【尾崎魔弓インタビュー】Marvelousとの”禁断の扉”を開けた意図と狙い、乗り込みの真相とは?

5月3日に後楽園ホールで行われたMarvelous7周年記念大会。尾崎魔弓は突如そこに単身で乗り込み、彩羽匠を流血に追い込んだ上でOZアカデミー6月11日新宿大会での対戦を要求した。

尾崎は何故このタイミングに突如Marvelousに乗り込んだのか。今回は尾崎とのやり取りを通じ、尾崎自身の意図と狙いを聞いてみた。

Q:なぜMarvelousに乗り込もうと思ったんですか?

尾崎:今まで別に意識もしてなかったんだけどさ、気づいたら周りがみんなOZとMarvelousは禁断だって思い込んでたんだよ。他団体やファンからも絶対交わらないんでしょとか何度も言われて。どうせ誰かが何か言いふらしてるんだろうけどさ。

ただ、だったらそれに乗っちゃった方が面白いじゃん。世間があっと驚くことがしたいからさ、そう思ったときに何が一番驚くかなと思ったら、私がMarvelousに乗り込むことが一番驚くし面白いだろって。だから“禁断の扉”、思いっきり開けてやった(笑)

Q:ではこれまでMarvelousとは険悪ではなかった?

尾崎:2005年にGAEAが解散して、それまでの間でひと通りやることはやったからさ、わざわざ絡む意味も無かったってことだよ。向こうが若手の育成に力を入れている中で、そこにOZがゾロゾロ行って何すんだって話。険悪だ何だじゃない。これまでは意味も理由も無かった。

Q:扉の向こうでターゲットにしたのが彩羽匠選手だったのは何故ですか?

尾崎:去年(2022.4.15)の後楽園ホール還暦祭で当たってさ、その後アイツがまた試合したがってたじゃん。それ聞いて「何だこいつ生意気だな」って思って。たぶん持ち上げられて調子に乗ってんじゃないの。だからちょっとおちょくってやったら今度はアホみたいにマジになって(笑)。あぁいうアホっぽいところは長与譲りだよな、さすが後継者(笑)

Q:でも試合がしたいだけなら何もあんな方法ではなく、普通に交渉しても良かったわけですよね

尾崎:そんなの私じゃないだろ。だいたい私は対戦相手やファンを怒らせて、それで自分も燃えるタイプだから、あれは私なりの丁寧なご挨拶だよ、尾崎魔弓最上級のオプション付きのさ(笑)。彩羽もあれでエンジンがかかったんなら良かったじゃん。それもわからずブツブツ文句言ってるヤツらがバカなんだよ。

Q:その最上級のご挨拶のお陰で事務局も大変だったんですが……。

尾崎:うるせぇよ、お前いつまでグダグダ言ってんだ。面倒くせぇな。

Q:ただそう考えると、乗り込む時期は還暦祭直後でも良かったということですか?

尾崎:あのときにすぐ動くのも何だか癪に障るじゃん。なのでまずは一回ゆっくり考えてみようと思って、それが「そろそろ面白いんじゃない?」と思ったのが今だったってこと。R45も成功してタッグベルトも獲ってさ。私は常に話題の中心なんだよ。ババアをなめるなよ!

Q:ではこの後、尾崎さんとしてはMarvelousとの対戦をどうしたいんですか?

尾崎:そんなこと何でお前に言わなきゃ行けないんだバカ。ただひとつ、乗り込んだからにはぶっ潰すよ。OZのファンもMarvelousのファンもまたあっと驚かせてやるから、みんなボーっと口開けて良い子で待ってればいいんだよ(笑)

<OZアカデミー女子プロレス6月新宿大会 ~Sweet Revenge~>
■興行・試合日程:2023年6月11日(日) 11:30開場/12:00試合開始
■開催地:東京都 ■試合会場:新宿FACE

▼タッグマッチ
彩羽匠&桃野美桜 vs 尾崎魔弓&安納サオリ

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