【DDT】HARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人のスマイルスカッシュが歓喜のKO-D6人タッグ王座初戴冠!王座陥落のダムネーションT.Aはリターンマッチを要求

 DDTプロレスが6月5日、東京・新宿FACEで「What are you doing 2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。HARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人のスマイルスカッシュが、ダムネーションT.Aの佐々木大輔&KANON&MJポーを破り、KO-D6人タッグ王座を悲願の奪取。王座陥落のダムネーションT.Aはリターンマッチを要求した。

 スマイルスカッシュはメンバーの入れ替えを経て、2014年5月にこの3人で結成されたユニットで、5・16上野大会で限定復活。KO-D6人タッグ王者組に勝利し、王座挑戦をアピールした。

 ダムネーションT.Aが先制攻撃も、スマイルスカッシュは好連係を披露。佐々木が彰人をクロス・フェースロックで攻め込めば、彰人は足攻めで反撃。

 一進一退の攻防が続くなか、KANONが彰人を執ようなコブラツイストで攻め立てていくが、彰人が抜け出したところに、HARASHIMAの蒼魔刀がクリーンヒット。すかさず彰人がエビで固めて電撃の3カウントを奪った。スマイルスカッシュとしては同王座を初戴冠。HARASHIMAは24年のキャリアのなかで、初めて6人タッグのベルトを腰に巻いた。

 彰人は「HARASHIMAさんとウラノさんと6人タッグのベルトを巻くことが心残りの一つで夢だった。僕らオジサン連中の夢が叶いました」と歓喜のマイク。

 バックステージで佐々木は「スマイルスカッシュ、心の底から憎い。KANON、何で負けてんだ。俺たちは何度0回防衛を繰り返すんだ! 彰人、権力を振りかざしやがって。俺たちはそもそも挑戦だって認めてない。俺たちにも権利があるだろ。リマッチを要求する!」と怒り心頭。

 HARASHIMAは「久しぶりに再結成して、ベルト獲れて誰の挑戦でも受ける。(リマッチ要求は?)全然構わない」と新王者としての姿勢を示した。

【大会名】What are you doing 2024 TOUR in SHINJUKU
【日時】2024年6月5日(水)
【会場】東京・新宿FACE
【観衆】344人(超満員)

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
樋口和貞&●須見和馬 vs 納谷幸男&中村圭吾○
7分9秒 変形十字架固め

▼第二試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○MAO&勝俣瞬馬 vs 男色ディーノ&平田一喜●
11分58秒 TKO勝ち
※居合いキック→レフェリーストップ

▼第三試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
遠藤哲哉&飯野雄貴&●高鹿佑也 vs 秋山準&小峠篤司○&松永智充
11分15秒 エビ固め
※キルスイッチ

▼第四試合 木曽大介レフェリー14周年記念試合~スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○石井慧介&入江茂弘 vs To-y&夢虹●
10分49秒 体固め
※両腕極めドライバーTURBO

▼第五試合 CDK結成5周年記念試合~IWA JAPAN SETUP世界タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○クリス・ブルックス&高梨将弘 vs 大石真翔●&旭志織<挑戦者組>
8分19秒 H.O.D
※第2代王者組が初防衛に成功。

▼セミファイナル KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>佐々木大輔& ● KANON&MJポー vs HARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人 ○ <挑戦者組>
13分43秒 エビ固め
※HARASHIMAの蒼魔刀。佐々木組が初防衛に失敗、HARASHIMA組が第55代王者組となる。

▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○上野勇希 vs 髙木三四郎●<挑戦者>
24分1秒 片エビ固め
※BME。第82代王者が5度目の防衛に成功。

〈写真提供:DDTプロレス〉

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