【スターダム】朱里&小波の師弟愛コンビがゴッデス王座を奪取し、大江戸隊の刀羅ナツコが挑戦表明!「最多防衛記録、私たちで必ず成し遂げましょう!」
©STARDOM
スターダムが6月29日、東京・後楽園ホールで「STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.2」を開催。ゴッズアイの朱里&小波がSTARSでFWCの王者組・葉月&コグマを破り、ゴッデス・オブ・スターダム王座を奪取。試合後には大江戸隊の刀羅ナツコが挑戦をアピールした。
©STARDOM
序盤は朱里組が得意の打撃と関節技で優位に進める。だが、10分過ぎ、FWCが一気に巻き返し、場外の朱里、小波めがけ、葉月がトペ、コグマがプランチャを同時に発射。さらに葉月が小波をカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げると、コグマがネックブリーカーで合体技がさく裂。
©STARDOM
その後もFWCが攻めていくも、朱里のジャーマンがコグマに決まり、両者とも場外へ転落。葉月はクロス・フェースロックで小波を絞め上げるが、脱出した小波は場外でジャーマン、さらにイスで殴打。リングに戻ると、小波はバズソーキックからスリーパー。そこから胴締め式に移行すると、葉月が失神してTKO勝ちを収めた。
©STARDOM
小波は「FWC! 姉妹愛? 確かに強い絆を感じた。でも今日勝ったのは私たち師弟愛だ!」と絶叫。王座から陥落してうなだれるFWCは無言で退場した。
©STARDOM
さらに、小波は「私はスターダムを退団した時、もうプロレスができないかもしれないと思った時もありました。でも私にはプロレスしかなくて、このリングに戻ってくる機会を作ってくれたのも、朱里さんが作ってくれたゴッズアイがあったからです。朱里さんは私が練習生の時から、厳しいことがあっても、いつも私の味方で。だから朱里さんとこのベルトを巻きたいと思ったし、朱里さんと巻くから意味があると思ってました。このチャンスを逃すわけにはいかなかったから、どんな手段を使ってでも勝ちにこだわりました。このベルトを2人で守っていきましょう。最多防衛記録、私たち師弟愛で必ず成し遂げましょう!」と熱く胸中を吐露し、朱里と抱擁。
ここで大江戸隊の面々が現れ、刀羅が「師弟愛、素晴らしいね。どのユニットも仲良しこよしでうらやましいね。宣戦布告、次の獲物はオマエらだ!」とメンバーは未定ながら挑戦表明。朱里は「誰が相手でも私たち、ゴッデス防衛し続けます」と受諾し、「小波ありがとう。2人で巻けてうれしい」と続けた。
©STARDOM
バックステージで小波は「FWC、メッチャ強かった。このチャンス2度とないと思って、なんとか勝つことができてよかった。このベルトを持ってスターダムの新しい壁になって、私たちで最多防衛記録残していきたい。それからこのゴッデスのタイトルマッチのうちにやりたい目標もあるので、それをこのタイトルマッチでいろいろ実現していきたいなと思ってます」と歓喜。朱里は「試合後、大江戸隊が来たんですけど、誰が相手でも2人で、このゴッデス守り抜いていきます。そしてゴッズアイの絆、そしてスターダム。もう誰も悲しませない。もっともっとスターダムを盛り上げていきます」と笑みを見せた。
©STARDOM
また、セミファイナルで行われたフューチャー・オブ・スターダム選手権(王者=吏南vs挑戦者=ななみ)は、目の離せない熱闘の末、15分時間切れドローで吏南はV9に成功。試合後、両者は近い将来の再戦を約束した。そして八神蘭奈が登場し挑戦を要求。
吏南は「次が最多防衛記録タイ。この大切な試合、楽な相手だと思われたくない。オマエ、今『CATCH THE WAVE』出てるだろ。結果を残してから挑戦して来い!」と保留した。
©STARDOM
<文:ミカエル・コバタ>
『STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.2』
日時:6月29日(土)開始11:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:946人
ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
《王者組》葉月&コグマ
vs
《挑戦者組》朱里&小波
16分19秒 胴締めスリーパーホールド→TKO
Pages 1 2