【編集長インタビュー】「変態純愛系プロレスラー」三富政行が大胆発言を連発!
「ベテランの皆さんの血を吸いつくす」と大胆な構想をぶちあげたのは「博報堂OB」三富政行。学生プロレスと大手広告代理店で培ったノウハウを生かし、独自のレスラー人生を歩む三富の野望とは――。
――WRESTLE―1の運営をサポートするとか? さすが博報堂OBです
三富 いくつかの団体で色んな企業とタイアッププロモーションを仕掛けたり、興行を行ってきたことを、見てくれていた人がいたんです。個人として事業を展開していく点などを評価してもらいました。そこから話が拡がり今に至ります。2014年6月、東京・麻布十番で開催した「街コンプロレス」には150名近い男女が集まってくれた。その他にも、地域密着型のイベントや町おこしなど「プロレスの力」は我々の思っている以上です。無限の可能性がありますよ。
――慶應大学時代には、学生プロレスでも大活躍でしたね
三富 「学生プロレス」と「博報堂」ばかりが、これまで注目されてきました。それが強みでしたが、正直言って重しになることもあった。特にプロレス界の中で生きていると、それらがマイナスに働く場合も多々、あります。かなり悩みました。一般社会と業界の中で「良し」とされることに隔たりもある。プロレスラーとして爪痕を残したい気持ちで、とにかく腐らないように、諦めずに進んできました。プロレスに専念するようになって3年、ここにきてようやく足枷が外れた気がします。「潮吹豪」から「三富政行」への本当の意味での脱皮。これからは自身の経歴とステータスをプラスに転換しながら、新たなステージに進みたいです。
――入団した「ユニオンプロレス」が2015年10月に解散した時、大方の選手がBASARAに移籍する中、フリーの道を選びました
三富 プロレス入りした際の恩人で、デビュー戦の相手もしていただいた、石川修司さんがフリーになられた。僕も団体の枠にとらわれることなく、自由に活動する道を選びました。「個人」として飯をくっていくとはどういうことか、挑戦したかった。石川さんの活躍は、いつも自分にとって凄く刺激になっています。
――新機軸を次々と打ち出している「魔界」にも参加しています
三富 「真田大助」という役を演じているのですが、自分でもびっくりする新たな一面に出会えた。自分の中にこれほどまでに「狂気」が眠っていたことにビックリしています。新しい発見、経験にドキドキしながら頑張っています。是非、「真田大助」を見て欲しい。すごく充実しています。
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