【HEAT-UP】5.3名古屋『旗揚げ10周年&TAMURAデビュー20周年記念ツアーin 名古屋~生きててよかった~』全試合結果

プロレスリングHEAT-UPは5月3日(水/祝)、名古屋国際会議場イベントホールにて『旗揚げ10周年&TAMURAデビュー20周年記念ツアーin 名古屋~生きててよかった~』を開催した。

【HEAT-UP旗揚げ10周年&TAMURAデビュー20周年記念ツアーin 名古屋~生きててよかった~】
5月3日(水/祝)
会場:名古屋国際会議場イベントホール
観衆:251人

<試合結果>

▼第1試合
無謀を希望へ~名古屋挑戦の始まりハジまり~
タッグマッチ 20分1本勝負
〇柴山貴哉&801健一(12分38秒 片エビ固め)バーベQ青木&●ハジメ
※ロックオンタイム

▼第2試合
僕らはみんな生きている♪離れ小島で生きている♪
6人タッグマッチ 30分1本勝負
ヤス久保田&〇小杉研太&マリ卍バーベQ青木&ハジメ(13分10秒 片エビ固め)ビリーケン・キッド&●ジ・インテリジェンス・センセーショナル・グランドパッションキング&沙恵
※パーフェクトコンバッション

▼第3試合
HEAT-UP vs チームでら~名古屋炎上絵巻~
8人タッグマッチ 30分1本勝負
高井憲吾&〇影山道雄&蓮香誠&ドラゴーン(12分57秒 片エビ固め)YUJI KITO&●今井礼夢&佐藤大地&秦野友貴
※ファイヤーサンダー

▼第4試合
アドラーソーラーワークス株式会社 presents
HEAT-UPユニバーサルタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】定アキラ&〇伊東優作(16分37秒 エビ固め)酒井博生&●清水佑【挑戦者組】
※煩悩ドライバー
王者組は5度目の防衛に成功

▼第5試合
シバタ貿易株式会社 presents
HEAT-UPユニバーサル王者決定戦 60分1本勝負
〇ヒデ久保田(15分17秒 片えび固め)●大谷譲二
※垂直落下式758i
ヒデ久保田が第9代王者となる

[寸評]

兼平大介の王座返上により、HEAT-UPユニバーサル新王者決定戦となったこの試合。大谷は兼平のガウンを身に纏い、自撮り棒で欠場中の兼平とビデオ通話しながら入場。対するヒデは次期挑戦者決定トーナメントを制して地元名古屋での新王者決定戦。じっくりとしたレスリングの攻防から一変、大谷が兼平を彷彿させるニーリフトからラリアットを見せると、ヒデも兼平バリのニーリフト。終盤、大谷は兼平の必殺技ブラックカントリーからフロッグスプラッシュもヒデはカウント2。スライディングDは交わされるも至近距離から膝蹴り。しかしこれも凌いだヒデは758iで大谷を追い込むと、最後は垂直落下式の758i(ダブルアーム式パイルドライバー)で悲願のシングル王座を名古屋で獲得するも、試合後マイクでは「兼平大介が復帰してアイツを倒すまではベルトを巻かない」と去っていった。

▼第6試合
岐阜競輪ガイダンスルーム presents
TAMURAデビュー20周年ツアー特別試合~出会えて良かった~
タッグマッチ 60分1本勝負
〇TAMURA&阿部史典(21分57秒、片エビ固め)岩本煌史&●石田慎也
※ムーンサルト・プレス

[寸評]

岩本煌史が限定復帰し、ヒートアップゆかりの名古屋戦士が集結。TAMURAの20周年と団体旗揚げ10周年に相応しい一戦となったメインイベント。先発した岩本は上半身が一回り大きくなった印象。岩本と同日デビュー、同期の石田が捕まる展開も、岩本がブランクを感じさせない動きで巻き返す。だが終盤、TAMURAが丸め込みの応酬から石田を腕固めで捕えると、阿部も岩本の孤高の芸術を卍固めで切り返し関節二重奏。20分経過、TAMURAと石田に勝負が委ねられると、石田はクスィードライブ(ローリングネックブリーカー)で追い込むが、これを凌いだTAMURAはバズソーキックの連発から奥の手、ムーンサルト・プレスで石田から3カウント。

試合後、TAMURAはヒデが奪取したHEAT-UPユニバーサル王座への挑戦を要求。岩本は限定復帰ではなく、本格的な復帰を宣言。最後は四選手がマイクでエールを送り合い健闘を称え合った。

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加