【全日本】グレート小鹿が1.27八王子大会で“最高齢電流爆破”の記録更新

1月27日(土)16:00より全日本プロレス「新春ジャイアントシリーズ2024 東京・エルフォスタアリーナ八王子〜めだかやドットコムpresents 〜」が開催され、参戦したグレート小鹿により、第4試合で電流爆破史上最高齢記録が更新された。

「史上最高齢三途の川電流爆破デスマッチ」と題された試合は、全日本プロレス出身のグレート小鹿、大仁田厚が参戦し、ジャイアント馬場の姪孫にあたる緒方公俊が、電流爆破のリング初のレフェリーとなった。

小鹿、大仁田、雷神矢口組 VS ミスター・ポーゴ、怨霊、櫻井匠組の対戦となったこの試合は、序盤から櫻井が小鹿に狙いを定める。

大仁田が助けに入り、ダブルアームスープレックスをきめたものの、小鹿は櫻井に取り押さえられ、ポーゴが電流爆破バットを小鹿の背後から腰に一振りする波乱の展開。

この瞬間、自身の持つ最高齢電流爆破の記録を81歳8ヶ月に塗り替えた。

小鹿はカウント1で返すも、その後ポーゴ、怨霊からチェーンで首を絞められるなど、集中攻撃にあう。
怨霊が2本目の電流爆破バットを振り下ろそうとした時、大仁田が小鹿をかばう形で被爆。

会場からは小鹿コールが起こり、これに奮闘した小鹿は、櫻井に喉輪落としを決めるなど、81歳ながら大暴れ。
最後は大仁田、矢口が怨霊をダブル電流爆破バットで沈め、10分10秒で小鹿組の勝利となった。

試合後、酸素吸入する小鹿に大仁田が、「小鹿さん、みなさんにひと言お願いします」とマイクを負わすと小鹿は、「みなさん、今日はありがとうございます。電流爆破2度目ですが、何が何だかさっぱり分かりません!」と会場の笑いを誘うと、「これから何回リングに上がれるか分かりませんが、1回でも多くリングに上がれるようにします」とやり切った爽やかな面持ちでお礼を伝えた。

最後は大仁田が「小鹿さんはいつまで生きるか分かりません。だけど最後までリングに上がり続けると思います」と話し、「小鹿頑張れ!1、2、3、ファイヤー」で締めた。

試合後大仁田は、「何度も言いますが、賛否両論ありますけれど、81歳ですよ?俺もあなたも81歳になった時、リングに上がれますか?小鹿さんの姿から勇気をもらいますよ。今日はサポートに徹していたが、小鹿さん、元気だったな」と嬉しそうに話した。

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