「でも逃げなかった!」白川未奈が語った悲願の“白いベルト奪取”に隠された想い


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当サイトの初代プ女子部長であったスターダム白川未奈がついに白いベルトを手に入れた!

女子プロレス界において、20年ぶりの横浜アリーナで開催されたスターダム『ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by SoftBank NFT LAB』の大舞台で、白川はワンダー・オブ・スターダム選手権試合で因縁の相手である王者 上谷沙弥と対戦し、上谷がフェニックススプラッシュを解禁するも、白川がギリギリで返し、最後は新技のフィギュア・フォー・ドライバーMINAで勝利し、悲願のワンダー王座を獲得。


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ついに念願かなってベルト戴冠となった白川はバックステージで涙ながらに「やっと、希望をつかむことができました。遠い遠い道のりだったし、悔しいこととかいっぱいあったけど、諦めなかったら希望をつかんで、運命を変えられるってことをみんなに今日、証明できましたか?みんなに希望を示せるベルトになりましたか?ホントにいつもみなさん支えてくれてありがとうございます。」とコメント。

そして、その後に話を聞いた際にグラビアアイドル時代やプ女子部長時代を振返り、お祝いの言葉をかけると白川は「あの時はプロレスが好きで、プロレスができればいいやってぐらいの感じで、楽しくできればいいってやっていたのが、いつの間にか強くなりたい。やっぱ強さの象徴であるベルト。シングルチャンピオンになりたいってどんどん夢が大きくなってって。やっぱり片足を突っ込んだことには取らないとなって。自分的には一歩一歩着実に考えてきたっていう感じで。みんなに『まさか横浜アリーナでタイトルマッチをできるところに来るとは』って、グラビアアイドルをしてた時の人とかに言われたけど、自分はまさかと思ってなくて。自分はそういうステージに絶対立てると信じてやってきたから。いい意味で、ここが最大のとこって思っちゃダメで。横浜アリーナのタイトルマッチは自分のプロレス人生の中で一つの通過点と思って挑むようにしてました」と想いを語った。

この言葉を聞いて改めて彼女のプロレスに懸ける意気込みを感じた。

そうこれは白川のプロレス人生の一つの通過点に過ぎず、彼女の真剣な眼差しは既に次のステージを目指していた。

であるがゆえ次戦でなつぽいを指名し、その後のチャレンジャーに中野たむの名を叫んだ。

インタビュー中に「ベルト奪取の喜びを誰に伝えたいか?」との問いに対し白川は「中野たむと親ですね」と答えた。

コズミックエンジェルズで苦楽を共にしてきた中野たむは白川にとって特別な存在。

そんな彼女だからこそ白川は自身の成長した姿を見せたいのであろう。

奇しくも中野はこの日のメインで行われたワールド・オブ・スターダム選手権試合で王者・ジュリアとの激戦を制して初戴冠を果たした。

現在の赤と白の王者となった2人はこれからどのようなドラマをリングで見せるのか楽しみでならない。


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また喜びを伝えたい相手として「親」と答えた白川は「まさかチャンピオンになると思ってなかったと思うし。30(歳)までに結果が出ない人間とか、出ないとか言われ続けたけど。30越えて、新しいこと始めて、そしてベルト巻いたっていうのは…親に見せに行きたいですね」と語った。


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そして今回敗者となった上谷が試合後のリング上で白川にベルトを巻き、互いに語り合った事に触れると「あれは、うちら二人ともトラウマを乗り越えたのかなって。上谷は飛べたし、自分はあんまり試合前は言いたくなかったけど、上谷の上からくる技がもう怖かったんで…」と恐怖心があったと告白。

しかしそれでも白川は「でも逃げなかった!」と語った。

その表情にプロレスファンだったあの頃から大きく羽ばたいた白川の覚悟とプロレスラー魂を感じた。


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また敗者となった上谷も試合後、自身のTwitterで「怖かったよね、私も怖かった。フェニックス信じて受けてくれてありがとう。白川未奈は最高のレスラーだよ。あなたなら大丈夫。白いベルト頼んだよ。」と新王者にエールを送った。


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その言葉を受けた白川もまたTwitterで「上谷があの日からベルトを守り続けてくれたから、昨日の試合に辿りつけた。気づいたら、白いベルトは私にとって「約束」のベルトにもなってた。大事な約束は、人を強くしてくれるね。上谷が大切に大切にしてきたこのベルトを、私は新世界に連れていく。あんたの気持ちも乗せてね。…」と心情を綴った。

そして新王者となった白川にお祝いのコメントが多数Twitter上に溢れた。(一部抜粋)

・めっちゃいい試合だったし、感動しました!

・希望をありがとう!ヴィーナス!

・ちゃんみなを信じて、応援してきて昨日は本当に最幸でしたっ

・俺はいつもあなたを信じていました。みなちゃん、あなたは最高です!

・待ちに待ったベルトを巻いた姿、似合ってるよ!

・必ず獲るって言い続けた 有言実行すばらしいです!

・あの日の言葉がたくさん思いをくれました、ぜったいに信じていました。おめでとう

・プロレスもレベルアップしてて素晴らしい。防衛記録を打ちたててください。

・皆との約束を果たすために!ちゃんみなさんは、帰ってきてくれた!!

・最後のスリーカウント会場のみんなでカウント数えるくらい引き込まれていました。

・ちゃんみなの熱い想いが伝わってきました

・ちゃんみなが白の王者になったらおかげで勇気をいただきました

・白いベルトを巻いた白川選手の新しいスターダムワールドに期待してます

「ちゃんみな」の愛称で親しまれる白川未奈はプロレス界で躍進するスターダムのトップスターと呼べる存在となった。

彼女がリーダーとなるユニット「クラブビーナス」の国際色豊かな顔ぶれも今後の世界展開のキーワードになって来るかもしれない。

世界で羽ばたく白川未奈をこれからもプロレスTODAYでは大応援したい!


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<プロレスTODAY総監督 山口義徳>

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