【青柳優馬インタビュー】二連覇がかかるチャンピオン・カーニバルへの思いを激白「優勝した暁には永田裕志に挑戦してくださいって言わせて土下座させます」

⑦プロレス以外の活動:『ヤプリ』さんのセミナーで「ファンマーケティング」について登壇

無料オンラインセミナーは4月21日(金)16時~
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――青柳選手はリングの外でも、先日セミナーイベントに登壇(収録)されましたが、どういったことをされたんですか?

そうですね、僕もなんて説明したらいいか正直迷うんですけど…。全日本プロレスの企業としての顔、こういうPRをしていますよというのを、なぜか僕が説明を。会社から青柳選手に出てくださいって言われたんですけど、最初何の話をしているか分からなかったですよね。それ俺の仕事なの?って始めはちょっと思っちゃったんですけど(笑)

――(笑)

でもヤプリさんからぜひレスラーに出てきてお話していただきたいって僕を呼んでくださったことは、本当に光栄でしたね。僕もやりながら勉強になりましたし、プロレスラーとしての新たな新境地を見つけたのかなって言う感じがしました。

――当日は取材に行かせていただきましたが、コスチュームで堂々とプロレスのファンマーケティングについて語られてる姿は本当にかっこよかったです。

いやもうあれは、うちのスタッフとヤプリさんが段取りを決めてくれていたおかげで、僕もそれに乗っかることが出来ましたね。

――緊張しませんでしたか?

もうやっていくうちに、なんて言うんですかね。やっぱカメラを向けられるとレスラーって調子に乗っちゃうんでしょうね。最初は緊張してましたけど、段々なくなってくるという感じで。本当にいいお仕事をさせてもらったなという感想です。

――セミナーを撮影する場所がオフィス内ということもあり、ヤプリの女性スタッフさんも青柳選手に目を奪われてましたよね。

いやそれはコスチュームで…、言ってしまえば、パンツ一丁で歩いてるわけですから嫌でも見ちゃいますよ。ある意味、会社にお勤めしている皆さんからしたら非日常ですよ。何してんのあの人?みたいな、もう本当に変人くらいのレベルで見られてたんじゃないですかね(笑)

――とてもきれいなオフィスで、絵になる場所でもありましたよね。

本当に今風のオフィスというか、僕がいるとすごい違和感を感じましたけど、やっぱ最近のオフィスってこういうおしゃれな感じで、社員の方たちが働きやすい環境でやってるんだなって言うのを感じましたね。プロレスラーがトレーニングするときに、そのトレーニング器具だったりリングがあって自分たち専用の環境が整っていると同様に、そういった環境が整っているプロレスとはまた違う企業に勤めている人たちの日常を見ることができたっていう意味でもやはり勉強になりました。

――実際、ファンマーケティングっていう部分に関してはどのように感じました?

思い返すと、結構全日本プロレスもいろいろやってたんだなっていうのと、大手企業さんからいろいろ聞いていただけるというのはすごく変な言い方ですけど、気分がいいというか。言ってしまうと全日本プロレスって、全体的な世界規模でいうと弱小企業にあたる会社ですけど、そういった大企業にこういうことやってますよっていう説明が出来るのは本当に楽しかったですし、話しながら僕も勉強出来た部分があったかなと思います。

――やはり全日本プロレスは歴史がありますよね。そこの古くて新しい全日本プロレスというのをお届け出来たように感じました。

ありがとうございます。やはりそういった部分が一番伝えたかったところなので、そう感じていただけたら幸いです。

――こちらのセミナーは配信されるということで聞かれる方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、今後もこのような活動はやっていきたいというイメージはありますか?

そうですね、本当にこういったプロレス以外の活動っていうのはどんどんどんどんやって、最終的には自分たちのプロレスに還元したいと思ってるので。いろんなことやりたいですし、挑戦したいっていうのがあるので、今回本当にいいきっかけというか、いい勉強というか、いい経験をさせてもらいました。

――ちなみにプロレス以外でチャレンジしたいことはありますか?

チャレンジしたい願望というか、夢で言うとドラマとか映画とかに出られたらなと。本当にワンカットシーンぐらいにしか出ないエキストラでもいいので、出てみたいっていうのがあります。

――どんな役やりたいとかあります?

うーん、例えば特撮でいうと、すぐやられちゃう的な(笑)。その他大勢の1人とか、もし例えばドラマのテレビシリーズ的なものだったら、なんか脇役だけど必ずどっかに映ってる人みたいな。この人誰だろう?って見てもらえるような立ち位置になりたいですね。

――セリフがある役とかはいかがですか?

そうですね、どうなりますかね。やってみたいという気持ちはありますし、大げさに言うと声優とかもやってみたいですし。でも果たして僕がそんなこと出来るのかっていうのがあるので、本当夢というか、願望ですよね。

――先人のレスラーの中でも、映画やテレビに出てる方はたくさんいらっしゃいますよね。プロレスラーとしてキャリアを重ねて、特にエース格になってくるとそういったことも求められてくるのかなと思います。

そうですよね。これもマーケティングの一部なのかも分からないですけど、プロレス以外でプロレスを広めるっていうのもプロレスラーの仕事だと思うので。昔みたいにリング上で戦って魅せるだけではなく、それ以外のもの。リング上で試合を見せるのもそうですけど、プラスアルファ、しゃべりも求められている時代って言うのを感じるので、やはり多種多様・オールマイティに出来ないと、プロレスラーとしても人間としても生きていけないのかなと思います。

――青柳選手は、そのへん素養をはすごく感じますよね。発言もとてもスマートでクレバーだなと思いますし、うまく下に見せつつ、リング上ではやっちゃうぞという。

ありがとうございます。もしかしたら下手したらこれも消去法な感じもする…。そんなに周りがうまくないから、それっぽく僕が出来てるように見えるんじゃないんですか(笑)?

――いやいやいや

言い方変ですけど、やっぱプロレスラーもタレントみたいな感じにならないと世の中に認知されないので。レスラーもタレント的な意識でやっていかないと駄目ですよね。

――カラオケ番組とかいかがですか?

ちょっと出てみたいですね。

――歌は得意ですか?

いやぁ、ごく一部の歌によりますね。本当に1、2曲くらいしかないですけど。

――ちなみにその曲は?

今すぐ歌えと言われたら、アリスのチャンピオンですかね。

――それはリングにかける想いというか…

そういうのもありますし、個人的な話をすると「はじめの一歩」が好きで。高校生の頃、再放送か何かで見たんですけど、その中でボクサーたちがその歌を歌うシーンがあって、その曲にハマったんですよね。漫画も読んだりしてます。

――なかなか終わらないですもんね。

ずっと続いてほしいですね。

 

⑧チャンピオンカーニバル連覇の先に見据えるもの

――そして最後にチャンピオン・カーニバルで連覇したその先に見据えるものっていうのは何かありますでしょうか?

やっぱり最近、全日本プロレスはベルトが流出しているじゃないですか。ファンの信頼をちょっと失いつつあるのかなっていうのがあるので、その中でも全日本プロレスは大丈夫ですよって言うのを見せたいですね。1個1個…、僕も世界タッグのベルトを流出させてしまった張本人なんで、取り返しのつかないことをしてしまったのをちょっとずつ取り返していけたらなという思いがありますよね。あとは、永田裕志がチャンピオン・カーニバルの優勝者を挑戦者に迎えるみたいな感じで上から目線で言ってましたけども、決してチャンピオン・カーニバルは三冠次期挑戦者決定戦決定リーグではないので。チャンピオン・カーニバルは、チャンピオン・カーニバルとしてのバリューを守りたいっていうのがあります。なので、優勝した暁には永田裕志に挑戦してくださいって言わせながら土下座させます。

――それぐらいの覚悟があるということですね。

それをちゃんとファンの皆さんの前でやりたい。それが直近の見据えるものですね。あとは最初に僕が言ったように、やっぱ3連覇。ジャイアント馬場さんの記録に並ぶことが僕が出来る、僕にしか出来ない使命だと思ってやってますので、それを果たせたらなって想いです。

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

「#ajpw チャンピオンカーニバル 2023」【公式戦日程】
4 月 8 日(土) 18:30 東京・後楽園ホール【開幕戦】
4 月 10 日(月) 18:30 神奈川・横浜市保土ケ谷公会堂
4 月 15 日(土) 18:00 愛知・名古屋国際会議場
4 月 16 日(日) 14:00 静岡・アクトシティ浜松
4 月 22 日(土) 18:00 新潟・新潟市西川多目的ホール
4 月 23 日(日) 17:00 宮城・夢メッセみやぎ 西館ホール
4 月 25 日(火) 18:30 東京・後楽園ホール
4 月 30 日(日) 17:00 大阪・エディオンアリーナ大阪 第 2 競技場
5 月 4 日(木・祝) 18:30 東京・後楽園ホール
5 月 7 日(日) 16:00 東京・大田区総合体育館【優勝決定戦】

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