新日本・棚橋弘至社長がスターダムに電撃来場し子会社化を報告!「スターダムのリングに新日本の選手が上がることもゼロではないと思います」
女子プロレス・スターダムが6月29日、東京・後楽園ホールで「STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.2」を開催。新日本プロレスの棚橋弘至社長が電撃来場し、スターダムの完全子会社化をファンに報告した。
これまでスターダムは株式会社ブシロードファイトが運営してきたが、28日付で社名を株式会社スターダムへ名称変更。新日本プロレスリング株式会社がブシロードファイトの全株式を取得し、完全な子会社となった。
リングに立った棚橋は「皆さん、ニュースを見られてご存じかもしれないですけど、ブシロードグループのなかの新日本プロレス、スターダムだったんですけど、スターダムが新日本プロレスのグループ会社になりました。僕のイメージとしては家族。新日本プロレスがお兄ちゃんだったら、スターダムは妹。家族と言えば力を合わせてやっていく。時にはケンカをするかもしれない。僕が舞華選手に投げられるかもしれない(笑)。そういう明るい未来をイメージしていますので、岡田(太郎)社長と力を合わせて盛り上げていきますので、皆さん、応援よろしくお願いします!」とあいさつ。
岡田社長は「新日本プロレス、会社としては親会社。イメージとしてはお兄ちゃんというところでありますが、我々スターダムは新日本プロレスを超える勢いで、ますます盛り上げていきますので、ご声援よろしくお願いいたします」と力を込めた。最後に2人は恒例の「愛してまーす!」で締めくくった。
バックステージで棚橋は「正式にスターダムのファンの皆さんの前で、ご報告できたのはよかったと思います。基本的にはスターダム、新日本の興行はそれぞれ今まで通りやっていくんですけど、プロモーションとか取材とか協力できる部分は大いにあると思うんで、そういう部分は力を合わせて。僕は今から米国に行きますけど、米国の大会は一つの団体のなかに男子があって、女子があって、そういう形もありますので。より多くの方に楽しんでいただけるように、岡田社長と力を合わせてやっていきますので、皆さん応援よろしくお願いします」と話した。そして「家族ゲンカの延長で新日本の選手がスターダムに上がることもあるか?」との問いに「新日本のリングにスターダムの選手が上がったことがありますので、(ヒストリック)クロス・オーバーとか合同興行とかもありますので、その延長でスターダムのリングに新日本の選手が上がることもゼロではないと思います」とコメントした。
<文・写真:ミカエル・コバタ>
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