングル組んでくれて、本当にずっと一緒にやってきた同期だからこそ何か通じ合えるものがあるし、別に私が仮移籍をしようがなんだろうが、関係性は変わらないと思っているので、なんか幸せな空間でした、会場が今日は。」

石川「自分も本当に凄いやりきった感と言うか、本当に本当にただただハッピーな気持ちで、プロレスでハッピーに満たされている感じですね。自分はデビューが無観客で、道場でのデビューだったんですけど、今日はそのデビューのコスチュームで道場で退団する。最初は本当にプロレスのことも何も知らなかったんですけども、こうやってプロレスラーとして色んなことを学んで、今日もたくさんのお客さんとか選手の仲間とか、みんな凄いたくさんたくさん学んだものとか、得たものがあったなと思って、凄いハッピーな気持ちでいっぱいです。最後に絶対断られると思ったんですけど、社長ともちゃんとリングの上で言い合えたので、やっぱりプロレスで起こったことはプロレスに返っていくのが、私の好きなプロレスだと思うので、それができて本当にもうハッピーな気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」

――石川選手は今日試合をして、改めてプロレスへの思いというのはいかがですか?

石川「本当に本当に満たされてますね。プロレスってやっぱり唯一無二の存在だと思うので、本当にプロレスに出会えてよかったなと思います。」

――プロレスをまたやりたくなりそうですか?

石川「しばらくは離れたいですけど、今日は本当に楽しかったです。」

――朝陽選手はもう次が決まっていますが。

朝陽「はい。晴れ晴れとした感じで進みたいと思います。」

――2人とも悔いとか名残惜しさとかはないですか?

2人「はい、ないです。」

――それぞれにとってアイスリボンというのはどういう団体でしたか?

朝陽「私は本当はさくらさんの時代のアイスリボンを観て好きになったので、その面影のあるアイスリボンは私にとって、なんだろうな…言葉で言えば第2の家みたいな、おうちって感じでしたね。でも、もちろん上下関係とかありますし、入ってみたら違うところもあったりするけど、大切なおうちでした。だから、仮移籍の期間が終わって帰る場所があるかどうかは分かりませんが、アイスリボンは第2のおうちです。」

石川「私は本当にプロレスと出会ったのがアイスリボンのプロサーに来て初めてプロレスという存在をちゃんと知ったので、プロレスラーとしてというか、私という人間をプロレスラーにしてくれた存在ですね。石川奈青を作ってくれた存在で、本当に感謝しています。」

――アイスリボンのファンに対してはどうですか?

石川「お客さんには本当に感謝しかないです。皆さんいつも暖かかくて、ありがとうございます。ありがとうだけじゃ伝えきれない、本当に本当に感謝しています。」

朝陽「本当に感謝です。アイスリボンの朝陽が観たい人は今日観に来てねっていう風に私は言っているので、またどこかで会える機会があれば観に来てね。いつもありがとうございます。」

<写真提供:アイスリボン>

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