【東京女子】プリプリ王座奪還の山下実優が10・27後楽園での“北欧の未確認モンスター”レジーナとの初V戦に武者震い!「自分らしく真っすぐ戦って、このベルトを防衛したい」
東京女子プロレスが10月10日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「WRESTLE PRINCESS IV」(9日、東京たま未来メッセ)の一夜明け会見を行い、瑞希を破って、プリンセス・オブ・プリンセス王座4度目の戴冠を果たした山下実優が登壇した。
前日の熱闘を振り返った山下は「4度目のベルトということで、昨日家に帰ってアドレナリンがメッチャ出て、全然眠れなかった。なので試合を見ても、すごい相手と戦ったなと。瑞希が獲ってから、この数ヵ月、追いかけて来た相手で、間違いなかったなと実感しました。戦ってみて、改めて瑞希の強さ、瑞希に対しての自分のなかの存在というのは変わらなくて。瑞希の強さだったり、すごさを見て、自分が刺激をもらって。強くあり続けなきゃいけない。もっと強くならなきゃいけないというところの気持ちは変わらないので。試合ができてよかったなと思いますし、瑞希を倒せてよかったなと思います」と興奮が冷めやらない様子。
過去3回との心境の変化について、「今までと違うところは、海外に行かせてもらうことが増えたりして、より視野が広がってきたなと思うし、世界でどんどん可能性を広げられると思う。自分がチャンピオンになって、米国、英国のベルトも持ってますけど、海外でのタイトルマッチもできるのかなと思いますし、いろんな可能性があるので、今までとは違うのかなと思います」と話した。
ここで、10月27日の東京・後楽園ホールで、“北欧の未確認モンスター”レジーナとの初防衛戦が行われることが発表された。フィンランド出身のレジーナは166センチ、105キロでキャリアは8年目。今年5月に男子選手を下して、無差別で争われるFCF(Fight Club Finland)ヘビー級王座を戴冠した強豪。ただ、日本では情報が少ないフィンランド・マットで活動していることから、詳細は謎に包まれている。
挑戦者のレジーナに関して、山下は「私は165センチで、身長が自分とあまり変わらず、100キロ超えということで、おそらく体がぶ厚い。なので自分の蹴りがどれだけ響くかが、戦いのキーポイントになるんじゃないかと。日頃練習でミット打ち、かなり打ち込んでるので、心配ないのかなと思います。ただ、フィンランドで持ってるベルトは男子とも争うベルトで、そういった相手を倒してきてるということで、体重だけではない強さがあると思う。そこはちょっと怖いかなと思うので警戒していきたい」と分析。さらに「分からないところも含めて、自分はワクワクしますので、自分らしく真っすぐ戦って、このベルトを防衛したいと思います」とキッパリ。
レジーナは10・20会津若松大会から参戦するが、山下は10日に米国遠征に出発し、会津若松、仙台(10月21日)両大会を欠場するため、前哨戦なしでの王座戦になるが、「心配ない」と言い切った。ただ「海外に行けば、全員が初対決になりますけど。フィンランドの選手は初めてなので、フィンランドのプロレスがどんなものなのかも想像つかないんで。ワクワクもあり、ちょっとした恐怖もある」とホンネもチラリ。
そして、「写真を見て思ったのは、100キロ超えですから、がたいもいいなと思いましたけど、身体能力が高そうだなという印象はありました。映像は試合が近くなったら見ます。しっかり練りたいなと思います」と初対戦の強豪との戦いを前に武者震いしていた。
〈写真提供:東京女子プロレス〉
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