【スターダム】『世代闘争開戦』第1Rは時間切れドロー、次戦にMIRAIが名乗り!詩美は世代闘争からの離脱を表明

スターダムは6月4日(日)、東京・後楽園ホールにて『STARDOM in KORAKUEN 2023 Jun.』を開催した。

『STARDOM in KORAKUEN 2023 Jun.』
日時:6月4日(日)
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,167人


©STARDOM


©STARDOM

メインイベントでは世代闘争 8人タッグマッチが行われ、両チームが30分を戦い抜き時間切れ引き分けとなった。

試合後、世代闘争の提唱者である鈴季すずは継続を宣言。

同じチームにいる舞華は次戦ではイリミネーションマッチを提案した。

また新世代チームにMIRAIが参戦を表明。

上谷との遺恨がくすぶっている詩美は世代闘争からの離脱を表明した。

<試合結果>

◆世代闘争 8人タッグマッチ 30分1本勝負
ジュリア
朱里
岩谷麻優
中野たむ
vs
鈴季すず
舞華
上谷沙弥
林下詩美
30分00秒 時間切れ引き分け

■試合後のリング上


©STARDOM

鈴季「全然時間が足りねえよお! 納得いかない。オマエらもそうだろ」

舞華「もう一度だよ。むかーし、新日本プロレスの世代闘争でイリミネーションマッチ?やったみたいだけど、私たちは新しい令和の世代闘争イリミネーションマッチで白黒つけようぜ。場所は、次の後楽園ホールで決まりだ!」

鈴季「いいけどさ、ちょっと一個言っていいかな。上谷、詩美、オマエらまだケンカしてんの? あのさ、ケンカするならほかでやってくれねえかな。自分たちのことばっかり考えすぎなんだよ、オマエらよ」

ここでMIRAIがリングイン。


©STARDOM

MIRAI「自分のことを忘れてもらっちゃ困るんですよ。次は自分も一緒に闘わせてもらいたい」

鈴季「ちょっと待ってください。勢いよく出てきたのはいいけどさ、シンデレラ2回優勝してんだよね。2回優勝して、スターダムに埋もれちゃってるMIRAI、コイツラのこと超えるの? 本気?」

MIRAI「ハイ。じゃあ、こっちも言わせてもらうけどさ、すずオマエさ、プロミネンスにいたときの方が勢いがあって毒々しかったんじゃないの? 現に今日だって勝ててないわけだし、オマエ言い出しっぺだろ。スターダムに来て、スターダムに染まって埋もれてんの、そっちじゃねえの? 自分は埋もれるつもりはない。そして朱里」

朱里「ハイ」

MIRAI「朱里にはいつも感謝してます」

朱里「ありがとう」

MIRAI「けど、いつまでも朱里の下、二番手三番手、ゴッズアイの二番手、三番手じゃ自分もいられない。だから次は朱里の対角で、魂込めて闘わせてもらいたい」


©STARDOM 

朱里「いいねえ、そういう言葉待ってましたよ、MIRAIちゃん。みなさんどうですか。MIRAI、じゃあじゃあ、次の後楽園ホール、いつだっけ? 7月9日、朱里、岩谷麻優、中野たむ、ジュリア、鈴季すず、舞華、MIRAI、あと、あと一枠。一枠」

上谷「ここは私が出させてもらう。だって、なに考えてるかわからないし」

詩美「オマエの方がいつもなに考えてるか わかんないよ。こんな世代闘争に私入れんな、勝手にやれ」

詩美がリングを下りて退場。

朱里「ごめん、ごめん、ちょっとごめん。時間がないみたいで、まきでいきましょう。まきで。締めよう」

鈴季「私はオマエらみたいないつも通りの景色を変えに来たんだよ。ここで天下取りに来たんだよ。だからなあ、オマエらもメチャクチャおもしれえ。次の後楽園、オマエら全員こうご期待!」

 

■試合後バックステージコメント

朱里「なかなか組めないこの4人で組めたことは私はすごいうれしいです。やっぱりいつも組まないとすごい刺激もらえるし、すごいうれしかったです。その後、試合後にMIRAIが来てくれたこと、私はすごく楽しみだなと思いました」

ジュリア「まずは完徹時間が間もなくでとってもソワソワしております。あのね、自称黄金世代のヤツら、オマエらそういう時間を気にしろよ。じゃないと一生下らない黄金世代の枠の中から抜けれねえんだよ。プロレスこういう世代世代もあるけど、ぶっちゃけそんなキャリア、オマエらと変わんねえんだよ、バカが。プロレスは私は最終的には個人闘争だと思ってるから、そこに気づかない限りは、それ以上はないんじゃないでしょうか。というか、オマエ殴ったよな、私のこと試合中に」

中野「殴ってない、殴ってないよ。殴ってないし。殴ってないし。そっちだって」

ジュリア「は? 知らねえよ、そんなの」

朱里「まあまあ、まあまあ」

岩谷「この2人はね、試合中にお互い殴り合ってましたけど、こんなにチャンピオンが揃ってる中でこの試合を決めれなかったっていうところが、ちょっとまだまだ、世代上と言っても、決めきれなかった事実はここにあるので、次を提案してくれたことが逆にありがたいです。次こそ必ずこのスターダム四天王って言われるのかな? 
ちょっとわからないですけども、このスターダム四天王がちゃんと壁になってそこにね、誰かが脱落して違う四天王のメンバーが来るかもしれないから、自分たちも気を抜かずにちゃんとスターダムのトップ張っていけるように頑張っていきたいと思います。あくまでもこの四天王の中でスターダムのアイコンは岩谷麻優なんで、よろしくお願いします」

岩谷が退場。

ジュリア「私はオマエを見てっからな。オマエのその2冠、見てるからな」

中野「指くわえて、よだれ垂らして見とけ!」

ジュリア「なんだよ、よだれぶっかけてやるよ」

中野とジュリアが退場し朱里がひとり残される。

朱里「モノが違う女でーす」

 

上谷「次が決まったということで、今日は自分は元赤いベルトのチャンピオン、全員が。そして、現IWGP女子、そして赤白チャンピオンがずらりと並んだ中で闘えたということで、私はすごく刺激的でまた次の夢が見つかっちゃったかな。だからまた私は再出発していきたいと思います」

舞華「正直、今日、DDMを抜けるつもりでした。が、ジュリアと闘ってみて、朱里、MIRAI、なつぽい、そして引退したひめか。私はあえてジュリアのとなりでジュリア超えをしてやろうと思います。そして、スターダムの天下を取るのは、この私だぞ」

鈴季「私だよ」

舞華「私だよ」

鈴季「まあプロレスは個人闘争だなんだってあるけどね、今日ここで闘って個人個人、こっちのチームもみんな目標が、新たな目標ができたんじゃないか。そして、私は最初に言ったこのスターダムに来た目標、スターダムで天下を取る、プロレス界の顔になる。その目標が果たせる日が近いんじゃないかと思います。次の後楽園、お楽しみに」

<写真提供:スターダム>

関連記事:【スターダム】「QQにはまた1人、大切な仲間を失ってもらおう」スターライト・キッドが金網マッチの追加ルールにニヤリ

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加