【新日本×全日本×ノア】『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』6月9日(金)両国国技館にて開催決定!「混沌からのリスタート、プロレスの力で元気を発信」

新日本プロレス全日本プロレスプロレスリング・ノアは、4月12日都内にて記者会見を行い、新日本は棚橋弘至、全日本は宮原健斗、ノアは清宮海斗が出席。2012年2月19日以来となる『ALL TOGETHER』の開催が発表された。

これは、4月9日(日)の正午、それぞれのTwitterアカウントから同時予告を行い、内容はそれぞれ同じ英文内容で「Announcement coming up in 3 days 2023.4.12 18:00 JST」でツイートすると「#ALL TOGETHER」がトレンド入りするなど話題となっていた。

そして、4月12日それぞれの団体より午後6時から記者会見を行うことが明かされ、開催発表となった。

会見には新日本は棚橋弘至、全日本は宮原健斗、ノアは清宮海斗が出席。

冒頭、新日本の菅林会長より大会開催について「2020年、猛威を振るった新型コロナウイルスにより日常は混沌と化しました。プロレス界もいっときは、大会中止や無観客試合に追い込まれ、そこからファンの皆様のご協力をいただきながら制限のある中、一歩ずつ、日常を取り戻すべく、歩んでまいりました。

現在、政府の新型コロナに関する規制も緩和され、あと一歩で日常を取り戻すところまで来ていると言ってもよいのではないでしょうか。ここで、混沌からのリスタートという気持ちを込めて、プロレスの力で元気を発信すべく新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリングNOAHの3団体で、2012年2月以来となる『ALL TOGETHER』を開催する運びとなりました。

さらに昨年逝去されました、新日本プロレス創設者アントニオ猪木さんの言葉、”元気があれば何でもできる!”をサブタイトルに据え、追悼の気持ちも込めまして『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』を2023年6月9日金曜日、両国国技館にて開催いたします。

開始時間は18時、主催はALL TOGETHER AGAIN実行委員会。チケットは4月23日日曜日より一般発売開始いたします。また本大会は、新日本プロレスワールドペーパービューにて日本語実況と英語実況でライブ配信いたします。

ペーパービュー視聴料は税込3,980円。まもなく新日本プロレスワールドでペーパービューが販売販売開始となります。なお、収益の一部はチャリティーとして寄付を考えております。こちらは改めてご報告させていただきます。

プロレスラーたちの熱闘と、プロレスファンの皆様の熱いご声援で大きな元気を発信できる大会になると信じております。どうぞご期待ください」経緯を述べた。

そして、清宮、宮原、棚橋が開催決定についてコメント。

清宮「『ALL TOGETHER』が初めて開催されたとき、自分は中学3年生でした。なので『ALL TOGETHER』を体験したことはありません。でもここに今日来るまでに、『ALL TOGETHER』を体験したリングスタッフの方と一緒に来まして、そのときの話をしながらここに来さしていただきました。

当時その3団体がリングスタッフ全員集結して、設営ももう一瞬で終わって、みんな気づいたら一つになって、笑顔になっていたと。いう話を聞いて、スタッフの方もそのとき、やっぱり自分たちが楽しまないとお客様を楽しませることはできないと感じたそうです。

実は僕も最近、選手が楽しまないと、お客様を楽しませることはできないと思っていたので、意見がそこで一致しました。もちろん選手として楽しむだけではいけないと思ってますし、誰にも負けないつもりでいこうと思ってます。

初めての『ALL TOGETHER』で、どんな景色が見れるのか、その先に何が生まれるのか、楽しみにしてます。ファンの皆さんも一緒に楽しんで待ちましょう」

宮原「新日本プロレス、プロレスリングNOAH、そして全日本プロレスが揃う大会に、今からワクワクしています。プロレス界は今、歓声が戻ってきて、新たなスタートを切っていると思います。プロレスラーは当然歓声の中でプロレスをしたい。そして、プロレスファンは歓声の中でプロレスを見たい。当然そう思っていたと思います。この日、新日本プロレス、プロレスリングNOAH、全日本プロレスでしか、この日しか見られない対戦カードにプロレスファンはワクワク、ドキドキしていただけたらと思います。何より、僕自身が最高にワクワクしています。この日、今も昔もプロレスは最高だってことを、僕はこの日、大いに表現したいと思います」

棚橋「前回の『ALL TOGETHER』から10年経ちました。今回の大会は、まずプロレスファンの皆さんに、楽しんで欲しい。そして、1人1人が、そのエネルギーを日常に持ち帰って、家族や友人や、仲間に分け与えてくイメージですね。そして、その持ち帰ったエネルギーで皆さんがより良くなっていくイメージ。今回、プロレス界からいいエネルギーを発信できたらと思います」

ーーこういう選手と戦いたいとか、こういう選手と組みたいなどは?

清宮「今日会見に来て、隣に座っていらっしゃる宮原さん、棚橋さんの言葉も聞いて、今すごく興味が湧いてます」

宮原「対戦カードは僕自身、今ここでいろいろ言うとまた面倒くさいんで。大人の事情ありますから。ですが、逆に今日発表して6月9日ということで、約2ヶ月間プロレスファンはどんな対戦カードが見たい、誰が組んでるとこ見たいとか、そういうものを言って逆に多分いろいろ動くんじゃないすかね。そういう部分で僕は楽しみにしてます」

棚橋「僕はですね宮原選手と1回全日本プロレスの大会(2019年2月19日ジャイアント馬場没20年追善興行)で組ませていただいて。ちょっと元気の良さで負けたかなっていう悔しさがあるんで、もう1回宮原選手と組んで、俺が俺がと。勝負したいなと思います」

ーーそれぞれの皆さんの印象をお聞かせください。

清宮「本当に団体を引っ張っている選手だと思いますし、こういう明るさとか元気という部分はすごく自分も吸収したいと思っております」

宮原「まずは清宮さんはやっぱり爽やかですよね。やっぱこの年齢で団体を引っ張っているっていうのは、本当に自分が清宮さんと同じ年だったときを考えると、考えられないぐらい爽やかだし。この爽やかさは僕にはないなと思いますね。そして棚橋さんは、そうですね、やっぱりプロレス界を牽引してる尊敬すべき人なので。でも対戦して組んだり戦ったりもしましたよね?(棚橋に確認)そしてその度に学ぶこともあったし。そしてこの会見場に清宮さんは20代で僕は30代、棚橋さんは40代。何か世代がそれぞれ違うのも何か前回の『ALL TOGETHER』とは違うとこで面白いのかなと思いますね」

棚橋「まず清宮くん。ビジュアルがいいね、うん。そしてね、20代ね、宮原くんも言ったけども。とてもね動きの良いハツラツとしたプロレスを見せてくれてると思います。そして宮原くん。元気がいい」

宮原「顔みたいなのはないですか?」

棚橋「ビジュアルもいいよ。やっぱ発信力かな。いちレスラーとしてね、持ってるエネルギーの底が知れないそういうところが宮原くんへの興味がね、僕も尽きないし、ファンも宮原だったらどこまでやってくれるんだろうっていう期待に繋がってると思います。それで、数式で表すと、清宮くんと宮原くんの間にプラスがあって、ここに(宮原と棚橋の間)イコールがある。清宮くん+宮原くんは棚橋という数式がね、成り立つかなと思います」

宮原「今よく理解ができなかったんですけど。マスコミの皆さんは理解したんですか?」

棚橋「2人のいいところを足すと棚橋になるよっていう」

宮原「すごいいいとこ取りじゃないですか。ちょっと勘弁してください、そういうとこちょっとやめてください」

棚橋「そういうとこあるから俺」

宮原「はい、でも『ALL TOGETHER』ですから」

棚橋「でも40代だから、なっ」

ーーサブタイトルが”元気があれば何でもできる!”ということで、アントニオ猪木さんの言葉なんですけれども、どういった思いがありますか?

清宮「自分はこの業界に入ってから直接携わることはできなかったですけど。やっぱプロレスラー、いち選手として、本当にそういう元気の部分だったりとか。何度も跳ね返していく、折れない気持ち、力そういうものを今回の大会でも自分なりに見せていきたいと思っております」

宮原「やはりアントニオ猪木さんという偉大なプロレスラー。日本全国民知ってると思うので。そういう方が残した”元気があれば何でもできる!”っていうのは、やっぱりプロレスラーをすればするほど難しさを感じるし。ただやっぱり、僕もいつもリングに上がるときは、見てる人が何か明日への活力になればいいなと思って自分のエネルギーをリングに注ぎ込んでるんで。この日も最高に元気いっぱいにプロレスをしたいと思います」

『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』
日時:2023年6月9日(金) 開場16:30 / 試合開始18:00
会場:東京・両国国技館
主催:ALL TOGETHER AGAIN実行委員会

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加