七夕に伊勢崎プロレスに参戦した大仁田「この年になってもこんなことやってます。だけど自分の好きなことができて幸せです。いつまでも夢を追いかけようぜ!」
全国各地で七夕にちなんだ催し物が開催された7月7日、群馬県伊勢崎市本町で「TWINKLE POWER FESTIVAL 」本町七夕イベント伊勢崎プロレスが開催され、メインイベントは大仁田厚らが参戦した電流爆破プロレスが行われた。
伊勢崎市は、故・ミスター・ポーゴの出身地。そのためこれまでにもプロレス大会が度々開催されてきた。
ダンプ松本、ミス・モンゴルなど女子プロレスラーも参戦する中、メインイベントは、大仁田厚、雷神矢口、戸井克成 VS グレートポーゴ、藤田ミノル、ラーメンマンが電流爆破プロレスで激突した。
焼きとうもろこし、ビールにかき氷などの屋台に囲まれた、商店街の駐車場に設営された特設リングの内外で、暴れまわる選手たちに歓声が飛ぶ。
序盤、矢口のラリアットからコーナーに追い詰められたラーメンマンを、矢口が電流爆破バットで狙うもコーナーポストに誤爆。
大仁田が捕まり、藤田から電流爆破バットを腹部に1発くらうと、あまりの爆発音と閃光に会場から悲鳴とどよめきが起こった。
終盤に、ラーメンマンを毒霧攻撃で捕らえた大仁田は、そのまま机上パイルドライバーをお見舞い。最後は矢口と共にグロッキー状態のラーメンマンにダブル電流爆破バットを浴びせ勝利をおさめた。
試合後のマイクで大仁田は、「この年になってもこんなことやってます。だけど自分の好きなことができて幸せです。いつまでも夢を追いかけようぜ!」と叫び、「ポーゴのためにリングに上がってくれたラーメンマン、最高じゃ!」とリングにラーメンマンを呼び込み、会場中からラーメンコールが湧き上がった。
大会実行委員長を務め、会場近くでラーメンハウスを経営するラーメンマンは、「もともと市が、七夕祭をずっとやっていたんですが、3年前にコロナ禍で中止になってから、ずっと開催されなくて。再開するかと思ったら、予算が削られていました。それならば、地元有志でまたあの頃の盛り上がりを取り戻そう!と地元のみんなが集結してくれました。伊勢崎の七夕祭を、子どもからお年寄りまで楽しめるプロレスで開催できて、本当に嬉しいです!」と、満遍の笑みで語った。
試合後、大仁田は、「コロナがあって地域の祭やイベントが、そのままなくなってしまったところもあると聞きます。そんな中で、おらがまちを活気づけようと頑張った、本町の皆さんのパワーに感動した!」と話した。
さらに大仁田は、「ところで、伊勢崎の隣の高崎市は、だるまが有名なんだ。8月24日の俺のデビュー50周年記念大会の最前列特典に、『邪道夢叶だるまさん』を作ってもらった。願掛けて片目入れて、夢が叶ったら俺のところに持ってきてくれたら、目を入れるよ。いくつになっても、夢を追いかけようぜ。」と、8月24日(土)16:30〜富士通スタジアム川崎で開催される、自身のデビュー50周年記念大会「川崎伝説2024」のSSS席、SS席の非売品特典についても言及した。