【飛鳥プロレス】初開催の「飛鳥LIVESHOW」でプロミネンス軍が真琴率いるパープルメテオシャワーとの全面対抗戦を制す!

 飛鳥プロレス(篠瀬三十七代表)が4月22日、東京・蒲田の大田区産業プラザPiO小展示ホールで新企画の女子興行「飛鳥LIVESHOW」を開催。同興行はCYBER STAR社との業務提携によりインターネットで生配信される新機軸。メインイベントではハードコア&デスマッチユニット・プロミネンスが、真琴率いるパープルメテオシャワーと5VS5のイリミネーションマッチ(オーバー・ザ・トップロープ・ルールあり)による全面対抗戦を戦い、勝ちどきを挙げた。

 プロミネンスは世羅りさ、鈴季すず、藤田あかね、夏実もち、柊くるみのフルメンバーが集結。パープルメテオシャワーは真琴、松本都、高瀬みゆき、笹村あやめ、関口翔が出陣した。

 開始早々、場外戦に持ち込まれると、真琴のマネジャーの松澤さんがプロミネンス軍に次々にスタナーを発射するも、味方の松本にも間違って繰り出してしまう。試合はノンストップの目まぐるしい攻防となり、15分過ぎ、夏実が関口をずんだ餅クラッチで丸め込んだ。その直後には松本が夏実をエビ固めで3カウント奪取。世羅のラリアットが藤田に誤爆すると、笹村が笹団子で丸め込む。そして、柊がラリアットから人でなしドライバーを笹村に叩き込んで3カウント。これで残り選手は3人ずつの状況に。

 真琴と高瀬がロープ際の柊めがけてダブルタックルを見舞って柊が転落。ところが、その反動で同時に味方の松本も自爆して落ちてしまう。世羅と真琴がエプロンで、エルボーで意地の張り合いも、真琴のビッグブーツで世羅が転落。すぐさま鈴季が蹴りで真琴を吹っ飛ばして転落。鈴季と高瀬の1VS1となり、鈴季が投げ捨てジャーマンを繰り出せば、高瀬はカミカゼで反撃。高瀬がチョップを見舞うと、一瞬の隙を突いた鈴季がグラン・マエストロ・デ・テキーラで丸め込んで電撃の3カウントを奪い、1人残りのプロミネンス軍が勝利した。

 鈴季は「プロミネンスが勝利しました! プロミネンスはいろんな団体に参戦させていただいてますが、いろんな団体の大会のメインで勝利を収めて締めさせてもらってます」とマイク。ノーサイドでパープル軍も一緒にプロミネンスポーズで大会を締めくくった。

 プロミネンス・リーダーの世羅は「イリミネーションで5VS5はなかなかないんですけど。プロミネンスは1年やってきて、絆も芽生えたり、ギスギスしたりもあったんですが、プロミネンスらしい試合ができたんじゃないかと。それぞれのやりたいことをやって勝ったみたいな。あっちは寄せ集めで、負けられない気持ちで挑みました。1回もやったことない人は一人もいなかたんですけど、ふだん当たらないような選手と試合できて、いい経験になりました。飛鳥プロレスさんという場所で戦えたのは、いい経験になりました。(再参戦は?)呼ばれたら、どこにでも出るのがプロミネンスなんで。1周年大会(4・24後楽園)に向けて、いい勝利になったと思います」とコメント。

 勝利がならなかった真琴は「プロミネンスさんはユニットでブイブイ言わせてると思いますけど、私たちは悪い言い方したら寄せ集めで、それでもかなり追い詰めたので胸を張れること。都さんというハンディを背負いながら。チームワークで向こうが上回ってたので、ユニットっていいなって。私もラスエゴというユニットやってるんで。(LIVESHOWには?)声がかかればぜひ出たいです」と話した。

 篠瀬代表は「第1試合は初参戦のJTO(ジャスト・タップ・アウト)の皆さんと櫻井(裕子)選手が盛り上げてくれました。僕は第1試合はメインと同じくらい大事と思ってるんで。第2試合は信州ガールズのチャンピオンの沙恵選手と、信州ガールズの杏ちゃむ選手がベルトを獲り返したいという負けられない気持ちで、熱い戦いが続いて気が付いたら時間切れ。(グレート)無茶代表にも報告できるのかなと。メインは飛鳥ならではの5人がプロミネンスとイリミネーションでやって、お客さんも盛り上がってくれたので良かったかなと思います。(手応えは?)お客さんも見た後、“面白かった”“また来たい”と言ってくださって。それが広がって、どう知っていただくか別の課題も見えました。そこがクリアになったらいい」と大会を総括した。

飛鳥プロレス
「飛鳥LIVESHOW 」
東京・大田区産業プラザPiO小展示ホール(15時半)観衆83人

1.15分1本勝負
〇柳川澄香&櫻井裕子(13分49秒、エビ固め)神姫楽ミサ●&Aoi
※1010

2.20分1本勝負
△沙恵(時間切れ引き分け)杏ちゃむ△

3.プロミネンスvs パープルメテオシャワー 5vs5 イリミネーションマッチ(オーバー・ザ・トップロープ=OTRあり) 時間無制限
<プロミネンス>世羅りさ&鈴季すず&藤田あかね&夏実もち&柊くるみ(5-4)真琴&松本都&高瀬みゆき&笹村あやめ&関口翔<パープルメテオシャワー>
①夏実(15分50秒、ずんだ餅クラッチ)関口
②松本(17分1秒、エビ固め)夏実
③笹村(18分38秒、笹団子)藤田
④柊(20分53秒、エビ固め)笹村 ※人でなしドライバー
⑤真琴&高瀬(22分22秒、OTR)柊
※同時に松本がOTRで自爆
⑥真琴(25分24秒、OTR)世羅
⑦鈴季(25分34秒、OTR)真琴
⑧鈴季(18分33秒、グラン・マエストロ・デ・テキーラ)高瀬
※鈴季の1人残りでプロミネンスの勝利

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