【狐伯&田中きずな】”注目の若手選手”が語る『CATCH THE WAVE 2023』開幕直前インタビュー

プロレスリングWAVEは5月4日(祝・木)に東京・後楽園ホールにて今年で14回目の開催となる”波女決定戦”『CATCH THE WAVE 2023』が開幕する。このリーグ戦に出場する狐伯と田中きずながプロレスTODAY編集部に来社。

2人とも団体の若手筆頭として、今注目の選手。

今回初出場となる田中きずなは、父に田中稔、母に府川唯未というプロレス界のサラブレッドだが、初出場にかける意気込みを語った。

狐伯は2回目の出場となるが、ヤングブロックではなく、Aブロックでの出場となる。「CATCH THE WAVE」にかける意気込みや、後輩が出来たことによる想いを伺った。

そして・・・

本日もプロレスリングWAVE会長のGAMIさんに声がそっくりだと噂の天の声さんと一緒にお届けします!

 

①『CATCH THE WAVE 2023』出場への意気込み

--今日は、プロレスリングWAVEよりフレッシュなお二人、狐伯選手と田中きずな選手にインタビューをさせていただきたいと思います。そして、今日も天の声さんにもご登場いただけるとのことで、今回動画でないのが残念なのですが天の声さん大丈夫でしょうか?

天の声「今日はちょっと具合が悪いです…ゴホゴホ…」

--だ…大丈夫ですか?そういえば、GAMIさんも昨日体調が悪いとツイートされていたので心配なんですよね。

天の声「心配ですねぇ」

--天の声さんも調子悪そうですが、そこは若いお二人のパワーで補って、インタビューさせていただきたいと思います!

 

--5月4日(祝・木)に東京・後楽園ホールで開幕する第14回『CATCH THE WAVE 2023』ですが、こちらプロレスリングWAVE最大の大会となります。田中選手は初めての出場となりますが、意気込みはいかがでしょうか。

田中「小さいときからCATCH THE WAVEは会場で見ていたので、自分が出場するということにとても緊張しています」

--田中選手は4月にデビューしたばかりなので、今回大会出場することに不安を感じたりはしますか?

田中「はい…」

狐伯「初めてのこういうトーナメント戦で…」

天の声「リーグ戦…」

狐伯「え?リーグ戦とトーナメント戦って違うんでしたっけ」

天の声「え、もうバカ?リーグ戦は総当たり、トーナメントは勝ち上がり!」

狐伯「え?自分なんて言いました?」

--トーナメントとおっしゃってましたね。

狐伯「じゃあリーグ戦です」

天の声「うん、知ってるよ。みんな知ってた」

--そういう初めてのリーグ戦でまだ右も左も分からないけど、気持ち的には前向きという感じでしょうか。

田中「はい。精一杯頑張りたいと思っています」

--では、狐伯選手にも出場の意気込みを聞かせてください。

狐伯「自分は2回目の出場なんですけど、昨年は結果が残せていなくて…。CATCH THE WAVEは、大会の最後にGAMIさんが〇〇賞といった賞をいくつかくださるんですけど、それにも選ばれず。何も残せなかったなという悔しさが残ったので、もちろん目標は優勝ですが、今年はどれか1つでも賞を受賞できたらと思っています」

②田中選手:ヤングブロック出場選手について

--田中選手が出場するヤングブロックは、炎華選手、大空ちえ選手、鈴木ユラ選手、Himiko選手がエントリーされています。選手ごとの印象はいかがですか?

田中「炎華は…」

狐伯「(田中選手が言い淀んでいたので耳元でコッソリ)負けたくない存在です」

田中「負けたくないそんざ…」

天の声「お前ら!!(笑)」

狐伯「や、みたいなそういう感じのことをね」

田中「そういう感じです(笑)」

狐伯「なんで負けたくないの?」

田中「同期だということもありますし、デビュー戦でも負けていて炎華に勝ってる部分がないので…。この大会では負けたくないなと思っています」

--田中選手は炎華選手と同じ歳ということで共通点も多いですもんね。

天の声「炎華は大学生レスラーなのでね、炎華の方がめちゃめちゃ頭いいですけど」

田中「そんなことないです!」

狐伯「そんなことないこと、ないよ!」

田中「そんなことないですよぉ」

狐伯「でも2人ともよく応援に来てくれて。元々友達だったんだっけ?」

田中「いや、練習で初めて顔合わせましたね。今はよく連絡も取ったりしているので仲はいいんですけど、いいからこそ負けたくないというのはありますね」

--いいライバル関係ですね。では、大空ちえ選手はいかがですか?PURE-Jでは現在POP保持者でもありますけど。

狐伯「試合見たことあるよね?たくさん参戦してくださってるから。10コくらいかな、ちょっと先輩だもんね」

田中「そうですね。先輩の肩を借りるつもりで、若さをぶつけていきたいと思います」

--そして鈴木ユラ選手はいかがですか?

田中「関節技がうまいイメージがありますね」

狐伯「自分も使うもんね?」

田中「はい。だから関節技で競い合いたいなと思います」

--初戦の相手でもあるHimiko選手はどうですか?

田中「Himiko選手は大人なイメ―ジがありますね。わたしがまだまだ子供なところがあるので、いろいろ盗みたいと思っています」

③狐伯選手:Aブロック出場選手について

--狐伯選手につきましても同ブロックの選手についてお伺いしていきたいのですが、まずは網倉理奈選手はいかがですか?

狐伯「網倉は同期なんです。昨年までは対戦経験がほぼなかったんですけど、今年に入って対戦するようになりまして。この前、千葉・名古屋・大阪で三連戦があって、くじ引きで対戦カードが決定するという大会だったんですけど、全て自分たちがメインだったんですよね。対戦することも組むこともあったんですけど、三大会ともなので運命ではないんでしょうけど感じるものがあって。今回同じブロックになったことで、同期だからこそ負けたくないし、負けられない。それにWAVEの大会ということもあって、WAVE所属選手として負けられないなと思っています」

--なるほど。対戦を重ねられたということで、手が合ったりとか。

狐伯「うーん、でも読めないっていうか…。技とかは知ってるんですけど、どこで何を出してくるとか全然読めないし、急に奇声を発してきたり(笑)。そういう精神的なダメージも結構強いので、警戒は強いです(笑)」

--たしかに奇想天外なところありますもんね(笑)。そしてセンダイガールズから愛海選手はいかがですか?

狐伯「愛海さんはデビューしてから、組むことは2回くらいで少ないのですが、シングルマッチはめちゃくちゃ多くて。昨年のWAVE15周年大会で2年ぶりくらいにシングルマッチをして、そこから3回くらいシングルマッチさせていただいて最後勝ってるのかな?でも同じ世代として、とても尊敬してますし、先輩ですけど同じ世代としてWAVEの選手として負けたくないです」

--そしてプロミネンスからは柊くるみ選手が出場されます。

狐伯「くるみさんはそんなに対戦経験がないんですよね、たぶん2回くらいしかなくて。でも網倉と同じで重量がちょっと違うので難しい相手ですよね。上からも降ってくるし…。でも自分と違うところを持ってる選手の方が自分は楽しいし、考えるのが面白いなって思ってるので対戦するのが楽しみです。勝ちに行きたいです、先輩ですけど」

--ブロック最大の壁ともいえる朱崇花選手はいかがですか?

狐伯「朱崇花さんは長さが…。くるみさんと網倉は大きさなんですけど、朱崇花さんは身長が高いのでちょっと恐いなと思っています。朱崇花さんも飛んでくるし、力も強いし、身体能力高くていろんなことができますよね」

--そうですね。

狐伯「恐いなと思うんですけど、朱崇花さんに勝てたら、自分の中で絶対的な自信になるし、絶対(ブロック突破)いけると思うので、びびらずにいきたいと思ってます。まだびびってますけど…」

--朱崇花選手は各団体でベルトを巻いている選手でもあるので、勝てたら本当自身に繋がりますよね。では、天の声さんにもお伺いしたいのですが、今回のブロック分けはいかがですか?

天の声「うーん、なんか今回誰がどこに行っても一緒かなって。あんまり年齢やキャリアの差がなかったんですよね。5年くらいから10年くらいのキャリアで」

--なるほど。

天の声「そこに収まらないヤングはヤングで、それ以上のキャリアの人はエリザベスブロックというのに分けたんで。他は旬な感じの15人をうまい具合に分けましたね」

--参戦選手も豪華ですよね。各ブロック見ごたえたっぷりな試合になりそうです。

天の声「そうですね。数えたら12団体、ユニットも含まれてますけど」

--ここで優勝すると一気にスターに駆け上がるというイメージありますよね。

天の声「もう14回目ですしね。はじめは、女子のG1って言ってましたけど、いやこれチャンピオンカーニバルやなって。G1って自分とこの団体の選手が主じゃないですか、あんま外部とか出さない。でもチャンピオンカーニバルは結構外部出すじゃないですか。火祭りとか、ああいうイメージかな」

④お二人に:優勝賞金100万円の使い道

--優勝すると賞金100万円とのことですが、田中選手は賞金の使い道どうしますか?

田中「好きなものいっぱい買います」

--ちなみにどんなものが好きですか?

田中「抹茶とか好きです…」

狐伯「え、抹茶?(笑)」

--抹茶、なんぼでも買えますね

狐伯「100万円で抹茶買うって…抹茶畑とか買えんじゃない?」

--抹茶とか、服とか、自分の好きなお買い物がしたいということですね?

田中「そうですね」

狐伯「今でもお給料もらってるんだから、買えますよね(笑)」

--じゃあ高級な抹茶を。他に好きなものとかありますか?

田中「アップルパイとか、おイモとか」

--そうなんですね。天の声さん、こちらについて感想ございますでしょうか?

天の声「抹茶が出るとは思わんかったですね…。以外とインタビュアー泣かせなんですよね。動画だったら放送事故ですね」

--でもいいキャラクターですよね。愛されキャラというか、いじられキャラというか。そして今度は狐伯選手。100万円どう使いますか?

狐伯「ありきたりなんですけど、ジムを作りたいですね。自分たちはリング練習の日はレスリング道場で練習してますが、基礎体力をみんなでやることはなかなかなくて。自分のイメージでは、各々やるものだと思うんですけど、デビューしたばかりの2人(田中きずな、炎華)はあまりやったことないと思うし、自分も追い込まれないと出来ないタイプなので倉庫を借りてジムを作りたいなと思いますね」

--いいですね。合同練習でみんなで声掛け合いながら、きつい練習も乗り越えるといったような。

狐伯「1人でやるっていうのは気持ちの部分でも負けちゃうところがあるので、後輩の前でちょっとできるとこ見せたいじゃないですか。だから一緒にやりたいですね。Myプッシュアップバーとか作ります(笑)」

--100万円だといろいろ出来ますもんね。

狐伯「器具とかも揃えたいですよね」

天の声「(田中選手に向かって)普通こういうこと言うんねんで。抹茶とかアップルパイちゃうで。1,000円とかで買えるやろ」

狐伯「建物とか倉庫借りるのは、ちょっと給与じゃ無理なので…。うん、100万円じゃ足りないかもしれないですけど。道場とかもあったらとか夢が広がりますけど中野区家賃が高いので…」

--中野区は高いですよね。でも夢があるのはいいことですし、狐伯選手ならいつかかなえてくれるんじゃっていう期待もあります。

狐伯「お金を稼いで、道場を作ります!みんなで…みんなで稼ぎます!」

--天の声さん!これは痺れますね~

天の声「しびれますね~」

狐伯「なるべく『女子プロレスバーちゃんす』(WAVEが運営する女子プロレスバー)の近くがいいですね」

天の声「そうですね」

 

⇒次ページ(田中きずなデビューした感想、狐伯WAVE新世代の旗手として、大会に向けてメッセージ)

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