【ノア】“戦友”とのGHCタッグ王座奪取に杉浦「丸藤さんと巻けたことがうれしい。この今の時代に。それが全て」
プロレスリング・ノアは6月16日(日)、神奈川・横浜BUNTAIにて『GRAND SHIP 2024 in YOKOHAMA』を開催した。
『GRAND SHIP 2024 in YOKOHAMA』
日程:2024年6月16日(日)開始15:00開場13:30
会場:神奈川・横浜BUNTAI
観衆:1,815人
セミファイナル(第9試合)では「GHCタッグ選手権試合」王者組ジャック・モリス&アンソニー・グリーンに、丸藤正道&杉浦貴組が挑戦し、杉浦貴がオリンピック予選スラムでアンソニーを叩きつけ勝利。
丸藤正道&杉浦貴というNOAHを支えて来た戦友タッグが意地を発揮し、第67代王者組となった。
<試合結果>
▼セミファイナル(第9試合) GHCタッグ選手権試合
<王者組>
ジャック・モリス
アンソニー・グリーン ×
vs
<挑戦者組>
丸藤正道
杉浦貴 〇
17分46秒 オリンピック予選スラム → 体固め
※第66代王者組が9度目の防衛に失敗。丸藤正道&杉浦貴組が第67代王者となる。
■試合後バックステージコメント
【試合後の丸藤&杉浦】
丸藤「ありがとうございました(と杉浦と握手)」
杉浦「俺はもう巻いたこともうれしいし、丸藤さんと巻けたことがうれしい。この今の時代に。それが全て」
丸藤「そうですね。まったくもって同じだし、ユニットという部分では違うかもしれないけど、彼ら二人には俺らの挑戦を受けてくれて感謝してるし、これからもっともっとやり合っていける対戦相手だと思うし。そのためにも獲ったからには俺たちが防衛を重ねて、また彼らの挑戦を受けれるようにしっかりやっていきたいと思います」
杉浦「それまで防衛したいですね」
丸藤「そうですね。12年ぶりですか」
杉浦「12年長いよ」
丸藤「生まれた子供がもう小学校だからね、凄い話だよ。でもそんなことも叶ってしまうのがプロレスだから。叶えてしまうのが俺たちだから」
――AJ戦が決まったが?
丸藤「それに向けては、もう大切な一発目だと思ってるし、俺もしっかりコンディション整えて、あの素晴らしい世界のAJスタイルズに勝ちたいと思ってますよ。ありがとうございました(と杉浦と握手)」
――12年ぶりに巻いて喜び方が渋かったが?
丸藤「年取ってんだよ、俺たち。渋い喜び方にだって哀愁が漂ってんだよ」
杉浦「あと試合もね」
丸藤「きつかったから」
杉浦「いっぱいいっぱいだから。もうちょっと経ってから喜びをかみしめて表現できると思う」
丸藤「俺たちイケオジだから。自分で言うなって?」
杉浦「オジサンでいいんですか?」
丸藤「いいですよ。ありがとうございました」
【試合後のモリス&グリーン】
グリーン「何かちょっとよくわからない気分。凄く変な気分だな。ベルトを持たずにこの場所に立っているのが不思議な気分だけど、レジェンド二人に負けてしまったということで、260日以上防衛してきたけど、レジェンドを前にベルトを手放すことになってしまった」
モリス「これが現実なのか。史上5番目の最長記録だったと思うけど、9回目の防衛に失敗してしまった。でもこれで終わりだとは思っていない。二人でゴールドを目指すのはこれで終わりじゃない。まだまだ先があると思っている」
<写真提供:プロレスリング・ノア>
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