【スターダム】ワールド王者・舞華が“同期生”稲葉ともかとの防衛戦に自信!「オマエがどれだけ強くなったとしても、私は絶対に負けない」
©STARDOM
女子プロレス団体・『スターダム』が7月4日、東京・後楽園ホールで「STARDOM NIGHTER in KORAKUEN」を開催。JTOの7月15日、後楽園大会で“同期生”稲葉ともかの挑戦を受けるワールド・オブ・スターダム王者の舞華が防衛戦に自信を見せた。
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この日のメインイベントでユニットの枠を超えて、舞華、飯田沙耶、上谷沙弥の黄金世代がトリオを結成し、ともか、壮麗亜美、レディ・C組と対戦。6・22代々木で一人だけクイーンズ・クエスト(QQ)に残ることになった上谷と、QQから強制追放となったレディは同大会後、初対決となった。
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ワールド王座戦の前哨戦となった舞華とともかは意識しまくりでバチバチの戦いに。ともかが関節技、蹴りの連発で攻め立てれば、舞華はラリアット、パワースラムで応戦。一進一退の攻防が続くなか、15分過ぎには黄金世代がレディにトリプルの低空ドロップキックをズバリと決めると、上谷がスタークラッシャーをさく裂させて3カウントを奪った。
バックステージで舞華は「ともか、オマエが今どんな気持ちでリング上にいたかは知らないけど、このベルトもスターダムも背負う、その覚悟というのはともかの想像以上に重たい。まだまだともかには巻かせられない。オマエがどれだけ強くなったとしても、私は絶対にオマエには負けない。7月15日、JTO、5周年関係ないよ。私が勝ってJTOの大会を締めたいと思います」と必勝を期した。
ホームリングで赤いベルトに挑戦するともかは「覚悟をもって舞華に挑みます。このタイトルマッチが決まって、“頑張れ”ってコメントもあれば、反対意見のコメントも多かった。でも、私はそんなアンチなコメントになんか負けないし、舞華のすべてを奪う。もちろん赤いベルトを巻いてスターダムを背負っていきます。7月15日、JTO、ここ後楽園ホール大会。最後にリングに立っているのはこの私。今一番キテる女、稲葉ともかだ」と意気込んだ。
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また、試合後、レディは「上谷さん、もっと隣で試合をしたかった。今日でQQへの未練は断ちます。私はショートカットでデビューして、伸びた分の髪の毛はQQとの思い出です。これが私の決意です」と言うと、リング上でハサミを入れて覚悟の断髪を行い、QQへの思いを断ち切った。
コメントブースでE neXus Vの舞華、STARSの飯田から勧誘を受けた上谷だが「まだ一人で頑張ります! 私はQQ」とキッパリ。明るさを取り戻した上谷は当面、孤軍奮闘する覚悟を固めたようだ。
<文:ミカエル・コバタ>
「STARDOM NIGHTER in KORAKUEN」
2024年7月4日(木)
東京・後楽園ホール
8. 6人タッグマッチ
舞華&飯田沙耶&○上谷沙弥(17分52秒、スタークラッシャー→片エビ固め)稲葉ともか&壮麗亜美&●レディ・C
7.タッグマッチ
△岩田美香&愛海(20分時間切れ引き分け)△安納サオリ&なつぽい
6.タッグマッチ
○岩谷麻優&コグマ(11分3秒、スタンディングドラゴンスリーパー)スターライト・キッド&●天咲光由
5.10人タッグマッチ
刀羅ナツコ&渡辺桃&○テクラ&琉悪夏&フキゲンです★(11分6秒、毒グモ・デス・ドロップ→片エビ固め)●朱里&小波&鹿島沙希&八神蘭奈&妃南
4.タッグマッチ
AZM&○星来芽依(8分48秒、流れ星)白川未奈&●ジーナ
3.6人タッグマッチ
○羽南&葉月&向後桃(8分10秒、ブロックバスターホールド)水森由菜&さくらあや&●玖麗さやか
2.タッグマッチ
吏南&○稲葉あずさ(7分42秒、ババーキラー2号)●月山和香&HANAKO
1.シングルマッチ
○中野たむ(8分25秒、バイオレットシューティング→片エビ固め)●梨杏
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